友人の携帯小説だよ

良かったら読んであげて欲しいです

この友人は小説家を目指しています
凄い良い子なんで協力して下さい

読んだらレビューで
誤字脱字や矛盾

感想を書いてあげて下さい


<a href="http://book.xmbs.jp/detail.php?ID=0811saki&server=mbbook&guid=on&mid=10653af6c78f8f67939e735e637453de">親友を殺したのは…私?</a>

レビューに書ききれないので、リア友である貴方から伝えてほしい

これを↓

初めまして。
貴方の友人と名乗る者のカキコミを見て、ある掲示板から来ました。同じくホラー小説家を目指している者です。
小説家を目指していると聞き、意見・感想・誤字脱字・矛盾を書いてくださいとあったので、実力不足ながら述べさせていただきます。
私はアカウントを持っておらず、作者様に伝える方法が他にないのでこの場を借りてお話しさせていただきます。
不適切な言動、またはこの行為自体が不適切とあらば作者様の判断に委ねますので、ご容赦ください。
またレビュー評価は致しませんが、今後の活躍を願って10点とさせていただきます。
携帯小説サイトとはいえ、携帯小説家としてではなく一般の小説家として読ませていただいた感想を述べますので、ご理解ください。
先に言いますが、作品自体は悪くありません。個人的に終盤に進むにつれて面白さが増しているように思えます。お墓の辺りからより楽しめました。描写自体もほとんどのものがよく出来ていて、これから触れる点以外は貴方らしさがよく出たものだと思います。
では、上から目線で申し訳ありませんが、長文失礼します。
誤字脱字やおかしな点を挙げていきます。僕に間違いがある可能性も十分ありますのでご容赦ください。

まず二章「始まりは」の二頁目の二文目。
「悩んでいると言えば、(以下略」
ここは文全体がおかしいですね。
悩んでいると言えば、の後は悩みを書くべきところなのに悩みがなくなってしまっています。「〜と言えば」の使い方に錯誤があるのではないかと思われます。また、動作としての「〜と言えば」ならば、何故嫌がらせがなくなったのか理由を書かねば不自然となります。

同頁の三文目。
「昼休みも移動教室の時もいつも２人でいた。いや…３人だった」
言いたいことは伝わりますが、文として適切ではありません。携帯小説では通じますが、一般の小説では通じません。
いつもの出来事ならば勘違いすることは有り得ないので、ずっと三人で居続けたのに何故二人と間違ったのか？となってしまいます。ですが、これは非常に優れた表現ですのでこれからも使い続けてください。

三章「開始」の一頁目の二文目。
「枕がびしょびしょに目の周りが(以下略」
ここも文章におかしな点が見受けられます。「枕がびしょびしょになる程に泣く」と「目の周りが赤くなる程泣く」をくっつけたかったのでしょうが、両方とも「〜程泣く」という語尾にならねば不自然ですので、「枕がびしょびしょに」「目の周りが赤くなる程に」と繋げることはできません。どちらか片方を諦めるか、それが嫌なら表現を変えましょう。例えば「枕がびしょびしょになる程泣き、ふと顔を上げて鏡に映った自分を見ると、目の周りが痛々しく赤くなっていた。いつまで泣いていたのだろうか。気が付けば私は寝てしまっていた。」といった風に修正してみましょう。

同章三頁目の一文目。
×着ていた
○来ていた
それと句読点は要りません。入れるとするなら、
×一時間ほど、前に来ていた
○一時間ほど前に来ていた、
同頁最後の文
×着た
○来た
着信とは言いますが、あくまでも着るは着脱の着るだと思います。

携帯小説家を目指しているのでなければ八〜九頁は厳しいものがあります。少なくとも、プロの小説では使えないでしょう。

同章十頁の二文目。
＝はだめです。小説家を目指す上では使えません。
十三頁の「憎い」等の連呼は描写では使えません。会話文では使えます。
十四頁。絵文字はもちろん、ハートや音符、星なども使えないので注意してください。それらの表現は全て描写、文章で補います。

十六頁。
(一階に)
()の使用はラノベなどには僅かに認められてはいますが、ほとんどが心理描写を表すときであり、今回の場合適切ではありません。一階にあるということは描写で書きましょう。

十八頁。終わりの括弧が抜けています。
あと、『パンッ』というのも「何かを叩くような、乾いた音が聞こえた」など、描写で勝負しましょう。

二十一から二十二にかけて。主人公が咲を死んでしまったかもしれないと憂いているにも関わらず、その後の心境・心理描写が描かれていません。突然朝になってしまうとあまりの展開の早さに読者はおいてきぼりです。どんな心境だったのか、動揺や困惑などはしていないのか、何故警察に通報しなかったのか、何故場所までわかってるのに見に行ったりしなかったのか。このような疑問を読者は抱きます。同じホラー小説書きとして、ホラーではよりリアルさが求められるのでここは結構重要です。

二十二頁。レイプは日本語では強姦に当たります。強姦の定義はわかっているとして、電話の状況からあの短時間に強姦をするには少し無理があります。強姦ということにしたいのなら咲が襲われてから描写を長く稼ぎ、かつ強姦を思わせる描写を入れてみたりしてください。ここで卑猥な文章にならないように注意が必要です。あくまで描写の一つとして、です。今のままでは興奮した男に馬乗りになられてるとしか想像できないので、服を脱がしたと思わせるような些細な伏線を張りましょう。
また、殺害後でしたら死姦です。こちらは今の描写のままで構いません。

二十四頁。あくまでレイプという報道がなされているのなら、女性である主人公が堂々と犯人扱いされるのは少し無理があるのではと感じました。裏で噂になる程度なら納得できます。

四章「幕」二頁目。
×私が、咲を殺したという疑いは、晴れてゆうやには
○私が、咲を殺したという疑いは晴れて、ゆうやには
それと、咲の裏切りは主人公が最初に裏切ったためおあいこだったとしても、主人公にとってゆうやの裏切りは変わっていません。それを解決せずにゆうやと仲良くなるのはおかしいのではないでしょうか。

ｶﾀｶﾀ等、擬音の単発使用をやめましょう。擬音は描写の一環として使用してください。
基本的に数字は漢数字を使いましょう。
三点リーダー(これ→…)は単発ではなく二個で一つとします(つまり→……)。
携帯小説でよく見受けられる無駄な改行や空間空けは使わないしましょう。
句読点の位置がおかしくないか見直す癖をつけましょう。