｢うちの事覚えてる??｣

｢ん〜...微妙に笑｣


２人が再開したのは
真夏のとても暑い日
でした...

〜♪♪


静かな部屋に着信音が
虚しく鳴り響く...

見てみると知らない
番号だった

｢...もしもし??｣

｢咲か!!?久しぶりだな!?｣

｢ん〜...誰??笑｣

｢覚えてる訳ねぇか?笑｣

妙にテンションが
高い電話相手

私わ誰だか分からない
相手に少しイライラしていた

｢覚えてない､誰??｣

｢佐々木だよさーさーき!!｣

《佐々木》

懐かしい昔の思い出が
頭をよぎった

まだ全然あの小さくて微かにしか覚えないけど
なんとなく思い出せる

｢けんちゃんパパ??｣

｢おー笑やっとだな｣

懐かしかった
昔住んでたビルの下に
住んでた人

小さい頃いつも遊んでくれてた人

何年も会ってなかった