〜パニック障害〜
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#22 [あや]
私は会社へ行く事の恐怖を
感じた。
何で汗が出るの?
眩暈は何?
動悸は何?
何かの病気?
私は、会社を休み
病院へ行き人間ドッグ並の
検査を受けた。
結果―異常なし。
両親に相談したが、
たまたまでしょって
流された。
だから言われるまま
私もそう思った。
:10/04/07 08:53 :SH904i :BDdoniDQ
#23 [あや]
でも、体調は変わらなかった。
手の奮えまで起こり出した…
と
同時に会社への不満、
上司からのストレスに
耐え切れず
会社を辞めた。
:10/04/07 08:57 :SH904i :BDdoniDQ
#24 [あや]
疲れきった私は、一週間ほど、誰とも連絡をとらず体を休めていた。
電話が鳴った。
雑貨屋の店長だった。
私が辞めたのを知らず、店に来て辞めた事を誰かに聞いたらしく電話してきた。
『あや、席はあけておくからね。いつでも帰っておいで』
:10/04/07 09:01 :SH904i :BDdoniDQ
#25 [あや]
店長の言葉に甘えて、
私はまた雑貨屋に戻った。
みんなが温かく迎えてくれて
嬉しかった。
何故か、調子は回復していた。
あっという間に、半年が過ぎていた。
:10/04/07 09:04 :SH904i :BDdoniDQ
#26 [あや]
【そうここから私の人生はゆっくりと変わっていく事になる】
店長とは、店の中だけではなく友達のようになっていた。
舞子(店長)は、九州から転勤でやってきて仕事が出来る頼れる人。歳は二つ上。
お互い彼氏もいないから、仕事が終わったら、舞子の家に行き、そんな生活を繰り返していた。
:10/04/07 09:12 :SH904i :BDdoniDQ
#27 [あや]
そんな平凡な日々の中、
舞子が、
『あやヤベェ…』
と仕事中なのに、
血相を変えてとんできた。
『どうした?』
と言われるがままパソコンの前まで手を引かれ……
見ると、店の売上が先月に比べかなり落ちていた。
:10/04/07 09:22 :SH904i :BDdoniDQ
#28 [あや]
二人で帰宅し、解決策を練っていた。
季節は夏。
『もっと夏らしい店にしよう!』いても立ってもいられない二人は、営業が終わった店を開け、店内を総入れ替えした。
水着、タオル、浮きわ、ビーチサンダル、BBQセット。BGMは、もちろんレゲエ
『海に生きたくなる店』
に早変わり(^O^)
終わる頃には、朝になっていた。
:10/04/07 09:31 :SH904i :BDdoniDQ
#29 [あや]
舞子『だめーマジ疲れた(笑)』あや『同じく!でも、絶対いける!!』
次の日、
待ってましたとばかりに、客が押し寄せた。平日の夜というのに閉店までに店の中のはお客さんの嵐。メインに出した商品はほぼなくなっていた。
売上はまたたくまに、トップに踊り出た。
:10/04/07 09:38 :SH904i :BDdoniDQ
#30 [あや]
『これで行こう
』
二人は大はしゃぎした。
帰宅して、舞子が安心と余裕があったからか
『あーっ!彼氏欲しい!』
『わかるー(笑)』
お互い一年半以上、色濃い沙汰がなく、半分?仕事で女をすてていた(笑)
:10/04/07 09:43 :SH904i :BDdoniDQ
#31 [あや]
盛り上がったと思ったら、
『でも、ウチ男見る目ないし、毎回変な男ばっかり好きになるんよなぁ-』
舞子が愚痴ったのに、続き
『あたしも
微妙に男を心から信じれん』
………………………………
:10/04/07 09:50 :SH904i :BDdoniDQ
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