sex and･･

(R18)

ほぼ実話で書いていきます(^^)

初めてなので
読みづらい点など
あるかと思いますが
共感して頂ける方が
いると嬉しいです..*

　
初めてのセックスは
血もでなければ
気持ちよくもなかった。

ただ下から、
動き続ける彼を
見ていただけ。

彼は２日に一回は
うちへやって来て

欲望をはき出しては
ネクタイを締めて
奥さんのもとへ
帰って行った。

.

　
彼のセックスは毎回
おんなじだった。

キスをして
胸を舐め、
私の足の間に顔を
うずめる。

私にも彼のものを
舐めさせ、
興奮したように
挿れてくる。

ずっと同じリズムで
動いて、じき果てる。

.

　
これじゃあ
穴を貸し出し
しているだけだ。

ある時やっと気がついて
別れを告げた。

彼は泣いていた。

なぜか分からなかった。

彼のセックスに愛を
感じた事なんて
なかったのに。

.

　
一度経験したら
大したことないもの
なんだと思った。

嫌悪感は消えなかったけど

恐怖感はなくなった。

　
｢マナちゃんちに
行きたいな♪｣

クラブで
連絡先を交換した
彼と初めて食事に
行った夜。

特に躊躇もせず
彼を家に入れた。

彼の目的どおりのセックス。

.

　
彼とのセックスも
前とさほど
変わらなかった。

男の人はみんな
同じ順序で
やっていくのかと
思ったくらい。

違ったのは
｢口の中に出したい｣
って言われたこと。

.

　
特にためらいはなかった。

でも経験の浅い私に
彼を口でイかせることは
できなくて、

結局また後ろから
挿れられて
背中に出された。

.

　
事が終わって
彼はベッドに座ったまま
タバコを吸いはじめた。

｢なんかさ…｣
彼が口を開いた。

｢順番おかしいけど
俺こういうの嫌
なんだよね。ちゃんと
したいっていうか…｣

思わぬ言葉だった。

.

　
｢マナちゃんがいいなら
ちゃんと付き合い
たいんだけど。｣

純粋に嬉しかった。
今夜でもう
会うのも終わりだと
思っていたから。

｢俺のこと…すき？｣

｢うん、…すき。｣

正確には今の言葉を
聞いてから惹かれた。

セックスだけじゃ
なかった。
それが嬉しくて。

｢じゃあよろしくね｡｣

｡

　
｢もう一回したい…
…やりすぎ？(笑)｣
タバコを消して
キスをしてきた。

さっきとは全然
気分が違った。
｢いいよ…｣

やっぱりまだまだ
気持ちいいとは
思えなかったけど
幸せだった。

.