5.14
最新 最初 全 
#51 [さえ]
「なんか超ありきたりな言葉で嫌やけど
さえがいいの!!」
りょうが照れてる。
早口になってる。
:10/05/27 05:23
:F01A
:yKLIqFe.
#52 [さえ]
「ありきたりすぎだよ.笑」
可愛くない言葉しか
言えない。
ああ..
でも一つどうしても
聞かなきゃ。
:10/05/27 05:24
:F01A
:yKLIqFe.
#53 [さえ]
「忘れられない子はいいの..?」
りょうが黙る。
聞きたくないけど
好きだから
ちゃんと聞かなきゃ。
:10/05/27 05:26
:F01A
:yKLIqFe.
#54 [さえ]
「今は忘れられない
どころか思い出さん。
今いつも考えるのは
さえちゃんのこと。」
りょうが
さっきみたいに
さえをまっすぐ見て
言う。
:10/05/27 05:28
:F01A
:yKLIqFe.
#55 [さえ]
さえが照れ笑いすると
りょうも
下向いて笑った。
「さえわがままだよ?」
あたしが聞くと
りょうは
「知っとるわ!
それでもさえちゃんが
好き。」
:10/05/27 05:32
:F01A
:yKLIqFe.
#56 [さえ]
また好きって
言ってくれた。
「さえのゆうこと聞く?笑」
また意地悪を言う。
「時と場合ー。」
そんな意地悪にも
きっちんと答えてくれるりょう。
:10/05/27 05:35
:F01A
:yKLIqFe.
#57 [さえ]
「ちゃんとゆってよ」
さえの言葉を聞くと
りょうは
ベンチから
立ち上がって
「さえちゃん好き。
付き合って下さい。
俺の女になっちゃう?笑」
って緊張をほぐすために
わざと少し
おちゃらけて言う。
りょうの優しさ。
:10/05/27 05:39
:F01A
:yKLIqFe.
#58 [さえ]
「なっちゃうか!」
りょうが
さえが答えやすいように
言ってくれた言葉に
乗っかって
答えるさえ。
立ち上がって
りょうと並んで
りょうを少し見上げる。
:10/05/27 05:41
:F01A
:yKLIqFe.
#59 [さえ]
そんなさえを
りょうが引き寄せて
ギュッてする。
りょうの
香水の匂いがする。
今でも大好きな
りょうの匂い。
スカルプチュア。
:10/05/27 05:45
:F01A
:yKLIqFe.
#60 [さえ]
今までは
自転車の後ろに乗ると
ほんのりしてた
りょうの香りが
今はさえを包んでる。
もうずっと
さえはこの腕の中。
りょうの腕の中は
さえだけの場所。
この日思ったんだ。
さえはこれからも
ずっと変わらないと
思ってた。
:10/05/27 05:49
:F01A
:yKLIqFe.
#61 [さえ]
5月14日。
さえとりょうの
はじまりの日。
特別な日。
これからもずっと
幸せな記念日。
一人でりょうのことを
思いながら
過ごす日が来るなんて
さえは
思わなかったよ..
さえとりょうが
2人揃わないと
全く意味のない
記念日..
:10/05/27 05:53
:F01A
:yKLIqFe.
#62 [さえ]
付き合ってからは
特に今までと
何も変わらなかった。
周りからも
"やっと付き合ったか"
って言われるくらい。
りょうの周りも
すごく良くしてくれた。
さえの周りも
応援してくれた。
:10/05/27 05:55
:F01A
:yKLIqFe.
#63 [さえ]
ただ変わったのは
りょうが
"さえちゃん"から
"さえ"に呼び方を
変えたくらい。
人の名前を
口癖のように
呼ぶのも変わらない。
周りからも
りょうの口癖は
"さえがさー"
"さえ!さえ!"
だなっ
てよくからかわれてた。
:10/05/27 05:58
:F01A
:yKLIqFe.
#64 [さえ]
ただ問題点は
さえが一度も
りょうの名前を呼んだことがないことだった。
あたしは
人のこと呼び捨てで
呼ぶのが苦手..
第3者とかには
言えるんだけど
本人には緊張しちゃって
なかなか呼べない。
:10/05/27 06:00
:F01A
:yKLIqFe.
#65 [さえ]
慣れちゃえば
呼べるんだけど
その慣れるまでが
大変;
恥ずかしくて
仕方ない。
それは彼氏じゃなくても
友達でも一緒。
さえは女友達でさえ
ちゃん付けで呼ぶくらい。
変なとこで
照れ屋なんだ.あたし。
:10/05/27 06:03
:F01A
:yKLIqFe.
#66 [さえ]
付き合って
1ヶ月もたたない日。
いつものように
何をするわけでもなく
りょうと
りょうの部屋で
くつろいでいた。
:10/05/27 06:04
:F01A
:yKLIqFe.
#67 [さえ]
「ねえ、さえ」
りょうが読んでた漫画を
ぽんっとおいて
携帯を触ってる
あたしの顔を覗きこむ。
:10/05/27 06:06
:F01A
:yKLIqFe.
#68 [さえ]
「ん?なーに?」
りょうと目を合わす。
「さえってさー
俺のこと呼んだことなくね?」
綺麗な大きな目を
更に
くりっとして
さえに問いかける。
:10/05/27 06:09
:F01A
:yKLIqFe.
#69 [さえ]
何を言ってるか
最初
意味がわかんなかった。
「え?なになに?
どうゆうこと?」
さえもりょうに
聞き返す。
「だーかーら。
さえは俺のこと
いつも自分とか
あんたとかそっちとか
指さしたりとかで
俺のこと
名前で呼ばないじゃん」
:10/05/27 06:12
:F01A
:yKLIqFe.
#70 [さえ]
「ああ。うん..」
さえが微妙な返事を
すると
りょうは
「ああ!何?さえ
俺の名前知らねえの?」
ってあたしの
鼻をつまむ。
:10/05/27 06:15
:F01A
:yKLIqFe.
#71 [さえ]
あたしが
人から鼻を触られるの
嫌いって
知ってて鼻をつまむ
りょうはきっと
少しいじけてて
あたしに意地悪をしてる。
:10/05/27 06:17
:F01A
:yKLIqFe.
#72 [さえ]
「知ってるよ。
りょう。」
鼻つままれてるから
ただでさえ
鼻にかかったさえの声は
宇宙人みたいな変な声。
:10/05/27 06:19
:F01A
:yKLIqFe.
#73 [さえ]
「ひひ!
さえちゃん変な声!笑」
名前呼ばれて
嬉しいのか
さえに意地悪をして
楽しいのか
さえの変な声聞いて
おかしいのか
わからないけど
りょうは笑った。
:10/05/27 06:21
:F01A
:yKLIqFe.
#74 [さえ]
「うざいよー」
宇宙人みたいな声で
さえがりょうの手を
払いのける。
りょうは
「名前で呼んでよ」
ってさえの頭を撫でる。
:10/05/27 06:23
:F01A
:yKLIqFe.
#75 [さえ]
「わかったよ」
さえがりょうを見て
返事すると
「さえは
鼻つままれてなくても
変な声やねー!」
ってさえを馬鹿にする。
:10/05/27 06:26
:F01A
:yKLIqFe.
#76 [さえ]
あたしが少しむくれてると
「嘘やてー!冗談!
俺さえの声
好き!
はじめて会った時から
さえの声可愛いって
思っとったよ」
そう言って
「よし!
褒めたったんやで
やらせろ!笑」って
あたしを布団に
引っ張った。
:10/05/27 06:31
:F01A
:yKLIqFe.
#77 [さえ]
りょうはお調子者。
さえを
布団に
引っ張ってからは
さえの上にまたがって
コチョコチョして
遊んでる。
:10/05/27 06:34
:F01A
:yKLIqFe.
#78 [さえ]
「気持ち悪い!
離して!ばか!はげ!猿!」
さえが抵抗すると
嬉しそうな顔で
またさえをくすぐる。
:10/05/27 06:36
:F01A
:yKLIqFe.
#79 [さえ]
さえ達のドタバタで
りょうのお母さんが
上がってきた。
「りょう!下に響くやろ!」
:10/05/27 06:38
:F01A
:yKLIqFe.
#80 [さえ]
扉がバンって開く。
りょうのママから
見たら
ベッドの上で
さえの上にりょうが
またがってなんかやってる..
:10/05/27 06:40
:F01A
:yKLIqFe.
#81 [さえ]
あたしは
りょうをドンって
どかして起き上がる。
「ごめんなさい!
お邪魔してます!」
ってママに挨拶する。
:10/05/27 06:41
:F01A
:yKLIqFe.
#82 [さえ]
「あ!さえちゃん!
いらっしゃい!」
りょうのママは
笑ってあたしを見る。
そして
「馬鹿りょう!
さえちゃんに何しとるの!!」
ってりょうに言う。
:10/05/27 06:43
:F01A
:yKLIqFe.
#83 [さえ]
「何もしてねーわ!
さえが抱いてってゆうでさ..」
っとあたしを見て
ゲラゲラ笑う。
あたしは
「言ってないやろ!」
ってりょうを叩く。
:10/05/27 06:46
:F01A
:yKLIqFe.
#84 [さえ]
そんなやりとりを見て
ママも
「アホか!笑
さえちゃん
なんかあったら
助けてー!って
大きい声出しゃあね!
おばさんがりょう
やつけにきたるで!」
って笑って言った。
:10/05/27 06:48
:F01A
:yKLIqFe.
#85 [さえ]
りょうはお母さん
そっくり。
笑った顔なんて
本当にそっくり。
「黙れ!アホ!」
なんてゆってるけど
りょうはとっても
家族思い。
:10/05/27 06:49
:F01A
:yKLIqFe.
#86 [さえ]
「お母!
さえの分の夕飯も
作ったれよ!」
りょうがいばって言う。
「言われんくても
作っとるよ!
あんたのは作らんけど。」
ママも負けずに
言い返す。
2人のやりとりは
面白い。
:10/05/27 06:52
:F01A
:yKLIqFe.
#87 [さえ]
「さえ夕飯抜きやってー」
りょうがあたしに言う。
あたしは笑って
りょうに
「あんたのがないんやお」
って言う。
「おまえ!!」
りょうがまたさえに
またがると
りょうのママが
りょうを叩く。
:10/05/27 06:56
:F01A
:yKLIqFe.
#88 [さえ]
そんなくだらん
やりとりをしてる時も
幸せだった。
りょうの家族も
さえのこと
本当の家族みたいに
大切にしてくれた。
:10/05/27 06:57
:F01A
:yKLIqFe.
#89 [我輩は匿名である]
とても読みやすくていい話ですね!更新楽しみにしています(^O^)
:10/05/27 07:02
:S001
:zzjNt3go
#90 [さえ]
りょうのママとは
ご飯も一緒に作ったり
2人で
買い物にも
行くくらい
仲良くしてもらってた。
りょうは
「俺の
さえなんやけどー」
ってお母さんに
言ったりしてた。
:10/05/27 07:05
:F01A
:yKLIqFe.
#91 [さえ]
:10/05/27 07:09
:F01A
:yKLIqFe.
#92 [さえ]
りょうは
ヤキモチ妬き。
よく
"さえには
首輪つけて24時間
さえが何しとるか
見とりたいくらい!"
なんて言ってた。
:10/05/27 07:12
:F01A
:yKLIqFe.
#93 [さえ]
でもお互い
束縛とかは
全然なかった。
さえはりょう以外
見てなかったし
いつもどこ行くにも
りょうが送り迎え
してくれてたから。
:10/05/27 07:13
:F01A
:yKLIqFe.
#94 [さえ]
さえも
りょうのことを
信じてたし
りょうはいつもさえの
そばに居てくれたから
なんの問題も
なかった。
:10/05/27 07:14
:F01A
:yKLIqFe.
#95 [さえ]
さえがバイト
はじめた時も
りょうの家からは
遠かったのに
送り迎えしてくれた。
:10/05/27 07:16
:F01A
:yKLIqFe.
#96 [さえ]
バイトをはじめるって
決めてから
りょうに
「帰りは
10時過ぎて
遅くなるから
りょうも大変だし
さえもお家から
近いから
迎えはいいからね!!」
って言い通してた。
:10/05/27 07:19
:F01A
:yKLIqFe.
#97 [さえ]
りょうは
嫌な顔してたけど
さえも引かなかったから
"わかった"
って言った。
:10/05/27 07:20
:F01A
:yKLIqFe.
#98 [さえ]
はじめてのバイトの日。
りょうに学校帰り
送ってもらって
10時まで働いた。
終わって着替えて
携帯を見ると
10時ぴったしに
りょうから着信。
(りょう心配性だなー。)
って思いながら
りょうに電話を
かけ直す。
:10/05/27 07:23
:F01A
:yKLIqFe.
#99 [さえ]
「もしもし」
待ってたみたいで
ワンコール鳴らないくらいで
りょうが電話に出る。
「もしもし。
ごめんね!
今終わってもう帰るよ!」
:10/05/27 07:28
:F01A
:yKLIqFe.
#100 [さえ]
さえがそう言い
裏口から外に出ると
「さえ!!」
電話じゃなくて
暗闇からりょうの声が
聞こえる。
:10/05/27 07:30
:F01A
:yKLIqFe.
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