君の写真

あなたはもう
わたしのことなんて
思ってないでしょ？

わたしもこれで
あなたのことを考えるのはもうやめます

18の頃に出会った
わたしの人生で
一番大きな恋

好きだけど

東京から田舎に行った時も東京に彼氏がいて
遠距離は難しくて
うまくいかなかったから
今回も田舎から東京に戻ってきっと遠距離でうまくいかないだろう

って踏んでたし
彼にも遠距離は厳しいよ
って言ってた

案の定遠距離というのは
難しくて彼とはギクシャクしていました

そんな状況でも
時は止まらず
私は夢への一歩を踏み出した

18歳の４月７日
専門学校の入学式

友達も少しできて
不安と期待がいっぱい

入学式の夜も彼と
電話で言い合いになった

入学して初日をむかえた
私のクラスは29人で
少数クラスだった

みんな説明とか聞いて
学校終わったけど
その日の放課後に
クラスほぼ全員で
近くの大きい公園に集まって
花見という名の親睦会をやった

みんな自己紹介した
美容だから男は少なく
８人しかいなかった

みんな外見から個性的で
今まで関わったことの
ないような人たちばかりだった

その中でも一番にぎやかで中心で盛り上げてたのがﾖｳｼﾞだった

最初みたﾖｳｼﾞの印象は

……ｶﾗﾌﾙだな!!
ﾁｶﾁｶする

的な感じｗ

服はｶﾗﾌﾙで
裏原なのかそんな感じで
髪の毛は赤ﾒｯｼｭ入ってるし

ﾙｯｸｽ的にも背低いし
顔もｲｹﾒﾝではないし
別にﾀｲﾌﾟじゃないなー

でも可愛い顔だとは思った

むしろ他の何人かは
ｲｹﾒﾝとかいるし
だからﾖｳｼﾞに対して
ﾊﾟｧｰヾ(´ー`)ﾉｷﾗｷﾗ
ってならなかったｗ
ｲｹﾒﾝにも別にｷﾗｷﾗならないけどね？←

ﾖｳｼﾞはトリで自己紹介を締めた

えーっとﾖｳｼﾞです
神奈川の実家から通います
えーあだ名とかは
なんでもいいです
ﾒｶﾞﾈとかなんでも
なんとでも呼んでください

ﾖｳｼﾞは本当に卒業するまで
ﾒｶﾞﾈと呼ばれ続けたｗ
(黒縁眼鏡が似合いすぎてるからｗ)

私は目立つような感じじゃないからﾖｳｼﾞは私のことを覚えてないと思った

実際そのあとﾖｳｼﾞは私に
きみ名前がわからないって言ってたしｗ