ダンボール彼女
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#1 [蘭◆Ran..xl0jU] 10/01/14 10:04
ホストが女子高生を拾ったそんな話、でも俺は彼女を幸せに出来ないんだ。


またダンボールに入れてあげなきゃならなかった

ごめんね ゆず。

#18 [我輩は匿名である]
あげ!

⏰:10/01/14 11:09 📱:PC 🆔:☆☆☆


#19 [蘭◆Ran..xl0jU]
>>18
ありがとうございます

⏰:10/01/14 14:24 📱:F906i 🆔:LXxkwwXc


#20 [蘭◆Ran..xl0jU]
「やっぱりすごいー歌舞伎町ってーイメージ通りだったよぉ!」


そう言って俺にとっちゃ見慣れたネオンを食べちゃうみたいに窓にへばりついて見るゆず。


「地元ここじゃないんだな、どっから来たん?」


「う〜ん、分かんないぐらい遠くからだよ〜へへ」

「親は?」


「死んじゃったよー」


「へ?そうか・・・・・」

「・・・・・・・うん」


そんなとき、店の前に車が止まった


助かったー

どうしようも無かった空気は車が止まると同時に一瞬にして消えていった

⏰:10/01/14 14:30 📱:F906i 🆔:LXxkwwXc


#21 [蘭◆Ran..xl0jU]
「じゃー…裏からしか入れないからここ細いけど来て?」

「うん」


急に緊張なのか静かになったゆずは俺の後ろを静かにトボトボと付いて来た


ゴミ箱をよけて積み重なったダンボールをよけて・・・・・・・


重い茶色の扉ゆっくり引いて薄暗い廊下に電気を付けた

⏰:10/01/15 08:34 📱:F906i 🆔:eYl1KIs6


#22 [蘭◆Ran..xl0jU]
「こんな風になってるんだ〜・・・へえ〜」

やっと発した言葉だった


「初めて見るか?笑まあそりゃそうかホストクラブなんてな〜」


「あはは〜まあ普通に生活してたら縁が無いよね〜」


そんな会話をしたあとプレイヤーが揃う控え室に足を向かわせた

⏰:10/01/15 08:44 📱:F906i 🆔:eYl1KIs6


#23 [蘭◆Ran..xl0jU]
ゆずは俺の後ろに被るようにしてぴったりと・・・・

「うーす、おはよー」


「あ、はよーてかお前そりゃないわー!笑。」


同期の仁の何気ない一言。

⏰:10/01/15 08:45 📱:F906i 🆔:eYl1KIs6


#24 [蘭◆Ran..xl0jU]
「ん?なにが?」

「夢見るホストクラブにリアカノですか〜?笑」

「あー笑そんなんじゃないけど、ちょっと知り合い今日ここに居させるから」


「彼女じゃねーの?!マジで?じゃ俺貰ってい?」


「それはムーリリームー」

「ケチ!やばいねすげー可愛いね、どこの店の子?」



俺と同じ質問をする仁

⏰:10/01/15 08:49 📱:F906i 🆔:eYl1KIs6


#25 [蘭◆Ran..xl0jU]
「高校生ですっ☆」

俺の時と同じテンションで答えるゆず、もちろん仁の反応は俺と一緒。


「はあ?うそでしょ?!」
「蘭さんマジっすか?!」「可愛い過ぎじゃね?!」


控え室に居た後輩やらが一気にざわついていた


どうやらみんなどっかの店の子だと思って居たみたいだ。

⏰:10/01/15 08:58 📱:F906i 🆔:eYl1KIs6


#26 [我輩は匿名である]
あげ!

⏰:10/01/15 10:17 📱:PC 🆔:☆☆☆


#27 [¨]
あげ!

⏰:10/01/20 19:02 📱:W61K 🆔:.68SA1oI


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