― 夜蝶 ―

あなたと出会って
私の人生は変わった。

初めて夢中になれた人
初めて愛した人

私にとってあなたは
特別な人

今でもずっと....

この三人と
ずっとずっと
一緒に居たい。

そう願ってた。

でもその願いは
叶わなかった。

神様は残酷だね。

私から幸せを
奪っていくんだから。

残酷になるのは
まだ先の話。

仕事が休みの日、
ゆうまから電話があった

ゆうま｢まみ、今日暇？ぶらっと、出かけない？｣

私｢あ、行きたい。ちょうど買いたい物もあるし｣

ゆうま｢じゃあ、昼13時に○○駅で｣

私｢はーい｣

用意をしていると、

愛輝｢何処行くの？｣

私｢ゆうまと○○に行くの｣

愛輝｢ふーん｣

そう言うと
お風呂に入っていった。

なんかふてくない？
私なんかしたかな？

用意をして、
愛輝に行ってくるね。
と言ったけど
返事はなかった。

私が駅に着くと、
ゆうまはもう居た。

私｢ごめん｣と、
かけよると、

ゆうま｢小動物みたい｣
って笑ってた。

色んな
お店で買い物をして

ご飯を食べて話して
あっとゆうまに
仕事の時間。

帰りに、私に似合う
ドレスを買ってくれた。

ピンクのドレス

さっき話したことを
思い出す。

[まみは愛輝君が好きなの？]

[愛輝君と付き合うのは難しいよ？]

[愛輝くんは人気者だから苦労すると思う]

[愛輝くんと一緒になっても寂しい想いするよ？]

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確かに。

だけど好きなの。

愛輝以外好きになれない

愛輝以外付き合わない

そう思ってた。
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私は弱いから....

寂しいのは嫌い

ひとりも嫌い

放置されるのも嫌い

そんな私が愛輝と

付き合っていける

はずないんだよね。

家に帰り、仕事に
行きたくなかったから
休むことにした。

家に帰ると愛輝はいない

でもね、置き手紙が
あったの。