駄メンズにハマった女
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#86 [我輩は匿名である]
あげます

⏰:10/10/05 11:06 📱:CA004 🆔:GkDVqwpI


#87 [まき]
>>86 匿名サン

ありがとうございます

今から更新させて頂きます★

⏰:10/10/07 23:55 📱:SH08B 🆔:/qkKSMwE


#88 [まき]
コワイ思いはしたけれど、私は時間を見つけては、彼のお店に行ってた。

お弁当を渡したり、時々出かけたりするのも相変わらずで、連絡のやりとりも毎日していた。

そんな中、彼がまた言った。

「ごめん、また携帯止まる」

⏰:10/10/08 00:01 📱:SH08B 🆔:Hz6vBIxc


#89 [まき]
「いくらあったら足りる?」

「ちょい仕事の電話で使いすぎたから…3万くらい」

私はすんなり3万、彼に渡した。

もちろん、ためらいが全くなかったわけではない。

でも、ここで軽くあしらったら彼が離れてくかもしれない。

今までみたいに「他のお客さんよりちょっと特別なポジション」にいられないかもしれない。

私はただそれが怖かった。

⏰:10/10/08 00:12 📱:SH08B 🆔:Hz6vBIxc


#90 [まき]
1月の終わり…

私の誕生日だ。

この年は誕生日の前日に友達がパーティーを開いてくれた。

誕生日を迎えた瞬間、メールがきた。

⏰:10/10/08 00:17 📱:SH08B 🆔:Hz6vBIxc


#91 [まき]
差出人は、彼だった。

「誕生日おめでとう!いつもサンキュ、まじで感謝してる!来年も再来年も、こうやっておめでとうが言える仲でありますように」

私が彼に自分の誕生日を教えたのはたった1度。

それを覚えてくれてた事が嬉しくて…

0時ちょうどにわざわざデコメ付きのメールをくれた事が嬉しくて…

ニヤけそうになった。

⏰:10/10/08 00:24 📱:SH08B 🆔:Hz6vBIxc


#92 [まき]
後で聞いた事だけど、女に誕生日メールを0時ぴったりに送るのはこの時が初めてだったらしい。

文もなかなか思いつかなかったらしく、30分も前から考えてたって。

もしかしたらこれが、私を喜ばせるための嘘だったかもしれない。

でも、照れ臭そうな顔して話してる彼の言葉を私は信じた。

⏰:10/10/08 00:28 📱:SH08B 🆔:Hz6vBIxc


#93 [まき]
「今日の夜暇?暇なら店こない?貸し切りだしタダにするからお祝いしよう」

いいのかな、そんな事してもらって…

彼の厚意に対して遠慮の気持ちもあったけど、嬉しさと会いたい気持ちでいっぱいだったから、迷わず、「行く!」と返事していた。

誕生日に彼に会える。

そう思うだけでドキドキした。

⏰:10/10/08 14:43 📱:SH08B 🆔:Hz6vBIxc


#94 [まき]
誕生日の夜。

少しいつもよりお洒落してお店に入る。

「ハッピーバースデー!」

従業員全員がマイク片手に叫んだ。

「ありがと〜!」

従業員のマイクを引ったくり、私も大声でお礼を叫ぶ。

⏰:10/10/08 14:46 📱:SH08B 🆔:Hz6vBIxc


#95 [まき]
従業員と私のグラスにシャンパンが注がれ、コールが始まる。

「まき、これ俺が作った…」

彼が、差し出してきたのはミートスパゲティー。

彼はちょっとだけ料理ができるから、自信満々な顔してた。

気のせいかもしれないけれど、この時食べたミートスパゲティー、今までで1番おいしかったよ…本当に。

⏰:10/10/08 19:42 📱:SH08B 🆔:Hz6vBIxc


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