16〜17の1年間鳶職をやり

18から金融屋となった。

ミナミの帝王に憧れて金融デビュー

若干5年で社長に。

出来事は実話ですが、話しの内容などは少し変えて書きます

よかったら見てください。

―色々親方との問題があり

鳶をやめてから1ヶ月プー太郎生活

金がなければ遊びにも行けない

つまらない人生。

ある先輩との出会いによって

変わっていく事になる―

俺の名前は 桜井 涼人

髪は短髪のミルクティーカラー

髭を生やし、世間でいうオラオラ系というやつだ(自称)

ルックスには自信があった

いっそうの事ホストやって有名になろうかなって思ったりもした(笑)

まっホストだってルックスだけじゃ伸し上がれない

昔は何事にも考えが甘かった
―――――――――――――――
いつも通り友達と町に繰り出し
ナンパナンパナンパ(笑)

｢お疲れー！ねーいま暇？遊ばない？ちょっとお茶しない？(笑)｣
このﾞお茶しないﾞが結構ウケるんです

｢えーまっ暇だからいーよ！てか髪よれてるし｣

(そんなのどうでもいいです。)

｢とりあえずカラオケでも行くか！｣

まぁいつもながらの展開で暇つぶし相手という感じだ

｢毎日毎日ほんとつまんねーな！なー？ゆうき！｣

ゆうき
昔からのツレ
こいつは根っからの悪…。

だなーてかそろそろ仕事したくね？

｢したいけど何がしたいとか分からねーし｣

あれでいいじゃん！金融！
お前ミナミの帝王好きでなりたい言ってたし！(笑)

｢あーね。まぁテレビの世界と現実は違うっしょ！てかとりあえず今日は帰るわな！じゃ！｣

おー！お疲れー！

気になる

――次の朝

暇すぎてボーッとしてたとこに
電話が鳴った

ﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞｰ

ったく誰だよ

｢もしもしお疲れっす｣

電話の相手は他元の先輩の武井君
武井君｢おう！久しぶりだな。お前仕事してんの？｣

｢いやーしてないっすけど、なんかありました？｣

武井君｢いや俺いま先輩んとこの金融やってんだけどな、やりたい奴いねーかな？｣

おいおい！昨日金融の話したばっかなのに奇遇だな(笑)

｢あー金融すか。どのくらい稼げるんすか？｣

武井君｢まぁお前の頑張り次第だな！とりあえず事務所来てみっか？先輩に会わしてやるよ｣

｢あ、はい！じゃ行きます｣

武井｢夕方くらいに迎え行くから連絡するわ｣

｢了解っす！｣
と、電話を切った

ぶっちゃけそんなやりたくはなかったけど、話だけでも聞いてみようかな？って軽い気持ちで行った俺がバカだった！

夕方になり武井君から連絡きて
10分後に家のした来いと言われ

家のしたで待ってたら前から
いかつい車参上ー！(笑)

武井君｢お疲れ！乗れ｣

｢はい！失礼します｣

武井君｢いい車だろ？金融やってれやこんな車も乗れんだぜ？｣

｢いっすねー！とりあえず免許っすね｣

武井君｢免許代だって金融で頑張って働いて貯めればいいじゃん｣
｢いやー…苦笑｣

武井君｢なんだよ！｣
と、ちょいキレ気味に…

タイミングよく事務所ついて話は流れた

武井君｢よし、来い！｣

｢はい！｣

武井君｢りょう君お疲れっす！さっき言ってた後輩連れてきました｣

りょう君とは武井君の先輩かつ金融の社長だ

社長｢おう！俺の部屋来るように言っとけ。お前は取り立て行ってこい｣

武井君｢あっ、はい！｣

武井君｢涼人！社長の部屋はいって挨拶して来い！俺は仕事だからよ。くれぐれも失礼のないようにな｣

｢わかりました…！｣

一人じゃ心細いな
まぁ勇気を振り絞りドアをノックした

入れ！とドスの効いた声にちょいびびりながらも

｢失礼します！！あっ、自分武井君の後輩の涼人です。今日…からよろしくお願いします｣

今日からっておい！
なにヤル気満々なんだよ俺(笑)
緊張してわけわからん事言ってしまったー

社長｢だいたい話は聞いてるわ。ヤル気はあんだろーな？飛んだりしたらタダじゃ済まねーぞ？武井にもケツ回すからな？これだけは最初に言っとく｣

え、もう俺やる前提？
もしや武井君が言ったのか…

｢あ、はい。飛んだりはしないっす！でもとりあえず武井君から今日は話だけ聞くって事でここに来たんすけど…｣

社長｢あ？やりたいって少しでも気持ちがあっから話聞きに来たんだろ？少しでもあんならちゃんとやってみろ！武井の顔もあんだぞ？｣

うわ、断れない雰囲気じゃん…

｢そうっすね！じゃ頑張ってみます｣

軽い感じで金融の世界にはいってしまった

社長｢おう！頑張ってくれよ
まぁ軽いシステム教えるからよく聞けよ。最初は電話当番をやってもらう。ちゃんと電話でたらマニュアル通り読めばいいから。うちの利子はトイチ(10日で一割という意味)だ。まぁ違法な利子だが。後、お前のアシスタントは武井に任せるから武井に色々教われ！もうとりあえず今日は帰れ！来週から入ってもらうから、来週までにスーツとか必要なものは俺が用意してやるから。｣

｢分かりました！来週から頑張ります！よろしくお願いします！｣
社長｢これで飯でも食って帰れ！｣
と、１万を貰った

｢すみません！いただきます！じゃ連絡待ってます！失礼します｣
事務所を後にした

しばらくして武井君から電話が

武井君｢よーもう事務所でた？｣

｢はい！でました！結局やります！来週から来いって言われました｣

武井君｢あはははは！やるのか！まっがんばれよ！事務所戻ったら社長に詳しい事聞くからそしたらお前に電話すんよ｣

と、電話が切れた

あはははは！やるのか！ってあなたが、社長に言ったんだろ…

まぁ細かい事は気にせず、来週からニートも卒業だし頑張ってみっかな！とヤル気満々の俺(笑)

早速ゆうきに報告しよう。