暗闇の中に光を..
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#31 [世奈]
〔俺がお前笑わすわ…〕
この言葉が浮かんだ
奴の真剣な目……
なんだか意味が分からない
私に関わらないで…
奴の寂しそうな目
奴の怒った目奴の笑った目
全て頭に浮かんできた…
朝…
「せいなちゃん起きて」
「起きてる行ってくるね」
「はい!おにぎり〜」
おばあちゃんが
作ってくれたおっきな
おにぎり…それを受け取り
学校に向かった…
:09/04/08 10:50
:N906i
:s3XQvObE
#32 [世奈]
こんなおっきなお握り
食べれないよ……
プルルルル-プルルルル
ハルだっ
「はい」
「せ-なぉ〜はよ〜」
元気がいい…
「おはよ」
「今せ-なの後ろだよ〜クスクス」
後ろに振り替えると
遠くでジャンプしながら
両手を大きく手を振ってる
ハルの姿が見えた…
するとハルは走ってきた
:09/04/08 10:56
:N906i
:s3XQvObE
#33 [世奈]
「ハァ-ハァ-おはよ〜」
ちっちゃな子供の様に
満面な笑顔をしてるハル
「おはよ」
「今日暇〜?」
「10時まで暇だよ」
「じゃ遊ぼっか!!ニコニコ」
「うん」
初めて女の子と遊ぶ
何すればいいの…
:09/04/08 11:03
:N906i
:s3XQvObE
#34 [世奈]
ガラガラガラ
教室に入り奴はまだ
来ていないみたいだ…
「せ-なは友達と何して遊ぶ?」
「私友達出来たこと無いし」
「なんで〜〜?」
「必要無いし」
「私はせ-なと友達だよ(笑)」
「……」
:09/04/08 11:07
:N906i
:s3XQvObE
#35 [世奈]
「じゃ!!私せ-なの初めての友達だね♪嬉し〜〜い」
「……」
ガラガラガラ
「あッ…加藤君だ」
ハルが言った…
「おはよ」
奴は私に言ってたらしいが
私は外を見ていた
「加藤君ぉはよ〜」
ハルが笑顔で言った
「おはよ」
:09/04/08 11:16
:N906i
:s3XQvObE
#36 [世奈]
「準行くぞ」
「ん!」
「あッ昨日の子」
私はドアの方を見た
昨日麻雀をしていた
りょうまとまさるだった
同じ学校だったんだ…
私はペコリとお辞儀した
「じゃな!!」
奴は私にそう言い去った
「せ-な!!せ-な何で何で?」
目を真ん丸くし
不思議そうにたずねた…
「ちょっとね…」
それから奴は帰っては
来なかった…
…放課後…
:09/04/08 11:23
:N906i
:s3XQvObE
#37 [世奈]
「どこ行く〜?」
アゴに手を乗せ考えてた
「ハルが決めて私分からない」
「任せなさ〜い♪」と言って
向かった先はマクドナルド
飲み物とポテトだけ頼み
席についた…
その時ハルの右手に薄い
線が何本か見えた…
「ねぇ-それどしたの」
私は線に指さし聞いた…
:09/04/08 11:29
:N906i
:s3XQvObE
#38 [世奈]
「あッこれ?」
自分の右手をギュって握った
「うん」
「私が中1の時親父にやられたの」
笑って答えたハルは
目が悲しそうだった…
「そッか…今は?」
「今は大丈夫…だよ?」
:09/04/08 11:37
:N906i
:s3XQvObE
#39 [世奈]
「ならいいけど…」
「せ-な優しいのに何で友達作らないの?何か過去にあった?」
「無いよ…ただ作らないの」
「そっか-あのね?人間っていつ死ぬか分からないじゃん?だから誰かに私が死んだらこ-してね?って言っとくの(笑)じゃ自分が望んだ葬式になるし成仏出来るし」
「もう言ってあるの?」
:09/04/08 11:43
:N906i
:s3XQvObE
#40 [世奈]
「まだ♪せ-なに言っとく(笑)私がもし死んだら泣かないで?どんな死に方であれ同情しないで…後私の手を握ってハルって呼んで欲しいの(笑)お願いね〜」
「何年先かな…分かった」
「せ-なは?ある?」
「ん--…。。無いかな」
「無いの?何で-…」
「お葬式なんて望んで無いし誰も来ないの分かってるから」
友達も居ないのに…
お父さんゃお母さんも…
:09/04/08 11:51
:N906i
:s3XQvObE
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