そらがくれたもの

あたしを闇から
助けてくれて

ありがとう

あたしを愛してくれて

ありがとう

あたしに愛する事を
教えてくれて

ありがとう

あたしにたった一つの
宝物をくれて

ありがとう

そら？

ずっとずっと
愛してるからね？

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このお話わ
実話を元にした
小説です｡

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そのいつもの場所とは
丘の上の小さな公園

ベンチが一つに
ブランコと滑り台が
一つずつ

あたしわここから見る
空が大好きで
毎日きてる

唯一あたしが元気に
なれる場所だから

.

.

あたしが公園につくと
先に１人の男が
ベンチに座りながら
タバコを吸っていた

先客かあと思い
引き返そうとしたら

｢ねぇ!待って!｣

そう話し掛けられて
振り替えると

制服を着た
ソフトもひかんの
金のラインをした
頭の男だった

顔わ可愛いって感じ

まあどうでもいいやと
思いなんですか？と
答えた

.

.

｢あのさ…いきなりで悪いんだけど友達になってくんない？｣

その男わそう言い
あたしのすぐまん前に
近寄ってきた

とりあえず背が
とても高いようで
あたしわその男を
見上げた

｢お前ちっちぇーな(笑)｣

そう言いあたしの
頭をぽんぽんっと
してすっごい笑顔で
笑いかけてきた

.

あたしわお前と
ゆわれた事に
何故かむかついた

｢お前ぢゃない…｣

男に聞こえるか
聞こえないかくらいの
声で知らずにそう口に
出していた

｢えっ？｣

男はあたしの顔を
覗き込むように
見てきた

｢お前って名前ぢゃないよ!莉奈だもん｣

あたしわいらっとして
気付いたらそう男に
怒鳴り付けていた

.

男わびっくりした顔を
したかと思えば
いきなり笑いだした

あたしわもっといらっと
して違う場所に移動
しようとしたら
男に腕を掴まれた

ズキッ

さっきあの女に
ぶっ飛ばされた所を
掴まれ痛みで顔が
歪んでしまった

.

.

｢いてーのか？ごめんな？｣
男わ申し訳なさそうに
心配した顔でそう
言ってきた

.
｢へーき｡｣

｢つか莉奈って何でそんなボコボコなの？誰にやられたんだ？｣

別に関係ないぢゃん
初めて会ったやつに
そんなことまで
ゆう必要あんのかな。

少し怒った顔つきの
男を通り抜けあたしわ
ベンチにすわった。

.

.

男もあたしの横に座り
タバコを吸いはじめた

普通タバコ吸うときって
タバコ平気か
聞くよね。
常識ないやつ
まっいーか｡