大好きな君へ

あたし達は
なかのいいグループ同士。
あんたには
８ヶ月付き合ってる
彼女がいた。

ラブラブなんだー。
って言って
二人のプリクラを
おくってきた。

そん時わね
なんとも思わずに
いいなー。
って
適当にかえしてた。

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あたしの名前
竹下ゆうか

中学三年になって
受験生ってゆう
嫌な期間を乗りこえ
あたしわやっと
今の高校に
入学できた。

前略プロフィール
ってゆう、
若干出会いがあるやつを
あたしわやってて
同じ学校に入学する
って言われて
ある男の子と
仲良くなった。
Ｋ君。

顔わかっこよくて
好みだった。
あたしわすぐ
メールした。

-

高校入学。

入学式の時に
Ｋ君を見た。

髪の毛を茶色く
してて
かっこよかった。

メールも毎日してた。
｢クラス離れたね

｣
｢ゆうかと一緒がよかったなあ｣

そんなメールを
やりとりしてて
あたしはすっかり
Ｋ君にはまってた。

クラスの中で
結構目立つ、Ｋ君と
なかよしな男の子
Ｈ君となかよくなった。

それがあなた。
出会ってしまったんだね。
同じクラスとゆう
辛い空間で
あなたと。

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あたしわ
Ｈ君と
たくさんメール
するようになった。

Ｋ君の事も
話すようになり
Ｈ君も彼女との
事を話してくれて
いい友達になった。

でも、Ｋ君わ
前略のリアルに
悩んだ記事を更新していた。
｢女なんか信じない｣
｢もう恋なんてしねぇ｣

あたしわビックリした。
正直、Ｋ君の
好きな人わ
自分だと勘違いしていたからだ。

でもそれは当然だった。
Ｋ君はあたしがＫ君に
気がある事を知っていて
わざとＫ君も気がある
メールを送ってきていたからだ。

-

Ｋ君の好きな人わ
あたしの大好きな
友達だった。

毎晩泣いた。

でもみんなにわ
言わない。
心配かけたくない。
友達とも
関係が壊れたくない。

あたしは友達が
大好きだった。

Ｈ君には言った。
｢ゆうかが辛いなら諦めた方がいい｣

そう言ってくれた。

あたしは諦める事を
決心した。

みんなには言なかった。
なんて言えばいいか
わからなかったし
言えばきっと
友達は自分をせめる。

-

Ｋ君を諦めて
結構たってからだ。

｢彼女と別れそう｣
Ｈ君から、そうメールがきた。

｢どうしたの

？大丈夫？｣
あたしは本当に
心配した。

｢ゆうかが好き。友達として見れない。｣

あたしはビックリした
反面、嬉しかった。

｢でも完全にＫを諦めてない。Ｈが辛いだけだよ｣

あたしはそう送った。

｢そんなの関係ない。俺しか見れないくらい夢中にする｣

そうメールがきた。

あたしはＨに
ついていく事を決めた。

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それからＨとは
幸せでラブラブな
生活が始まった。

でも、あたしには
ある不安があった。

本当に元カノと別れたか
本当にゆうかが好きなのか

Ｋの事で一人なあたしを
利用しているだけではないか

でもそんな不安は
二人でいるときは
消えていった。

でも家に帰れば
そればかり浮かんだ。

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あたしと
キスをするように
元カノと同じ事をしたの？

あたしに触れるように
元カノにも触れたの？

あたしに言うように
元カノにも同じ事を
言っていたの？

醜いただの嫉妬だった。

消せない過去だから
悔しくて、一人不安になった。

Ｈには
こんな事言えなかった。

いつからこんなにも
Ｈを好きになっていたんだろう。

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メールの返事を
待つ時間

なにをしてんの？
誰といるの？

こうやって
一人で悩んで
泣いている毎日。

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好きになっていくに
つれて、不安が
広がっていた。

好きすぎると
あたしは重くなって
嫉妬深くなって
独占欲が強くなる。

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