今でもずっと…

俺に人を好きになる意味を教えてくれた。
今でもふと思い出してしまう。
君にもっと気持ちを伝えたかった。

僕の家族わ
両親が僕が小学校のときに離婚してそれからわ
母、姉、妹の４人。

いつからか両親が毎日喧嘩をしだした。
両親は二人で飲食店をしていたのでそのことでの喧嘩だった。
普通にどこの家庭でもある夫婦喧嘩だと思っていた。
でもまだ小さかった僕にわ喧嘩がすごく嫌だった。

そんな喧嘩が毎晩続くようになったある日
喧嘩の話題が変わった。
母「あの注射器わ何やねん」
父「しらんがな」

子供だった僕は家で注射器が見つかった意味がわからなかった。

母「警察行こかあ?」
父「何ゆうてんねん」
僕も父の変化に気付いていた。
そういえば最近父が死んだように寝たりするとこがあったりずっと起きてることがある。
何より父が異常に痩せているというよりやつれている。

毎晩の喧嘩はひどくなりある日父は働かなくなる。
そして金融会社から毎日電話がなるようになった。
そのたびに
父「いてない言え！」
とゆわれていた。
そしてこのころにわ父がｼｬﾌﾞをしていることに
家族みんな気付いていた。

ただ母もどこかでしてないと言う父を信じていたのだろうか警察にわ突き出さなかった。
しかし喧嘩は日に日にエスカレート。
母も気が狂ったような毎日浴びるように酒を飲み
アル中とｼｬﾌﾞ中の喧嘩がはじまる。

面倒臭い。
毎日そう思っていた。
そしてそんな喧嘩が続いたある日
小学校の友達に
「慶太のおとん薬してるん？」
いきなりのことでビックリした。
戸惑いすぎて何も言葉が見つからない。
何で知ってるんやろ。

よく考えると僕の住んでたマンションの並びに仲良くわなかった同級生の家がある。
喧嘩が聞こえとったみたい。
最悪や。
そしてその日からみんなの無視がはじまった。
意味わからんかった。
俺なんかしたん？
親がめちゃめちゃ嫌いになった。

そしてその無視わ半年程続いた。
それでも毎日学校にわ行った。
家にいてるよりシカトされてるほうがマシ。
そう思えるくらい家が最悪やった。