ふたり

出会いっていうか…

初めて会った時のこと正直よく覚えてない。笑

あなたの第一印象はなんだか可愛らしい人だなあ…
って感じだった気がする。

その後は、元々予約した
ビジネスホテルに行った

お互い付き合いの長い
相手がいるのに。

好奇心？まぁそれも少し
あったかもしれないけど

あたしはヒロならいい
って思ってたし、先の
ことは全く考慮なし。

なんかマンションみたい
なホテルで逆にふたり供
落ち着いた。

てか汗かいたしなぁー

ポチ:お風呂入ってきてもいいー？

ヒロ:あ…うん

何にも考えてなかったけど…これ軽率な行動だっただろうか。笑

なんもないかもしれないけど…念入りにお風呂でボディチェック。

あーあ、
あたし何やってんだか。

でもヒロいい人だなあ。

なんで九州なんだよー。
関東だったら良かったのに

なんて一人悶々しながら
入浴完了ー！

ポチ:さっぱりー！お先にすみません(笑)どおーぞ？

ヒロ:あ、ほーい。

ヒロなんか挙動不審。笑

バスローブってなんか怠いなあと思いつつも、ヒロを待つ間テレビを見てた。

しかし気付いたら寝てて
ヒロが出てくる音で起床。

ポチ:あーうたた寝してた｡

ヒロ:明日もあるしもう寝ようか！

そう言ってちょっと小さめなベッドにふたりで入るとピッタリサイズ…
うわ、恥ずかしい。苦笑

…しーん。

あれ…
やけに静かだな。笑

あたしは隣にヒロがいるだけでドキドキバクバク。

ま！寝るか！とヒロに背中を向けるとギュッと抱きしめられた。

ポチ:！？

ヒロ:なんでそっち向いて寝るん？

ポチ:え…あ！寝ようと思って…

ヒロ:もう寝る？

ポチ:ヒロ寝ないの？

ヒロ:んー寝るよ。笑

ヒロの優しい声が耳元でするたびに…体温上昇中！
てゆか夏なんですけどね。

ポチ:寝るんじゃん。笑

あたしはヒロにツッコミを入れ目をつぶった。

ヒロ:沢山ちゅうするんじゃなかったん？

…あ…

の話ですね。笑

あたしは静かにヒロの方に向きを変えた。

ポチ:ちゅうしたい？笑

ヒロ:ポチは？笑

ポチ:…あたし質問中！笑

お互いふざけてたけど目線が合うと静かに目を閉じて唇を重ねてた。