ほんとはね…
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#1 [*モモ*] 10/11/03 21:25
大好きだよ。
子供だけど大人な君。
大人だけど子供な君。
二人とも大好きなんだ。
ほんとはね…――。
#2 [*モモ*]
1.子供な君との出会い
『いらっしゃいませ〜』
やる気の無い声が響く、お客さんの少ない田舎のコンビニ。
そこで働くのは、伊藤モモ17歳。
2年前の私。
地元はコンビニに行くにも車が必要な程、栄えていない田舎だった。
:10/11/03 21:30
:F07B
:FeNWAEfY
#3 [*モモ*]
【…今日もお客さん少ないし、レシートに落書きでもするか。】
胸ポケットに刺さったボールペンを手に取り、レシートの裏に落書きをし始めた私の耳に届いたのは男の子の声だった。
『弁当、あっためて。』
『あ、失礼しました。少々お待ちください。』
これが私の君の初めての会話。
:10/11/03 21:35
:F07B
:FeNWAEfY
#4 [*モモ*]
お会計を済ませ、弁当を温めるレンジ待ちの時間、私は彼の顔をちらりと覗いた。
【やべ、私のタイプ。でも……若っ!】
これが第一印象。
だけど彼は弁当を温め終えそれを手渡すと、そそくさとお店を出て行った。
彼の出て行ったドアが閉まりその行方をガラス越しに眺める私。
:10/11/03 21:40
:F07B
:FeNWAEfY
#5 [*モモ*]
そして彼が向かったのは横断歩道越しにある、ガソリンスタンド。
其処にいるスタッフと何やら軽く話して、控え室のような場所へと姿を消した。
【前のスタンドの子なんだ!】
あまりに彼を目で追いすぎた私は、無意識のうちにカウンターの中で背伸びし、瞳を輝かせていた。
:10/11/03 21:43
:F07B
:FeNWAEfY
#6 [たな]
がんばれー
:10/11/03 23:37
:F706i
:.ksdJRps
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