ホス彼

>>9さん
ありがとうございます!!
今から出かけるので
更新できませんが
また見てください★

更新します

酔ってるため,文章めちゃくちゃだったらごめんなさい

>>8 続き

あたしはその内愛想笑いにも疲れ、1人でお酒を飲んでいた。

瑞希はベロベロになってホストといちゃついてるし…

"帰りたいなぁ…"

そう思って、ふと隣を見ると1人のホストがグラスを持ったまま、ボーッとカラオケのモニターを見つめていた。

特に自分から話を振ってくるわけでもなく、テーブルのほうを向くわけでもなく、本当にボーッとしているだけだった。

その時、あたしのグラスが空いた。

でもモニターの彼は気づかない。

普通、グラスが空になれば、ホストがお酒を作ってくれるはず。

ホスト初体験のあたしでも分かったことだったのに…

仕方なく、自分でお酒を作ろうと思ってボトルを手に取った。

すると、そのボトルを誰かの手が横取りしていった。

｢俺作りますよ♪｣

視線をあげると、さっきまで瑞希といちゃついていたNO.1ホストの輝(ひかる、仮名)だった。

｢どうも｣

そっけなく輝にお礼を言い、またモニターを見つめるホストに視線を移す。

まだ彼はモニターを見つめていた(笑)

"なんだこいつ…
使えねぇホストだな。"

申し訳ないけど、そう思ってしまった。

その内あたしはトイレに行きたくなり席を外した。

用を足してトイレのドアを開けると、誰かがおしぼりを持って待っている…

"あっ!!さっきのモニターの人だ!!"

｢どうぞ｣

｢あ、ありがとうございます!!｣

初めて目を見て話したもんだから、変に緊張してどもってしまった(笑)

その時初めて彼の顔をみた。

DAIGOに似ていてヒョロい印象だった。

ガッチリ系で少し強面の人がタイプのあたしはカッコいいともなんとも思わなかったんだ。

この時は…

それからしばらくして帰ることに。

お会計を済ませて帰り支度をしていると、さっきのモニターの彼から１枚名刺をもらった。

｢これに連絡先書いてあるから、よかったら連絡してね。｣

｢あ、はい。｣

『和人　090-ＯＯＯＯ-…』

"和人くんっていうんだ…"

それが彼との出会いだった─…。

初ホストを体験した数日後…

また先輩からホストの誘いがあった。

あたしは少し行きたくないと思ったが、飲みたかったし先輩のおごりだったからまた瑞希と一緒に先輩についていった。