願い
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#1 [我輩は匿名である] 09/09/24 20:23
この小説は私の願いです。
こうであって欲しいっていう願望です
もう過去の話しだけど
#62 [我輩は匿名である]
そんなとき僕の携帯が鳴った。
こんな時間に誰だろう？
チラッと画面を見ると
彼女だった。
また心臓が鳴った。
電話に出る事なく
携帯を閉まった僕に
｢出ないの？｣
と君が怪しんで言った。
:09/10/28 12:16 
:SH904i 
:☆☆☆
#63 [我輩は匿名である]
｢うん、大丈夫｣
この言葉が精一杯だった。
一気に現実に戻され
隣にいる君を見ると切なくて、気分がガタッと落ちた
｢彼女からだったんでしょ｣
君がぼそっと言った言葉が僕の胸を締め付けた。
:09/10/28 12:20 :SH904i :☆☆☆
#64 [我輩は匿名である]
｢うん…｣
｢仲直りしたの？｣
君は穏やかだった。
昨日の話しを君に全部した。
｢それで、彼女を許すの？
そしたら私とは終わりになっちゃうね｣
君は下を向いた。
僕は最低だ。
:09/10/28 12:23 :SH904i :☆☆☆
#65 [我輩は匿名である]
｢きっとどの選択を選んでも俺は後悔するんだと思う｣
｢うん｣
｢ごめんね｣
君を悩ませて
｢何で謝るの？
私ふられちゃうみたいじゃん！｣
君は笑って言った。
きっと精一杯の笑顔だったんだよね？
:09/10/28 12:29 :SH904i :☆☆☆
#66 [あい]
いーよいーよ〜
気になるよ〜
:09/10/28 22:54 :SO903i :☆☆☆
#67 [我輩は匿名である]
:09/10/29 22:49 :SH904i :☆☆☆
#68 [我輩は匿名である]
僕は彼女との事を君に全て話した。
今まで口にしたことのない出会いの話しや、
遠距離になったときの事､
彼女からの別れ話や
どれだけ尽くしてきたか。
君は頷きながら聞いていた。
:09/10/29 22:55 :SH904i :☆☆☆
#69 [我輩は匿名である]
君には知っていてほしくて言った。
僕が傷付いた事も全て
全て話し終えた後に
君は泣きそうな顔で言った。
｢私じゃ彼女の事は抜けないかもしれないけど、
絶対傷付けたりしないよ｣
まっすぐ僕を見た。
:09/10/29 23:01 :SH904i :☆☆☆
#70 [我輩は匿名である]
僕は本当に最低だ。
弱虫だ。
意気地無しだ。
｢たくさん考えて？
無理して答え出さなくていいよ。｣
下を向いた僕に君は優しく背中をさすった。
｢ごめんね｣
謝ることしかできなかった。
｢時間かかってもいいから｣
:09/10/29 23:07 :SH904i :☆☆☆
#71 [我輩は匿名である]
きっと君も怖かったんだろう。
僕の選ぶ人が彼女だったら
君は僕を失う。
少しでも、どんな形でも
側にいたい。
なかったことには出来ない
こんなに大好きなのに
１番じゃなくてもいい
都合のいい女でもいい
あなたが好き
そんなにも君を悩ませていたんだね…
:09/10/29 23:13 :SH904i :☆☆☆
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