ひで君との思い出

松木蘭(ﾏﾂｷﾗﾝ)

あのときは高校２年でした

ひで君と出逢えたのも
あのとき

ひで君との思い出忘れたくないひで君を忘れたくない

書くよ？

｢なんで蘭行かないの？｣

蘭｢え～だるいの。ﾜﾗ｣

｢蘭ノリわーる。あーあ蘭ちゃん楽しいのに！｣

最初は行く気ゼロでした

あたしの友達
ユキは行く気満々

蘭｢はいはい行きますよー｣

結局飲み会に参加

あたしとユキは当時は
彼氏がいても男と遊んでた

あのときあたしには
付き合って2週間の彼がいて

なんか裏切りたくなかった

でも結局行った
最低でごめんね

嫌々だったけど
意外と楽しくかなり盛り上がった

ユキは2時間で潰れた。ｱﾊﾊ

｢俺ユキちゃん連れてく｣
と立ち上がったのは拓也さん

軽々ユキを抱っこ。
ﾘｷさんとあたしも居酒屋を出た

ﾘｷ｢らんちゃんどうしる？｣

蘭｢海行きたいと海!!!!｣

ﾘｷ｢あーじゃちょっと待ってて｣
とﾘｷは誰かに電話

20分くらい
ﾘｷさんと語ってたら

車がきた

ﾘｷ｢あーきたきた｣

とすぐに乗り込んだ
車の中には男２人

ﾘｷも合わせて３人

やばい？
大丈夫かよ

とめっちゃ考えてた

｢りきどこ行くんでぇ？｣

ﾘｷ｢海行って花火やろーぜ｣

｢いいねー｣

と４人で大量に花火を買った

りき｢蘭ちゃん、運転してんのがノブね。こいつがひで｣

ひで｢りきー誰がこいつだ？ふざけんなー｣

ノブ｢よろしくね｣

ノブさんと運転は恐ろしく
怖かった

リアルに事故って死ぬんじゃないかと思うくらい荒い

ノブ｢やっと着いた｣

ちょっと砂浜で遊んで

また呑み始めた。

花火も始まった

ちょー楽しくて
あたしはひで君に一目惚れした

ひで君｢蘭こっち来てみ｣

ひで君｢蘭呑めやー｣

ひで君｢蘭ってさー｣

ひで君に名前呼ばれるたびに嬉しくて

彼氏がいることを忘れてた

いつの間にか砂浜にみんな座って

語りになった
あたしは酔いもあり
睡魔がきた

ひで君｢蘭ねみーの？｣
バカにするようにいってきた

蘭｢眠くないです｣
ノブ｢あー強がってる。ひで俺の車行ってこいよ｣

ひで君｢行く？｣
蘭｢うん｣

ひで君は聞いてきた

｢今日よくおれらについてきたね｣

蘭｢え？｣

｢怖くなかったの？｣

蘭｢あーちょっとね｣

｢なんもしねーから寝な｣

そのあとに２人もきて
朝方帰った

とりあえず３人と連絡先を交換し送ってもらった

何時間かぶりに携帯を開く
着信とメールが
すごかった

｢早く連絡しろよ｣

そんなメール

[携帯放置してたよ]
とメールすると

[なにしてたの？]

[友達と呑み]

[男いた？]

[いないよ]

[なーんだ

わかったよ]