教官と私

私と自動車学校の教官の短い恋を書きます(^O^)!!
読んでもらえたら嬉しいです☆ミ

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当日は少し早めに起きて念入りに化粧した｡

一応大学生だもん｡

大人に見られたいし｡

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１ヶ月前と同じ待ち合わせ場所にＴさんの車が見えた。

深呼吸をして小走りで向かった。

車を覗き込むと１ヶ月前と変わらないＴさんがいた。

目が合うとどっちからともなく笑顔がこぼれた。

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「今日はどこに行くんですか??♪」

走り出した車を運転するＴさんに笑顔で尋ねる。

「ま-‥そこら辺をプラプラとね」

相変わらずだな。

１ヶ月会わなかっただけなのに懐かしく思えた。

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着いた先は海。

私は海が好きでデ-トで海連れて行かれたらイチコロってくらい。

そのことＴさんに言ったけ?笑

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その日は生憎の荒れ模様だったけどピョンピョン跳ねながら岩の上を歩いた。

「落ちないでね-」

はしゃぐ私に冷静なＴさんが後ろから声をかけてくれる。

なんだこのカップルっぽい感じ-!!

あ,これ当時の私の心の叫び。笑

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車に戻るとＴさんが何やら車をいじりだした。

???

「この車ね,オ-プンカ-になるんだよ」

!!!!???

「あんま天気良くないけど,開けてみる??」

Ｔさんの言葉に私は盛大にはしゃいで車に乗り込んだ。

人生初のオ-プンカ-!!!笑

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｢はい,これかけて｣

そう言ってサングラスを渡された｡

サングラスしてオ-プンカ-とか夢ですか｡笑

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Ｔさんと話してる途中ちょいちょいトオルのことを考えた｡

トオルと一緒にいると楽しい｡

けどあの憧れのＴさんと今こうやって一緒にいれてるのは奇跡かもしれない｡

冷たいけどたまに見せる優しいとことか,程よい距離感とか,さすが一回り以上離れてるだけあって大人だし付き合ったら幸せかも｡

けど,一番聞きたかった話をまだ聞けてない｡

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