だいすきだよ．

このお話は実際体験した
お話です．
不倫にかかわるお話です

気悪くされる方もおられる
と思いますが…
ご了承くださいm(_ _)m

私は美羽．

あかんって解ってても
もう押さえ切れへん．
いつか｢お前がええ｣って
言われるまで…

待っとるからなぁ．

………………ｶﾁｬ

(着信１件)
美｢ん？非通知…誰やろ｣

………………ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

知らない番号…ｶﾁｬ
美｢はい．誰なん？｣

｢…………………俺！｣
美｢俺って…解る訳ないやん｣

尚｢尚や．解る？｣
美｢あいの旦那の尚君？｣
尚｢正解！｣
美｢正解って…あかんやろ｣

その電話は私が良く
してもらってる先輩の旦那
尚やった．

尚｢あいに内緒やで｣
美｢いや…解っとるけど何｣
尚｢離婚しよ思とる｣

突然のカミングアウト．

美｢子供もおんのに何それ｣
尚｢こんど直接話聞いて｣
美｢そんなん無理やから！｣
尚｢後その話もやけど…卓也｣
美｢…………ええって…｣

卓也…最近まで付き合ってた
彼氏の事だった．
考え直せと言われるのは
言われなくても解っとった

尚｢本間に終わりでええんか｣
(やっぱりな…)
美｢もう本間無理やって｣
尚｢本間か…また時間くれ｣
美｢だから会うんは無理やし｣
尚｢まぁそうゆう事．ほな｣
美｢ちょ！！無理…｣

ﾌﾟﾂ……ﾌﾟｰﾌﾟｰ

美｢何考えとるんやろ！｣

その日から尚から連絡が
毎日くるようになった．

(着信4件)………尚．

美(そんな大事な話かな？
　一回でた方がいいかな)

ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ………ﾌﾟﾙ

美｢はい．｣
尚｢やっと出た何しょんねん｣
美｢いや…普通に出にくい｣
尚｢ま…ええわ今から会える｣
美｢本間話だけなら｣
尚｢ほな今から行くわな｣

尚…あの時に会わへんって
言い続けとったらこんな
お互い苦しむ事なかったよな

ごめんな…しょう．

ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ…(着信…尚)

美｢はい．｣
尚｢着いた降りてきて｣
美｢解ったぁ｣

私は慌てて部屋を出た．
家の前には尚の車
(やっぱり抵抗あるな…)

美｢……よぉ！｣
尚｢お！久しぶりやな｣