高校２年の終わりから夜の世界に浸った俺でも去年２２歳で足を洗って就職しました｡
一年経ってもバイト扱いで､給料もすげー少ないしホントダメ男｡
けど､いつまでも莉央さんが言う世間知らずのホストじゃ嫌だから､俺そう言う事言われるのすげー腹立つし､でも俺たぶん莉央さん好きだから絶対好きにさせるから｡

昔､通りすがりに見下した目で俺を見たサラリーマンに俺はもう一度会って見たい､そして聞きたい今の俺はあなたにどう映りますか？


今すれ違ったら俺をどんな目で見ますか？

誤字脱字は勘弁して下さい､俺もなんとなくで書くんでなんとなく話繋げて暇つぶしに読んで下さい(´ω｀)

｢なあ俺､就職するから｣

｢ふ〜ん････で？何故そんな嘘付く？｣


｢いや嘘じゃねえから笑｣

｢じゃあなに､冗談？｣

｢いや､冗談でもねえ｣

｢じゃあなんだよお前､酔っ払いの寝言か？｣


｢そりゃ酔っては居るけど寝言じゃねーしこれはホント､てかさ俺もうここに席置いて５年だろ？｣

｢ああ､もう５年････だわな？お前もいつの間にか中堅だよな笑｣


｢うん､て言うかさ２２にして中堅って俺の人生どんなんだって話しだろ？｣

｢そりゃ腐れ人生だろ｣

｢その通り､でもだからこそ今何かしたいんだよ｣

｢何かって？それが就職だって言いたいわけ？｣

｢つうかさ､俺どうせ体もボロボロでもう限界､ドクターストップ････もう２年前にかけられてるからさ笑｣

｢肝臓か｣

｢うん､だから休憩の意味も込めて辞めさせてよ｣

｢･････給料が不満？｣

｢違うって｣

｢･･･････そうか､お前が決めたって事はもう変わらねんだろ？気持ち｣

｢うん｣

｢････じゃあ３月いっぱい分は給料出すから居てくれよ｣

｢分かってるよ店には出るから４月からは俺の夢押してくれよ､悪いけど｣
｢分かった｣

いつの間にか待機室の壁にかかる時計の針が"AM2:00"を指していて､｢んだーよもう２時かよ｣気付いた瞬間に一気に疲れが出た｡

それから次に襲って来るのが相当強烈な眠気で､ぼんやりとする視界にめまいがして気持ちが悪かった､それプラス今の今まで浴びるように体に注ぎ込んだ酒が体中を蝕んでいる気がしてならなかった｡