アンパンマン｢アーンパーンチ！｣

バイキンマン｢バイバイキーン｣

　　　　　　

ｶﾞﾁｬ

ドキンちゃん｢あっ…おかえりなさいバイキンマン…｣

バイキンマン｢ただいまドキンちゃん｣

ドキンちゃん｢またケガしてる…｣

バイキンマン｢今日はちょっと長引いちゃたよ｣

ドキンちゃん｢もうやめようよバイキンマン！このままじゃ死んじゃうよ！｣

バイキンマン｢ごめんドキンちゃん…俺様は悪役だから…｣

ドキンちゃん｢でも…でも…｣

バイキンマン｢大丈夫だよ俺様は死んだりしない｣

そう言ってバイキンマンは微笑んだ
だが身体は確実に限界へと近づいていた

　
　あんこの奴
　『そおいえばｗ
　　最近ﾊﾞｲ菌の奴も
　　あんまり来ないし
　　お腹を空かせた
　　子供も居ないし
　　一週間ぐらい
　　今の顔のままだな
　　うふふふふｗ』
　
　いやだｗｗ

そのころパン工場では

アンパンマン｢ジャムおじさん僕はまたバイキンマンを逃がしてしまった…｣

ジャムおじさん｢アンパンマン、君のアンパンチは十分バイキンマンを倒せるだけのパワーがある｣

アンパンマン｢じゃあ何故バイキンマンを倒せないんだ！｣

ジャムおじさん｢バイキンマンの…バイキンマンの頭を地面に固定してアンパンチを撃つんじゃ！｣

アンパンマン｢ッッ！！｣

　
　こらジャム！！
　そんな事したら
　ばい菌の奴の頭
　ぺっちゃぺちゃ
　なるやないか！

アンパンマン｢でもジャムおじさん…そんなことをしたらバイキンマn｣
ジャムおじさん｢甘いぞアンパンマン！バイキンマンを倒したいんじゃなかったのか！｣

ジャムおじさんの怒声がパン工場に響き渡る

アンパンマン｢でも僕はバイキンマンを殺したいわけじゃ…｣

　
　あんぱんの人！
　今や！反抗期を迎えろ！
　ジャムにくらわせ
　こしあんﾁｮｯﾌﾟ！！！

ジャムおじさん｢あまいあまいあまい！あまいぞアンパンマン！お前の頭にはアンコでも詰まってるのか！？その甘さを捨てなければバイキンマンは倒せんぞ！｣

アンパンマン｢……ﾜｶｯﾀ……わかったよジャムおじさん！僕はやってやる！殺ってやるぞ！｣

数日後

アンパンマン｢ﾔｯﾃﾔﾙ…ﾔｯﾃﾔﾙ…ﾔｯﾃﾔﾙ…｣ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

　　　　　　
その頃街では

バイキンマン｢はーひふーへほー！このお菓子は俺様のものだ！よこせー！｣

かば達｢助けてーア～ンパ～ンマ～ン！｣