〜パニック障害〜
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#100 [我輩は匿名である]


⏰:10/04/27 11:04 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#101 [あ]
書けるなら書いて欲しいです。体調を優先しながらお願いします

⏰:10/05/02 15:19 📱:SH906i 🆔:CQk8LOYM


#102 [Anna]
あ←さん
コメントありがとうございます。
久しぶりに更新します!

⏰:10/05/02 22:05 📱:SH904i 🆔:kqBV694I


#103 [Anna]
『先生…あたしは、記憶もまだ治っていません。パニック障害っていわれても…』

私は、何が何だか分からなかった………
でも、母が泣いている事が現実に私の体に異変が起こる事や、先生の説明に嘘偽りがないと悟った。

⏰:10/05/02 22:10 📱:SH904i 🆔:kqBV694I


#104 [Anna]
その日は、入院せず帰宅した。
大量の薬をお土産のように持って……
デパス、ワイパックス、ソラナックス、パキシル、セパゾン、ジェイゾロフト……

『お母さん、こんなに飲んだらお腹いっぱいになりそう……』

『そうやね。でも、母さんも力になるから頑張って治そうネ』

そんな会話をしながら、夕食を食べ薬を飲み吸い込まれるように眠った。

⏰:10/05/02 22:20 📱:SH904i 🆔:kqBV694I


#105 [Anna]
薬を飲み始めてから、変な発作みたいなのがなくなった。
でも…眠気が強く、お風呂に入る事も苦痛なほど眠気に襲われたが、原因は副作用だった。

一ヶ月もすれば、体は随分回復していて私は本来の私に戻るくらい元気になっていた。

⏰:10/05/02 22:26 📱:SH904i 🆔:kqBV694I


#106 [Anna]
休日、

『あや、久しぶりに外出しない?先生からも許可が出てるから。』
『まぢ?行きたいなぁ』

『よし、行こう』

父が私の為に、日帰りで温泉に行こうと予定していたみたいだった。
ワクワクして、久しぶりのメイクをして髪の毛も巻いて、お洒落をして出かけた。

⏰:10/05/02 22:31 📱:SH904i 🆔:kqBV694I


#107 [Anna]
予約していた温泉は海が見える綺麗なホテルだった。しかも貸し切り(笑)

今思えば人込みを避けるためにホテルを丸ごと貸し切りにしてくれてた。

『父さんやるなぁ(笑)』
『当たり前じゃ。お前が頑張ってるご褒美。今日は楽しもう』

父と兄、まさきと別れ、母と女風呂に入った。

⏰:10/05/02 22:37 📱:SH904i 🆔:kqBV694I


#108 [*]
久しぶりです!
*です(●^o^●)
覚えてもらえていたら嬉しいです☆
携帯今サイトに繋げない状態なので、PCから書いてます♪

更新頑張ってください!
ゆっくりでいいいので、まってます◎
完結するまで、ちゃんと読みます!
最後まで応援させてもらいます(^^)/
勝手なこと言ってすみません;;

⏰:10/05/30 03:40 📱:PC 🆔:Rgh9P6ls


#109 [我輩は匿名である]
自分が前付き合っていた人もパニック障害や鬱をもっていました。
毎日沢山の薬と激しい眠気と闘って仕事を頑張っていた姿を思い出しました。

主さんもすごく辛くて苦しかったと思いますが、最後まで読みたいので体調が良い日には更新待っています。
無理せず焦らず、ゆっくり治していってください。

⏰:10/06/01 21:03 📱:F01B 🆔:9aA96zOk


#110 [あや]
*さん→匿名さん
長い間放置ですいません。

体調が悪く更新できませんでした。
しかも名前が途中変わってて失礼しました。

更新します。

⏰:10/06/04 14:58 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#111 [あや]
『すごいなぁ〜♪』
かなり大きい大浴場。
私は、はしゃいで泳いだ。

母も私を見て、
笑いながら、二人で
バシャバシャ泳いだ。

その後、
露天風呂に入った。

⏰:10/06/04 15:03 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#112 [あや]
露天風呂で母は、
私に語り始めた。

『あや、あんたには今まで、辛い想いをさせてしまったね。
病気の事、、、記憶の事…聞きたいでしょ?』

『えっ?』
私はビックリした。
体調が良くなっても
失った記憶を気にしてたのが母には伝わっていた。

⏰:10/06/04 15:08 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#113 [あや]
『今日、全部話すつもりでいるからね。それで、あやが辛くなっても、家族みんなで守るから…
さぁ、あがって食事しよう』


みんなと合流して、すごい豪華な料理を食べ夜になった。
そろそろだなって分かった。

だから、
『みんなありがとうね。綾何があっても負けないから。』
って、一服をしながら、家族に頭を下げた。

⏰:10/06/04 15:16 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#114 [あや]
『綾、そろそろ話をしよう』

と言うと、父は部屋からどこかに消えた。

『??』

父は、誰かを連れて来た…
すぐに分かった。
相手は、家の玄関にいた男性。

⏰:10/06/04 15:22 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#115 [あや]
『あや…久しぶり。』

『?…あなたは、前に玄関で私の名前を叫んでた人ですよね?』

『●●●●です。覚えてる訳ないけど、俺も綾の失った記憶の中の一人だから。』

そうすると、母が鞄からアルバムを出し私に渡した。

⏰:10/06/04 15:27 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#116 [あや]
アルバムをめくると、
私と目の前の彼が、
仲良く写っている写真がたくさんあった。

『私とあなたは付き合ってたんですね?』

『そうだよ…』
彼は、目に涙をためながら私を見ていた。

⏰:10/06/04 15:31 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#117 [あや]
そして…
母がもう一枚のアルバムを出した。

『………………………………………………………………………………………まいこ……』

私は激しい頭の痛みと共に記憶が戻った。

⏰:10/06/04 15:35 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#118 [あや]
『私と舞子は、友達だった…でも、彼氏からの暴力、薬、…自殺…………』

私は座り込んでボロボロ涙を流していた。

『そして、K君、あなたは私の大事な彼氏。でも、舞子に最悪な男を紹介したひとですね……』

全て鮮明に思い出した。

⏰:10/06/04 15:44 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#119 [あや]
『舞子…舞子………まいこぉ〜』
私は、大泣きした。
そして、彼に近寄り、胸をつかみ
『返して!あたしの舞子を返して!あんたの友達のせいで舞子は………舞子は死んだ。なんで?何で舞子は死ななきゃいけなかったんよ!あんたになんか出会わなきゃよかった!!舞子!舞子!舞子!』

⏰:10/06/04 15:50 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#120 [あや]
狂ったように、泣き叫んだ。

母が私を強く強く抱きしめた。
その場にいたみんな泣いていた。もちろん、彼も………

⏰:10/06/04 15:53 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#121 [あや]
母の腕から抜け出し、
彼に近寄り、

『あの男は?!ここに連れて来いや!!あたしが殺してやる!』

『あいつは死んだんだ…舞子ちゃんが亡くなり警察に捕まり、牢屋の中で舌をかんで死んだ…』

『いやーーーーーー』

私は、発作を起こし、気を失った。

⏰:10/06/04 16:00 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#122 [あや]
意識が戻った時…
すぐに私は泣いた。

母が傍にいて私を抱きしめた。

『あや、辛かったね。よく頑張ったね。泣きなさい。あんたは、記憶をなくすほど、辛かったんだから……………でもね、K君責任を感じて毎日のように、あんたに会いにきたり、父さんに殴られても、あんたに会いに来てたんだよ。彼も充分苦しんだ。時間がかかってもいい。彼を許してあげよう。』

⏰:10/06/04 16:08 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#123 [あや]
そういって、束になった手紙を私に渡した。

それは、彼からの手紙だった。

『守ってやれなくてごめん』
『全部俺が悪い』
『俺はあやを愛してる』
『傍にいたい』
『ごめん』

そんな内容の手紙ばかりだった。私が記憶を無くした日から、
毎日欠かさず書いた手紙の束だった。

⏰:10/06/04 16:15 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#124 [あや]
『母さん、あたしは、彼に謝らないといけないね。彼はどこにいる?』

『302号室にいるよ。一人で大丈夫?』

わたしは頷き、手紙の束を持ち彼の部屋に向かった。

⏰:10/06/04 16:19 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#125 [あや]
彼の部屋のチャイムを鳴らし、
彼の部屋に入った。

『…………………』
彼は泣いていた。

『Kごめんね。今まで辛かったよね?あたし、楽しかった事も辛い事も、ゆっくり想い出にするから……だから、Kももう苦しむのをやめよう?充分お互い苦しんだんだから、お互い幸せにならなきゃ』

彼は
私を抱きしめた。

⏰:10/06/04 16:27 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#126 [あや]
懐かしい匂いがした…

『あや、俺はお前と一緒にこれからもいたい。』

『……………』
『ごめん。あたしは、Kといたら、舞子の事想い出にできないし、きっと…自分の為にもKのためにも良くない。だから、お互い違う道を探して幸せになろう。』

泣いていた彼を私が逆に抱きしめた。

『今までありがとう。さようなら。』

⏰:10/06/04 16:35 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#127 [あや]
彼を残し部屋を出た。

部屋に帰るとみんなが待っていてくれた。

『父さん、母さん、兄ちゃん、まさき、ありがとう。いっぱいA心配かけてごめんね。でも、綾、現実を受け止めて、これからも病気と闘うし、舞子の分まで幸せになるから…。』

⏰:10/06/04 16:43 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#128 [あや]
『お礼は、いらんよ。家族なんやから、当たり前の事やけんな。みんなで頑張っていこう』


……END……………

⏰:10/06/04 16:45 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#129 [あや]
★あとがき★

長い事かかりましたが、完結できました。応援して下さった方ありがとうございました。

私は、今でもパニック障害を抱え毎日、上がったり下がったりの日々を過ごしています。
でも、完治を目指して、これからも頑張っていきます。
そして、私のように病気がある人、決して負けないで下さい。

病気じゃないけど、読んで下さった方や、周りに心に傷を抱えている人がいる人は、力になってあげてください。

人は独りじゃ生きていけません。この小説を通じて、みなさんに何か伝わるものがあると嬉しく思います。

下手な文章で読みづらい所もあったと思いますが、最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。

あや

⏰:10/06/04 16:59 📱:SH904i 🆔:WLu376fc


#130 [*]
あやさん、お疲れさまでした!
この小説で勇気等をもらったこともあります…
とても感動しました(;_;)
ありがとうございました…!

⏰:10/06/04 21:53 📱:PC 🆔:☆☆☆


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