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#1 [ひじき] 10/05/05 17:17
愛なんて信じない彼
愛を弄んだ気で居た幼い私
永遠なんて信じない
#6 [ひじき]
それは愛、ではなくて
初めてのsexは
キスすらも無い、快感のないもの
:10/05/05 17:25
:SH02A
:☆☆☆
#7 [ひじき]
16になって数ヶ月たった
1月24日
風俗におちた
:10/05/05 17:27
:SH02A
:☆☆☆
#8 [ひじき]
お金が欲しかったから、でもなく
寂しかったから、でもない
暇つぶし
:10/05/05 17:27
:SH02A
:☆☆☆
#9 [ひじき]
笑顔は得意だった
偽りの名前も、二人目の自分
そう言い聞かせていた
:10/05/05 17:29
:SH02A
:☆☆☆
#10 [ひじき]
「ねーね、藍ちん藍ちん」
「ん?」
「本気の恋って、あるのかな」
「あるんじゃないの?」
「ほーっ‥」
:10/05/05 17:29
:SH02A
:☆☆☆
#11 [ひじき]
「私は信じてないけど、世の中にはって事」
「だーよねっ、流石藍ちん♪」
「で、それが?」
「何かね、この前の彼氏に同じ事聞かれたんだっ‥あ、勿論あるって答えたよ?」
「怖いね、あんた」
「そ、かな‥でも愛とかめんどくさいよね」
:10/05/05 17:30
:SH02A
:☆☆☆
#12 [ひじき]
けらけらと笑いながら私を眺めるのは茶色の長い髪を器用にも巻き、二つにくくった彼女‥咲。運命とか永遠とか信じちゃうって感じの彼女の中身は結構ドライ
猫のように付き纏う彼女は欠伸を一つ零せば私の腰まで伸びた黒の髪に手を伸ばした
「結構伸びたね、いーな黒髪」
「あんたも真っ黒にしてみれば?」
「咲は似合わないもんっ‥」
:10/05/05 17:30
:SH02A
:☆☆☆
#13 [ひじき]
〜♪
へらへらと笑い口を開いた彼女の携帯が鳴り、ちょっとごめんね、なんて眉を下げれば携帯電話を耳に当てた
「あ、もしもし?咲だけどぉ、駿君?‥今は藍ちんとアメ村♪」
:10/05/05 17:31
:SH02A
:☆☆☆
#14 [ひじき]
彼女を横目にベンチに腰を下ろすと鞄から鏡を取り出し、よれた目尻のアイメイクを指でなぞる‥彼女の電話がすぐに終わることは少ない
「‥へ?まぁいいけどさ、じゃあまた後でね‥ふぅ、藍ちん待たせたっ」
「誰か来るの?」
「駿くんが連れと居るから会わない?だって。マクド前で18時合致」
「強制?」
:10/05/05 17:31
:SH02A
:☆☆☆
#15 [ひじき]
「勿論っ」
「駿って、あんたがこのまえ格好いいっていってたホストの駿くん?」
「そーそ」
にっこりと笑った彼女にため息を零した
:10/05/05 17:32
:SH02A
:☆☆☆
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