空

　空ってすごい｡

　色んな空があって
　色んな色がある｡

　そんな空が
　教えてくれた事＊ﾟ

　中学２年生の夏｡

　大好きだった人に
　ふられて泣いた｡

　その時私はなんとなく
　ほんとになんとなく
　頭を上に向けてみた｡

　すると大きくて
　綺麗な空が目に映った

　涙でよく見えなくて
　涙をふいてもぉ一度
　空を見た｡

　それはあまりにも
　美しくて私は
　泣いてた自分が
　恥かしくなった｡

　そして３年が経った

　高校２年生になり
　私は２回目の恋をした

　同じクラスの
　山谷神司君｡(しんじ)

　私は高校生に
　なってからも
　ずっと空を見ていた

　そんな時に山谷君が
　｢俺も空好きだよ｡｣
　って声をかけてくれて
　私はその言葉が
　嘘だったとしても
　嬉しかったー〃〃

　昔好きだった人も
　そぉ言う優しい人で
　ふと昔の事を思い出し
　山谷君の前で泣いた｡

　恥ずかしさなんて
　その時はなかった｡

　山谷君は何も言わずに
　空を見ていた｡

　山谷君は
　｢空ってすごいよね｡
　辛いことがあった時
　空を見ると元気がでる｣
　っと私の方を見て
　にこっと微笑んだ｡

　私は涙をふいて
　空を見上げた｡
　あの３年前の
　ふられた日と同じ
　夕日だった＊.･ﾟ

　―――――｢好き｡｣

　山谷君はそぉ言った｡

　っえ？〃どぉ言う事？
　何？空が好きなの？
　それとも｡―――――

　｢私帰るね｡ごめんね
　泣いたりして｡｣

　私は下手くそな笑顔で
　手をふった｡

　山谷君が私の手を
　引っ張り抱き寄せた｡

　山谷君は力いっぱい
　私に抱きついてきた〃

　｢なんで俺に何にも
　相談してこねーんだよ｣

　えっ？怒ってる？

　｢何で泣いてたんだよ｣

　山谷君…？〃

　｢ごめんね…＊｣