WBA世界バンタム級休養王者の亀田興毅(25=亀田)が暫定王者で同級1位ウーゴ・ルイス(メキシコ)と12月5日、
大阪・ボディメーカーコロシアムで5度目の防衛戦を行うことが5日までに内定した。10年12月に
王座獲得後、下位ランカーとの防衛戦を重ねてきたが、ついに最強挑戦者を迎え撃つ。
王者としての価値を問われる試合だ。王座奪取から
1年以上も下位ランカーとの防衛戦が続いた。
4月のV4後には両拳の負傷で休養王者扱いに。指名挑戦者でもあるルイス戦が行われず、一部からは批判の声も出ていた。王座奪取から2年。両拳の故障もいえ、交渉もほぼまとまり、ようやく注目の一戦が実現する。
ルイスはKO率87・5%の強打を誇る。亀田より10センチも高い178センチの長身でリーチも長い。骨のある相手だけに「普通にやれば勝てる。負けるような相手ではない」と普段通りのビッグマウスの後に「決して弱い相手ではないから」と続けた。
決戦に向け、この日から
静岡・御殿場で合宿を開始した。3日に長男が誕生。「抱っこした瞬間、
“こいつだけおったら、
もうどうでもいい”と思ってしまった。合宿で気を引き締め直さないといけない」。
試合モードに必死で気持ちを切り替えた。
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