ホントに大切な事。
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#1 [あき] 10/11/08 05:22
こぉゆうの書くの初めてなんで読みにくいかもしれないけど今までの自分と決別するためにも書かせてもらいます。
自己満やけど読んでもらえたら嬉しいな(>_<)
#5 [あき]
気がついたら近所の公園まできていた。
公園のベンチに座った瞬間なぜか涙溢れ出して子供みたいに大声出して泣いた。
今思えばかなり恥ずかしいけどw
でもあの時は泣くしかできなかった…
:10/11/08 05:49
:auSN3N
:PM55TnV2
#6 [あき]
真っ暗な公園で一人泣いてたら
「あき〜?」
誰かが声をかけてきた。
昔から可愛がってくれてた4つ上の直也君だった。
「どしたんや!?またおっさんに殴られたんか?とりあえず家こい!」
そっと抱き締めながらその優しい声が私の中の張りつめた何かをほぐしてくれた。
:10/11/08 05:57
:auSN3N
:PM55TnV2
#7 [あき]
その日から私は直也君の家で暮らすようになった。
母や妹には申し訳ないけど父親は私以外には手出さなかったしお金さえ振り込んでおけば問題はなかった。
父親がいない生活がとても幸せだった。
貿易関係の小さな会社の経営をしていた直也君はそこそこお金あったし広いマンションに一人で住んでたので私に一人部屋も与えてくれたし食費も面倒をみてくれた。
:10/11/08 06:02
:auSN3N
:PM55TnV2
#8 [あき]
一つ屋根の下に男女が暮らすわけやし、もちろん体の関係もあった。
でも全然かまわなかった。
直也君はいつも力強く抱き締めてくれて私が眠るまでずっと頭を撫でてくれた。
その時間が一番好きだった。
仕事も今まで働いていた会社を辞めて直也君の会社で働かせてもらう事になった。
:10/11/08 06:05
:auSN3N
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#9 [あき]
直也君とは一日中一緒にいた。
朝一緒に会社に行き仕事をして私が夕方に帰って夕飯の支度をして直也君が帰ってくる。
一緒に食事をしてテレビをみたりゲームしたり。
そしてそのまま一緒に寝る。
そんな繰り返しの毎日が幸せでしょうがなかった。
いつからか直也君は私に「結婚しような」っていってくれるようになった。
私ももぉこのまま直也君と結婚して普通の家庭を築いていくんやろうなって思ってた。
:10/11/08 06:12
:auSN3N
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#10 [あき]
会社では直也君の昔の同僚や後輩たちも一緒に働いていてみんなとても仲良くしてくれていた。
その中でも直也君が一番可愛がっていた後輩の拓也君は私と同い年という事もあって仲良しだった。
拓也君は妻子持ちで社内でも有名な愛妻家。
時々奥さんへのプレゼントを一緒に買いに行ったり子供の服を一緒に選びに行ったりしていた。
お互いに恋愛感情なんてものは全くなく拓也君は奥さんと子供の話、私は直也君の話ばかり。
お互いにノロケ合う中だった。
:10/11/08 18:01
:auSN3N
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#11 [あき]
ある日会社にいつも通り直也君と出勤したら
拓也君がいない。
直也君に拓也君休み?って聞いたら
「あいつはクビや。待っても来んぞ。」
えっ?
なんでいきなり?
直也君にそれ以上聞いても何も答えてくれなかった。
昼休み拓也君に電話して話を聞いたら
私が拓也君と不倫してると思い込んだ直也君が拓也君を追い込んでクビにしたと言うことだった。
拓也君は「あきちゃんはなんも悪ないからな!あきちゃんを連れ回した俺が悪いねん!嫌な思いさせてごめんな…」
ってなぜか拓也君が謝ってた…
こんなん許せなくて家に帰ってから直也君に話した。
拓也君のクビ撤回する事や二人の間になんにもなかったこと。
:10/11/08 18:09
:auSN3N
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#12 [あき]
でも直也君は何も信じてくれなかった。
それどころか会社立ち入り禁止にされた…
生活費を渡すからと私は家に軟禁…
携帯も解約されて直也君としか使えない携帯をもたされ一時間に一回電話があり常に監視されるようになった…。
:10/11/08 18:12
:auSN3N
:PM55TnV2
#13 [あき]
唯一許された一人での外出が買い物と実家に父親がいない時に母の顔を見に行く事だけだった。
それでもGPS?とかいうやつで行き先は常に監視されて少しでも違う所に行くと電話がかかってきた…
母は私のこんな状況にいつも泣いていた。
あきを幸せにしてあげれなくてごめんね。
全部ママが悪いの。
そんな事ばっかり言っては泣きじゃくる母…。
ママはなんにも悪くないよ。
ただ私の運が悪いだけ。
最低な父親を殺し損ねただけ。
最低な男とたまたま出会ってしまっただけ。
だからそんなに自分を攻めないで…
:10/11/08 18:21
:auSN3N
:PM55TnV2
#14 [あき]
そんな中私にも唯一楽しみにしてる事があった。
いつも買い物に行くスーパーの隣にある居酒屋のお兄さんと話す事。
最初は軽くえしゃくする程度だったけど向こうから声をかけて来てくれてた。
話す時間は3分か5分程度だったけどいつもふざけたりしてたくさん笑わせてくれた。
:10/11/08 18:27
:auSN3N
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