全て実話です｡


語ります｡

━…幼少時代　〜柚side


こんな母親には絶対なりたくない｡

その一心で過ごした時間

私が小学生の時に再婚し､一緒に住み出した義理父から受けた痛み
見てみぬふりだった実母｡

義理父はストレスを全て私にぶつけた｡
何かあれば理由をつけて怒鳴り､私の部屋で暴れ散らかし
いたるところに穴をあけた｡

ご飯ももらえなかった｡
怖い人が家にきたり家庭環境はひどかった｡

最初は私も泣いていた
けどいつからか誰も助けてくれない事を知って
流す涙を勿体無く感じ､泣かなくなった｡

ただ自傷を繰り返して｡

"自傷"を知ったのは､母が私の目の前で自傷をする人だったから｡
途中からは慣れすぎて自傷をする母を見ても怖くなかった｡
救急車を呼び､一緒に付き添って一緒に帰る｡
そしていつしか繰り返す

そればかりだった｡

『人はみんな自分がかわいんだ』

中学に入り､私はお洒落を自然と覚えた｡
みんなが通る"ヤンチャ道"の真っ盛り｡
家に帰る事もなく､遊びほうけた｡
誰も信用できなくて､外で笑ってさえいれば､誰も私の家庭環境なんかに気づかない｡

親でさえ裏切るのを知っている｡
友達という存在に居場所も信用も求めていなかった｡
ただ楽しければ｡

見てます！
続き気になる(T_T)