また私の名前呼んで
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#1 [そら] 09/10/30 22:46

お前 と呼ぶ お前
強がりな2人だったね
けど、一度だけ……
『そら』そう呼んで
くれたね……最初で最後

#15 [そら]
客『ビールまだかよー』
私『すみません。すぐに
お持ちします。』
急いでビールをテーブル
に運ぼうとしたとき、
何かが私のお尻を触った
気がした

⏰:09/10/30 23:14 📱:P906i 🆔:VNij/hYk


#16 [そら]
一瞬 え? となったが
気のせいだと思い、気に
せずビールをテーブルに
運んだ。
客『注文したいんやけど』私『はい〜』
と急いで違うテーブルに
行こうとすると、また
お尻に何かがあたった。
おかしいと思い、振替え
ると50歳くらいの
サラリーマン集団が私を
みてニヤニヤしている

⏰:09/10/30 23:17 📱:P906i 🆔:VNij/hYk


#17 [そら]
正直居酒屋ではよく
あることだったから、
そんなに気にはしなかった。

⏰:09/10/30 23:18 📱:P906i 🆔:VNij/hYk


#18 [そら]
しかし、そのサラリーマン達はだんだんエスカレートしていき遂には私の胸
まで触るようになっていた。

いくら客だからとやって
いいことと悪いことが
あると思い、サラリーマン集団を睨み付けたが
まだこちらをみてニヤニヤしている。

⏰:09/10/30 23:20 📱:P906i 🆔:VNij/hYk


#19 [そら]
我慢の限界に達して、
何してんねん?あ?と
いいかけた私の前に…
優也がたっていた。

『お客様、当店は居酒屋
であり、女性の体を触る
などというサービスは
ありませんが?』
とサラリーマン集団に
言った。しかし、こいつらは卑怯なことにしらばっくれた

⏰:09/10/30 23:22 📱:P906i 🆔:VNij/hYk


#20 [そら]
あげくの果てには言いがかりをつけられたと言い出した。優也の後ろにいた私ももう限界の限界を越えてしまって、文句を言おうとした瞬間……

『ええ加減にせんかえ?
ええ歳して大人げないのう。スタッフに手を出すような、お客様を客と思ったことはないです。出ていけや。』と声をあらげて言う、優也の姿があった…

⏰:09/10/30 23:25 📱:P906i 🆔:VNij/hYk


#21 [そら]
店の中はシーンと静まり
かえった。
私も開いた口がとじなかった。
優也のあんな姿……
というか言葉を発した所
を見たことがなかった。

⏰:09/10/30 23:26 📱:P906i 🆔:VNij/hYk


#22 [そら]
サラリーマン達は、優也の気迫に負けて慌てて店から出ていった。

⏰:09/10/30 23:27 📱:P906i 🆔:VNij/hYk


#23 [そら]
我にかえった私は考えた。
ん?優也、私を助けてくれた?ん?なんでだ?
考えれば考えるほど訳が
わからなくなった。
けど一応お礼は言って
おこうと思い、持ち場
(フロアー)に帰ろうとする優也に『ありがと』と
いった。

⏰:09/10/30 23:29 📱:P906i 🆔:VNij/hYk


#24 [そら]
だが、無視された。
うん、やっぱり無愛想!
そう思った。けれど、
すこし優也を見直した。
何故かその後の時間も
ずっと優也を目でおいか
けている自分がいた…

⏰:09/10/30 23:30 📱:P906i 🆔:VNij/hYk


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