極道…その後…
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#2 [きよ]
なにもない田舎町。そんなところに生を受け小さい頃から甘やかされて育ってきた。親父は会社員、母も同じく会社員。姉が二人。そんなどこにでもある家庭だった。
:10/06/11 16:00
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#3 [きよ]
小学生の頃、毎日夜が来るのが怖かった。
親父が飲んだくれて暴れる。ねーちゃんが家中引きずり回されるのは日常茶飯事。ひどい時は灯油タンクを持ち出し本気で火をつけようとした事もあった。このころは絶対に親父みたいにはならない、そう思っていた。
:10/06/11 16:04
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#4 [きよ]
俺は友達は多い方だったと思う。昔から周りに気を使い、よく言う八方美人だった。そんな俺でも家庭内の悩みや本心を語れる「親友」はいなかったと思う。勉強もそこそこできてスポーツ万能だった俺は結構モテた。そのせいかどんどんマセガキになっていった…
:10/06/11 16:15
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#5 [きよ]
小学校高学年の頃からだと思うが親父のタバコを盗んでは吸っていた。周りの友達が妙にガキっぽく見えた。
近所の不良のお兄さんがカッコよく見えた。そんな中、一つ上のリョウくん(後に私の人生を左右する人物)と仲良くなった。
:10/06/11 16:19
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#6 [きよ]
リョウくんは親が離婚してしまいお母さんと二人暮らしだそうだ。家庭環境が悪いせいか小学生の割にめっちゃグレていた。小6にして原チャ(なぜか鍵がないのに動くヤツ 笑)を乗り回し、仕事もしてないのにニッカポッカ(職人さんが着るヤツ)を着こなしていた。
:10/06/11 16:25
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#7 [きよ]
正直この頃から同級生とは全く遊ばなくなりリョウくんやその先輩達とばかり遊んでいた。親も心配していたがそれに反して夜遊びをしまくっていた。将来の夢は不良って感じでパンチパーマや角刈りの中学生を見る目はキラキラしていたと思う。
:10/06/11 16:31
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#8 [きよ]
リョウくんもいよいよ中学生に上がり久しぶりにいっしょに遊ぶ事になった。
「キヨ、俺かっけーべ?」久しぶりにみたリョウくんはパンチパーマにソリコミ、短ランにボンタンと、元々ガタイのよかったリョウくんはとても中一とは思えない貫禄だった。
:10/06/11 16:37
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#9 [きよ]
「めっちゃかっけーじゃん!」興奮気味に俺がそう言うと、リョウくんは不機嫌そうにこう言った。
「かっこいいです、だろ?」
俺は「はっ?」と思った。つい最近まで一緒に遊んでた友達に敬語?ありえねー。
敬語とかあいさつとか…そのあとも先輩関係とかうんぬんを聞かされた。
:10/06/11 16:44
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#10 [きよ]
中学生になったらもっと楽しいものだと思っていた俺は、少し憂鬱だった。
そんなこんなで中学の入学式。予定では短ランにボンタンでのぞむはずだったが、おこづかいだけでは足りず、親に頼むも当然断られ〜普通の格好で出席。式が終わりクラスに戻ると一人だけ明らかに目つきのイッてるヤツが…。まあこいつが中学三年を共にするじゅんてヤツなんだが…
:10/06/11 16:53
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#11 [きよ]
どこ小?そんな会話からだったと思う…
話してるうちに意外なことが分かってきた。じゅんの先輩がリョウくんの友達らしく俺の名前も知ってるらしい。じゅんとはすぐに仲良くなった。憂鬱に思えた中学校生活に光が見えた気がした…
:10/06/11 16:58
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