半年だけの色恋初恋

初めてなんで
よみずらかったら
ゴメンなさい(>_<)

結局凜は３セットくらい
居てくれた.
その間私はずっと
凜にもたれかかって
のんびり話をしていた.

凜のプロフィール.
凜の家族.
凜の事を沢山聞いた.

私の事を沢山話した.

凜を見送った後
店長に紙をもらった.

忘れない内に
お客様のプロフィールを
書き留めておく.

これが私の習慣.

凜…22歳Ｏ型181Cm
4月22日生まれ
職業ホスト
一人暮らし
姉が一人

…簡単に書き終えて
ため息を一つ.

[ホストか…]

空いてるスペースに
ホストと何度も書きなぐり
一気にぐじゃぐじゃと
真っ黒に塗り潰した.

[あ…メールメール…]

おもむろに携帯を開き
電話帳から凜を出す.

帰り際に交換をした.

｢なんて送ろうかなー…｣

結局無難に

+今日はありがとう
いきなりでびっくりした笑
また待ってるね+

---送信しました---

営業丸出し…

｢ねーっ超冷たいのーっ｣
七海が抱き着いてきた.

｢何がよー…｣

｢あんね？凜さんに
アドレスきいたから
メール送ったの!｣

凜…七海とも
交換したんだ…

｢こーやって送ったの…｣

七海が送信Boxを開き
みせてくる

+今日は凜さんの席に
つけて幸せでしたっ★
また会いたいなー
七海がお休みの日に
ご飯でもどうですか？+

…プライベート
丸出しじゃん（笑）

｢…それでー？｣

｢うん…そしたらね｣
私から携帯を取り
受信Boxを開き手渡す.

+こちらこそありがとう.
また会えると良いですね.
僕はいつでも店に
いますんで.お休みなさい+

営業されてるし…

｢ね？冷たくない…？｣

ムスっとして
七海が呟く.

｢んー…アタシは
何とも言えないなあ…｣

七海の話を聞いてると
携帯がなった

…ｳｰ…ｳｰ……
｢…っとゴメン七海.
メールだ.｣

-受信-凜-

+何？超メール冷たい.笑
今日楽しかった.
無理しちゃダメだよ？
今度さ.ご飯いかない？
とりあえず俺は今から
仕事いってきます+

メールでは…
よく喋るんだ…

｢何？誰？｣
七海が覗きこんできた.

慌てて携帯を閉じ
お客様からだとごまかした