原発・放射性物質総合 30
最新 最初 🆕
#121 [とくめい]
●食品の暫定規制値では、1年で17ミリシーベルトもの被ばくになると認める

 厚労省は、水や野菜、原乳が高濃度に汚染されていることが明らかになり、3月17日に、
食品の放射能汚染の摂取限度として、原子力安全委員会が事故時を想定して定めていた
食品に関する「飲食物摂取に関する指標」を暫定規制値として採用すると発表した。
 枝野官房長官は、この暫定規制値について、「このレベルを一生食べ続けても直ちに影
響はない」と強弁している。では、暫定規制値のレベルで被ばく量はいくらかになるのかを
確認した。暫定規定値に従えば、飲料水と食品の摂取だけで、1年間で17mSvの被ばく
(実効線量)になると認めた。
 ・放射性ヨウ素(甲状腺への等価線量で年50mSv)、全身に換算すると年に約2mSv
 ・放射性セシウム 年5mSv
 ・ウランとプルトニウムはそれぞれ 年5mSv
 これらを合計して、食品だけで年に17mSvになると認めた。一般人の年間被ばく限度は
1mSvである。暫定規制値は、食品からだけで、17mSvもの大量の被ばくを強要するもの
である。さらに、この暫定規制値を緩和しようとしている。

⏰:11/05/23 12:31 📱:PC 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194