雨の後、愛し。
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#1 [MilFy☆] 08/11/14 18:34
また、雨か‥。
大好きな貴方を失った瞬間は、私の頭から消えない。
二度と消えるはずの
ない思い出と共に私は どおなるのだろう?
#2 [MilFy☆]
「まゆぅ〜?お弁当忘れてるわよ!」
玄関のドアノブから慌てて手を離し、母の元へ走っていった。
「ありがとう!じゃあ、行ってきます!」
元気よく出ていった。
:08/11/14 18:40
:SO705i
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#3 [MilFy☆]
「ふぅっ。まゆ、すっかり元気みたいね。」
キッチンにいた、まゆの姉のみゆきはコーヒーを呑みながら言った。
「もうそろそろ聖也君が亡くなって一年たつんじゃない?」
「そうねえー‥‥。」
この時、私達はまゆの心の闇にまだ気付かなかった‥‥。
:08/11/14 18:57
:SO705i
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#4 [MilFy☆]
「あかりぃ〜!おはようっ!」
まゆは元気よく親友のあかりの下へ行く。
「おはよ〜。」
あかりはあの事件を唯一知っている‥‥。
:08/11/14 18:59
:SO705i
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#5 [MilFy☆]
たわいもない話しを二人でしていると‥‥。
あかりは、まゆの手首を気にしている。
「まゆ、またやったんだ‥。」
「へ?あ‥‥‥。うん‥。」
まゆはそっと自分の手首を掴んだ。
:08/11/14 19:02
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#6 [MilFy☆]
「今日、一緒に買い物付き合ってくれる?」
まゆはあかりに帰り際、そう伝えた。
「いいよー。」
一緒に、雑貨屋に行った
「今日は聖也の誕生日なんだ。」
「あ、そっか‥‥‥。」
まゆは悲しそうな顔で選んでいる。
:08/11/14 19:05
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#7 [MilFy☆]
まゆ‥‥、変わったなあ。
私たちの出会いは高校の入学式だった。
まゆは、好き嫌いはっきりしてて、ちょっと我が儘だった。
そんなまゆを初め私は大嫌いだった。
:08/11/14 19:09
:SO705i
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#8 [MilFy☆]
席がたまたま隣だったせいか、話してみると以外と面白くて、さっぱりしてて、すぐ意気投合した。
恋愛にも積極的なまゆは、 入学当初から一目惚れしてからずっとアタックしていた彼氏をGetした。
:08/11/14 19:14
:SO705i
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#9 [MilFy☆]
その彼氏がそう‥、聖也だ。
イケメンで優しくて王子様みたいな人だった。
まゆはベタボレだった。
まゆも可愛いというより美人で、美男美女カップルとしてもかなり有名だった。
:08/11/14 19:16
:SO705i
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