雪へ【BL?注意】
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#1 [匡也] 10/10/20 01:13
題名適当に考えました。
実際に体験した実話を書いていきます。
読んでいただけるとありがたいです。

◆--スペック--◆
俺(匡也)
25歳
178p62s

#2 [匡也]
1月だったか、2月だったか、もしかしたら12月くらいだったかもしれない。

とにかくその日は雪が降っていて、コートを着ていても冷たい空気で顔が痛くなるほどだった。

⏰:10/10/20 01:14 📱:P01B 🆔:yI8IiGbw


#3 [匡也]
そんな中で、半袖を着ている奴は頭がおかしいに違いない。

ましてやこんな時間に人気のない広場で雪風をしのぐように体を丸め、冷たいコンクリートの上で膝を抱えている奴など、きっとろくな人間ではないだろう。

そんな奴にいちいち構う義理はないし、関わりあう必要もない。

⏰:10/10/20 01:15 📱:P01B 🆔:yI8IiGbw


#4 [匡也]
安価忘れました・・
>>1-100
>>100-200
>>200-300
>>300-400
>>400-500
>>500-600
>>600-700
>>700-800
>>800-900
>>900-1000

⏰:10/10/20 01:17 📱:P01B 🆔:yI8IiGbw


#5 [匡也]
その思いとは裏腹に俺の足は動いた。
俺「大丈夫ですか。」
この状況下で、よくそんな馬鹿な質問ができたものだ。

「大丈夫です。」
大丈夫なのかよ!と心の中でツッコミをいれつつ、顔と態度で冷静さを装う。
俺「大丈夫じゃないだろ、凍え死んじゃうぞ。」

⏰:10/10/20 01:21 📱:P01B 🆔:yI8IiGbw


#6 [匡也]
その時はじめて顔を上げたヤツをみて、俺はギョッとした。
ヤツはまだ高校生くらいの、少年だったのだ。
俺「おいお前何歳だよ・・・」
「18」
俺「・・・もう少し若く見えるけど」
「童顔だから。」
俺「へえ・・・いやそんなことより、お前家帰れよ。こんな所にいたら数時間後には死体になっちまう。」

⏰:10/10/20 01:24 📱:P01B 🆔:yI8IiGbw


#7 [匡也]
「あっ!ドーナツ発見。」
俺「人の話を聞け!」

少年は俺が朝食べようと思って買ったミスタードーナツに興味津々らしい。

俺「・・・食うか?」
「いいの?まじで?後で請求とかしないでね。俺、金ないから。」
俺「俺がそんなケチに見えるかよ。気にしなくていいって。それより、これからどうするんだって話ね。」

⏰:10/10/20 12:18 📱:P01B 🆔:yI8IiGbw


#8 [匡也]
「どうしようかー。」

少年はオールドファッションをリスのように頬張りながらしゃべる。

「へえ、ほうはへほへへほ(訳:ねぇ、今日だけ泊めてよ)」

そんなヤツの姿を可愛いと思ったわけではない。

⏰:10/10/20 12:23 📱:P01B 🆔:yI8IiGbw


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