-光-

ねえ斗真？

あたしは真っ暗な
闇の中でｷﾐという
光を見つけたんだ。

闇の中で生きてきた
あたしには斗真は
眩しくていつも輝いてた。

あたしを闇から
救い出してくれて
ありがとう。

ずっと愛してます。

斗真と出会ったのは

そう、歌舞伎町だった。

迷子になってたあたしを
救ってくれたね？

斗真…もう戻れないの？
　

あたしは冨山のﾄﾞ田舎で育った。
夢はﾎｽﾃｽになること。

19になったあの日、あたしは
家を飛び出した。
家出だ。

友達の家を転々としていたが
やっぱり自分で稼がないと
いけないって気付いて
あたしは歌舞伎町に行った。
　

夜の世界、きらびやかな
世界だと思っていたのに
入ってみたらﾄﾞｽ黒くて
嫉妬や、妬み、裏切りに
まみれた世界だった。

あたしは幼すぎて
そのことを理解していなかった。
　

体入した店はどこも
あたしに合わなくて
色々と行ってみたが
居場所が見つからなかった。

先輩のいびり
ﾎﾞｰｲからのｾｸﾊﾗ
後輩だって意地汚い奴ばかり

こんな世界
もう辞めたいって思って
飛び出した。

飛び出したまでわ
よかったけど
そのころ住んでた
寮も出ないといけなかったので
あたしは住む場所も無くした。

誰でも良い

助けて。

そう想いながらさまよった。

あたしは生きていくため
仕方なく
そこらへんのおじさんと
援交した。
1日で7～8万軽く手に入る。
もちろん本番ﾅｼなんて
滅多にないけど。
それでもお金がないより
ましだった。

おじさん達は次もまた
会おうと行った。
あたしもその場のノリで
いいよ～とか言いながら
絶対に番号は教えなかった。

そんなこんなで
半年過ぎてた。

今思えば
援助だけで半年暮らせた
っていうのがすごい。

用事あるんで
書くの止めます。

すみませんでした。