この話しで僕は泣きました
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#201 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
:08/10/05 04:03 :PC :7813aGXo
#202 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
578 :就職戦線異状名無しさん :03/03/28 01:27
俺も小さい頃に母親を亡くしてるんだ。
それで中学生の頃、恥ずかしいくらいにぐれた。
親父の留守中、家に金が無いかタンスの中を探しているとビデオテープがあったんだ。
俺、親父のエ口ビデオとかかな?なんて思って見てみた。
そしたら・・・
病室のベットの上にお母さんがうつってた。
『〇〇ちゃん二十歳のお誕生日おめでと。なにも買ってあげれなくてゴメンね。
お母さんがいなくても、〇〇ちゃんは強い子になってるでしょうね。
今頃、大学生になってるのかな?もしかして結婚してたりしてね・・・』
10分くらいのビデオテープだった。
俺、泣いた、本気で泣いた。
次ぎの瞬間、親父の髭剃りでパンチパーマ全部剃った。
みんなにバカにされるくらい勉強した。
俺が一浪だけどマーチに合格した時、
親父、まるで俺が東大にでも受かったかのように泣きながら親戚に電話してた。
:08/10/05 04:03 :PC :7813aGXo
#203 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
590 :就職戦線異状名無しさん :03/03/28 01:36
そんで、二十歳の誕生日に、案の定、親父が俺にテープを渡してきた。
また、よく見てみたら。
ビデオを撮ってる親父の泣き声が聞こえてた。
お母さんは、笑いながら『情けないわねぇ』なんて言ってるんだ。
俺また泣いちゃったよ。
父親も辛かったんだろうな、
親父にそのこと言ったら、知らねーよなんて言ってたけど、
就職決まった時、
親父が『これでお母さんに怒られなくて済むよ』なんていってた。
俺このビデオテープがあったからまっとうに生きられてる。
お父さん、お母さん、ありがとうございます。
:08/10/05 04:04 :PC :7813aGXo
#204 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
:08/10/05 04:06 :PC :7813aGXo
#205 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
186 :1/2 :03/04/03 23:00
子供の頃。今は永遠だと思っていた。明日も明後日もずっとこうして続いていくような気がしていた。
大人になるってことは自分とは無関係だと思ってた。大人っていう生き物は自分たちとは別の生き物だと思ってた。
学校へ行って、友達と昨日遊んだ事を話して。
授業中、女子の手紙を別の女子に渡しながらノートに落書きして。
休み時間、誰かが打ったホームランのボールの軌道を青空の向こうに見上げてた。
昼休み、給食のメニューに一喜一憂して、牛乳早飲み王決定戦に参加した。
先生に怒られてからはその目を盗んで開催した。
放課後、今日は誰と何して遊ぼうか。公園、駄菓子屋、友達の家。
僕らは遊びの天才だった。何をやっても楽しかった。
誰かの家でした、気になる女子の話。
「いいか?誰にも言うなよ?男同士の約束だぞ?」
「う、うん。約束する」
「お前から言えよ。」
「やだよ。おまえからいえよ。」
「じゃあ、じゃ〜んけ〜ん・・・」
小さな恋は叶わなかったけれど。
結局誰にも言わずに今まで守られた、小さな男同士の約束。
:08/10/05 04:06 :PC :7813aGXo
#206 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
187 :2/2 :03/04/03 23:01
夏休みに自転車でどこまでいけるかと小旅行。計画も、地図も、お金も、何も持たずに。
国道をただひたすら進んでいた。途中大きな下り坂があって自転車はひとりでに進む。
ペダルを漕がなくても。何もしなくても。
ただ、ただ気持ちよかった。自分は今、世界一早いんじゃないかと思った。
子供心に凄く遠いところまできた事を知り、一同感動。滝のような汗と青空の下の笑顔。
しかし、帰り道が解からず途方に暮れる。不安になる。怖くなる。いらいらする。
当然けんかになっちゃった。泣いてね〜よ。と全員赤い鼻して、目を腫らして強がってこぼした涙。
交番で道を聞いて帰った頃にはもう晩御飯の時間も過ぎてるわ、親には叱られるは、
蚊には指されてるわ、自転車は汚れるわ。
でも次の日には全員復活。瞬時に楽しい思い出になってしまう。絵日記の1ページになっていた。
今大人になってあの大きな下り坂を電車の窓から見下ろす。
家から電車でたかだか10個目くらい。
子供の頃感じたほど、大きくも長くもない下り坂。
でもあの時はこの坂は果てしなく長く、大きかった。永遠だと思えるほどに。
今もあの坂を自転車で滑り落ちる子供達がいる。楽しそうに嬌声を上げながら。
彼らもいつの日にか思うのだろうか。
今、大人になってどれだけお金や時間を使って遊んでも、
あの大きな坂を下っていた時の楽しさは、もう二度とは味わえないと。
もう二度と、友達と笑いながらあの坂を、自転車で下る事はないだろうと。
あんなにバカで、下らなくて、無鉄砲で、楽しかった事はもう二度とないだろうと。
:08/10/05 04:06 :PC :7813aGXo
#207 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
:08/10/05 04:07 :PC :7813aGXo
#208 [名前のない生活]
↑
感動話てかネタ?
話の内容自体はいいけど、文体にイライラした
:08/10/05 04:07 :D705i :☆☆☆
#209 [名前のない生活]
:08/10/05 04:08 :D705i :☆☆☆
#210 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
>>208話の内容とぶんの長さで俺は話を選んでるから、俺に言われても困る。
あと俺がコピペしてるやつは全部実話。
:08/10/05 04:11 :PC :7813aGXo
#211 [名前のない生活]
:08/10/05 04:23 :SH704i :8THk/AlA
#212 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
:08/10/05 04:30 :PC :7813aGXo
#213 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
137 名前:名無しさん@120分待ち 投稿日:02/06/25 03:32 ID:RBNJQkM2
秋もだいぶ深まってまいりました。
ディズニーランドのスタッフの皆様、いつも私たちにステキな夢をありがとうございます。
今月、数年ぶりに主人とディズニーランドに遊びに行かせていただきました。
実はこの日は、一年前に亡くなった私達の娘の誕生日、そして命日でした。
身体がとても弱かったために、生まれて間もなくこの世を去ってしまい、
主人と二人、ずいぶんと長い間、深い哀しみにおりました。
助けてあげられなかったこと、何一つ我が子にしてあげられなかったこと、
いまでも悔やんで仕方ありません。
生まれてきたら、このディズニーランドに連れてきてあげたいという私たちの
夢も果たすこともできず、主人と話し、この日、娘の供養のために来ることがで
きました。
事前にガイドブックを見て、かわいいお子様ランチがあることを知り、
娘に食べさせてあげたいと思い、ワールドバザールにあるイーストサイド・カフェに入りました。
本当は8歳以下でないと注文することができないものでしたが、お店の方に事情を話すと、
快く注文を聞いてくださいました。
そして隣の4人掛けのテーブルに子供用のイスまで用意してくださって、
「3名様、こちらにどうぞ」と席を移してくださったのです。
:08/10/05 04:39 :PC :7813aGXo
#214 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
「本日はよくきてくださいました。ご家族で楽しんでいってくださいね」と、
まるで我が子がここに一緒にいるように私たちをもてなしてくださり、
主人も私も感激で胸がいっぱいになり、涙があふれました。
娘を亡くしてからはじめて、「親子3人でいる」ということを味わわせてくださって、
本当に感謝しております。
娘が生きていてくれたらどんなに幸せだったろうという思いでいっぱいです。
お店の方々にとても親切にしていただき、そしてかわいいお子様ランチも食べることができて、
娘もさぞ喜んでいたと思います。
思いもよらぬ皆様の温かなおもてなしのおかげで、とても良い想い出ができましたし、
娘のためにも、とてもよい供養ができたと思います。
親子3人で楽しいひとときを過ごさせていただきまして、本当にありがとうございました。
あの時のお礼を言いたくて手紙を書かせていただきました。
娘は天国へ行ってしまったけれど、私たちのかけがえのない宝です。
これからも愛し続け、一生ずっと一緒に生きて行こうと思います。
また娘を連れて遊びに行かせていただきます。
ステキな夢を見れる日を楽しみにしています。
スタッフの皆様、日ごとに寒さが加わってまいりますので、お体を大切に、
これからも私たちのために頑張って下さい。
では、さようなら。
:08/10/05 04:39 :PC :7813aGXo
#215 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
:08/10/05 04:40 :PC :7813aGXo
#216 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
:08/10/05 04:47 :PC :7813aGXo
#217 [名前のない生活]
:08/10/05 05:17 :W61P :YEz1wnaw
#218 [名前のない生活]
13年後のクレヨンしんちゃん
泣けた;ロ;
:08/10/05 05:31 :W61P :YEz1wnaw
#219 [伝説の少女A]
全自動卵割り機買えばいいのに
:08/10/05 05:35 :W52SA :SyQ6F7S2
#220 [はならびmdm◇utr]
:08/10/05 05:45 :D903i :bji67PFs
#221 [名前のない生活]
:08/10/05 13:24 :N703imyu :XpCTz3hs
#222 [ぴの]
>>216まとめてくれて見やすいです(。・ω・。)
:08/10/05 13:35 :SH905i :☆☆☆
#223 [れんにゅう]
涙が止まらない。なんか辛くなってきた
:08/10/05 13:42 :P902i :☆☆☆
#224 [名前のない生活]
:08/10/05 16:24 :N703imyu :XpCTz3hs
#225 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
:08/10/05 17:56 :PC :7813aGXo
#226 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
:08/10/06 00:24 :PC :r8QWtZHs
#227 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
:08/10/06 00:24 :PC :r8QWtZHs
#228 [マシェリ◆coffee/136]
>>216あげ(´;ω;`)
あげ(´;ω;`)!!
:08/10/06 03:27 :SH905i :4SlaQJP6
#229 [名前のない生活]
:08/10/06 10:51 :N703imyu :nqQ6CUjQ
#230 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
924 :おさかなくわえた名無しさん :05/01/28 14:05:57 ID:Abh/p1dM
もう何年も前になるけど、
毎日会社を辞めたくてしかたなくて いつも
「今日こそやめてやる」と言うことしか考えてない時があった。
乗り換えの駅の通路で、寒いからコーヒーを買って飲んでたら、
酔っ払いのおじさんが近寄ってきてなにか言ってる。
「なんだ朝から酔っ払って…あっちにいけよ!」
と思っていたら、おじさんが言った。
「お姉ちゃん。なんでそんなに悲しい顔してるの。
どっかに戦いに行くときのような顔してるよ。
あんたがそんな顔してたら、あんたのことを大事に思って
いてくれる人は、きっと悲しいと思うよ。」
そのときの自分は、どんな顔をしてたんだろう。
「おじさんも色々あったけど、なんとか生きてるよ。
元気が一番だよ。 笑ってみなよ。」
自分はに、っと笑顔を作ってみた。
上手く笑えたかはわからない。
でもおじさんも笑って
「いい顔だ」
といって歩いていった。
なんかわからないけど、そのとき涙が出そうになった。
どこの誰かもしらない、
もう会うこともないおじさん、
どうもありがとう。
:08/10/06 19:17 :PC :r8QWtZHs
#231 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
:08/10/06 19:19 :PC :r8QWtZHs
#232 [クソスレマスター改◆.k7s0i/hfw]
あげとく
:08/10/06 23:17 :PC :D8ABuiO.
#233 [名前のない生活]
良スレあげ
:08/10/06 23:49 :SH903i :NL8vAI16
#234 [名前のない生活]
泣いた…
あげ
:08/10/07 09:36 :SH903i :0NibunTY
#235 [名前のない生活]
泣ける
感動。親を大事にしようとおもた
:08/10/07 09:40 :SH905i :vMmG2KrM
#236 [名前のない生活]
泣いた°・(ノД`)・°・
親大切にしよう
:08/10/07 11:01 :F904i :t2HuFmus
#237 [ポン]
:08/10/07 11:05 :P705imyu :1XltaFW6
#238 [名前のない生活]
:08/10/07 13:51 :N703imyu :i0u..TAw
#239 [クソスレマスター改◆.k7s0i/hfw]
ぷぅ
:08/10/07 17:05 :PC :kZwodgaU
#240 [名前のない生活]
泣けた
今凄くすねかじってるけど
将来は絶対に親孝行したい。
:08/10/07 17:56 :P905i :☆☆☆
#241 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
:08/10/08 00:17 :PC :FWP.Jnko
#242 [クソスレマスター改◆.k7s0i/hfw]
198 :専守防衛さん :03/10/13 00:41
泣ける話ではないかもしれませんが… 私がホテル勤めをしていた頃の話。
ある披露宴、新郎が海自の方でした。同僚上司達は制服で出席。
披露宴も御披楽喜に近づき、新郎のおじいさんの挨拶がありました。
一通りの祝いの言葉の後に、
「自分は海軍にいた。孫が艦に乗っている事を誇りに思う。
自分達の世代の不甲斐なさのせいで今の海上勤務の方達には苦労を
掛けていると思う。」
たとたどしくですが話されました。
同僚達は知らなかったらしく酔っ払っていたのが、段々背筋が伸びていき
神妙に聞き入っていました。挨拶が終わり高砂の席の一人が
「何に乗っておられたのだ」
と尋ねると、新郎は小声で
「大和です」
それを聞いた海自組一同すっ転ぶような勢いで立ち上がり、イスが倒れる
のも無視して、直立不動で敬礼を送りました。
おじいさんも見事な答礼を返されました。
私はその後は仕事になりませんでした。
ウェイトレスの女の子達は不思議そうな顔をしておりましたが。
:08/10/08 11:05 :PC :.Qfq8B5Q
#243 [クソスレマスター改◆.k7s0i/hfw]
この話の良さがわかる日本人はいかほどか
:08/10/08 11:06 :PC :.Qfq8B5Q
#244 [クソスレマスター改◆.k7s0i/hfw]
208 :専守防衛さん :03/11/09 20:48
自衛隊機墜落
1999年11月22日午後、航空自衛隊入間基地所属のT33型ジェット練習機が
入間川河川敷に墜落しました。
その際、東京電力の高圧送電線を切断し、東京・埼玉の約80万世帯で停電となりま
した。電線切断による停電は都市のもろさの再認識となり、マスコミの論調は私の知
る限り「税金の無駄使い」的な、冷淡なものであったと思います。
ところが私の属する「フォーラム」で別な観点の紹介がありました。
当日のニュースステーションで(私は普段テレビをほとんど見ず、この番組も見てい
ませんが)国際コンサルタントの岡本さんという人が出演しており事故のお詫びをす
る防衛庁長官の画像についてコメントを求められ、
「私の事務所でも停電のためにコンピュータが止まり、大いに迷惑はしているが、今
の報道を見ると、脱出用パラシュートも開かぬままとなっており、脱出のチャンスを
失ってまで、住宅地への墜落を回避した可能性が高い。
であれば、パイロットの行為は人間の尊厳に満ちたものであり、にも関わらず、ま
ず、この行為に対して、長官が哀悼の意を表しなかったとすれば、ご遺族の方々は、
何と思うだろうか、誠に遺憾である」
と語ったそうです。(実際には防衛庁長官は会見で、亡くなったパイロットへの、哀
悼の意を表したそうです。報道の編集作業の恐さですね。
報道には必ず「誤報」があります。意図したもの、せぬものがあるでしょう。しかし
それ以上に恐ろしいのは「編集」です。簡単には「強調」と「省略」です。)
:08/10/08 11:06 :PC :.Qfq8B5Q
#245 [クソスレマスター改◆.k7s0i/hfw]
209 :専守防衛さん :03/11/09 20:48
又、別なフォーラムでこのような会話がありました。
「ベテランのお二人は、最低安全高度については熟知されていた筈ですから、二人と
も『自分が助かるため』に脱出装置を使われたとは思えないのですが」
「自衛隊パイロットへのインタビュー記事でしたか、こんな記述を読んだことがあり
ます。もし住宅密集地の上空でエマージェンシーに遭遇したら、どうするのかとの質
問に対するパイロット氏の答え、
『被害を最小限にとどめるため、最後まで操縦を続ける覚悟はあります』
と言い切った上で、
『ただ、最後の瞬間に、わずかでも時間があれば、脱出装置は作動させます。そうし
ないと、脱出装置を整備した整備員に、要らぬ心配をかけますから』
とのことでした。」
産経新聞2000.8.3朝刊から「自衛隊半世紀」と題する特集記事が始まってお
り、プロローグとしてこの事故が取り上げられています。その冒頭で、
なぜ、航空自衛隊のパイロットは「ベイル・アウト(緊急脱出)」を二回叫んだのだ
ろうか。
と、記しています。「パイロットはベイル・アウトを通報した後、十三秒後にもう一
回、同じ言葉を叫んでいた。」
この十三秒は、正に上記の『被害を最小限にとどめるため、最後まで操縦を続ける覚
悟はあります』に合致します。
そして、『ただ、最後の瞬間に、わずかでも時間があれば、脱出装置は作動させま
す。そうしないと、脱出装置を整備した整備員に、要らぬ心配をかけますから』を、
完璧に実現しています。
:08/10/08 11:06 :PC :.Qfq8B5Q
#246 [クソスレマスター改◆.k7s0i/hfw]
210 :専守防衛さん :03/11/09 20:49
この事故の直後に近くを通りかかった教育者がいました。○○○○高等学校学校長・
小○○男先生です。この事故に関する所感を同校の学校通信「○棚」90号に寄せま
した。
この文章は多くの場所で引用され、国会の場で朗読もされました。殆ど公的なものと
思います。私は勝手に、ここにその全文を転載します。部分的な引用は意を伝え得な
いと思えます。
繰り返しますがこの文章は国会でも朗読され、新聞、雑誌等にも各所で引用されまし
た。既に公的な文書と私は思います。(小○○男先生には直ちに本ページの所在をお
知らせしました。「暗黙の了解」を頂いているものと存じます。)
ーーーーー
:08/10/08 11:07 :PC :.Qfq8B5Q
#247 [クソスレマスター改◆.k7s0i/hfw]
211 :専守防衛さん :03/11/09 20:50
人間を矮小化してはならぬ
先日、狭山市の柏原地区に自衛隊の練習用ジェット機が墜落しました。たまたま私
は、○田先生と共に、あの近くを走っていましたので、立ち寄ることにしました。
すでに付近は閉鎖されていて、近くまで行くことはできませんでしたが、それほど遠
くないあたりに、白煙の立ち上るのが見えました。
見上げると、どのような状態であったものか、高圧線がかなり広範囲にわたって切
断されています。高圧線は、あの太くて丈夫な電線ですから、切れるときはぷつんと
切れそうなものですが、多数の細い線の集まりからできているらしく、ぼさぼさに切
れています。
何カ所にもわたって、長くぼさぼさになった高圧線が鉄塔からぶら下がっている様
は、まさに鬼気迫るものがありました。
聞くと、操縦していた二人は助からなかったそうです。二佐と三佐と言いますか
ら、相当地位の高いパイロットだと言えます。二人とも脱出を試みたのですが、高度
が足りなく、パラシュート半開きの状態で地面に激突し命を失った模様です。
以前、現在防衛大学の学生である本校の卒業生が、防大合格後航空コースを選ぶと
いうのを聞いて、私がとめたことがあります。「あんなに危ないものに乗るな」と。
彼の答えはこうでした。
「先生、戦闘機は旅客機より安全なのです。万一の場合脱出装置が付いており、座席
ごと空中に打ち出されるのですから」と。
:08/10/08 11:07 :PC :.Qfq8B5Q
#248 [クソスレマスター改◆.k7s0i/hfw]
212 :専守防衛さん :03/11/09 20:51
その安全な戦闘機に乗りながら、この二人の高級将校は、何故死ななくてはならな
かったのでしょうか。それは、彼らが十分な高度での脱出を、自ら選ばなかったから
です。
おそらく、もう百メートル上空で脱出装置を作動させていれば、彼らは確実に自らの
命を救うことができたでしょう。
47歳と48歳と言いますから、家族に取りかけがえもなく尊い父親であったでしょ
う。それなのに、何故彼らはあえて死を選んだのでしょうか。
実は、あの墜落現場である入間川の河川敷は、その近くに家屋や学校が密集してい
る場所なのです。柏原の高級住宅地は、手を伸ばせば届くような近距離ですし、柏原
小、中学校、西武文理高等学校もすぐそばです。
百メートル上空で脱出すれば、彼らは確実に助かったでしょうが、その場合残され
た機体が民家や学校に激突する危険がありました。
彼らは助からないことを覚悟した上で、高圧線にぶつかるような超低空で河川敷に接
近しました。そうして、他人に被害が及ばないことが確実になった段階で、万一の可
能性に賭けて脱出装置を作動させたのです。
死の瞬間、彼らの脳裏をよぎったものは、家族の顔でしょうか。それとも民家や学
校を巻き添えにせずに済んだという安堵感でしょうか。
:08/10/08 11:08 :PC :.Qfq8B5Q
#249 [クソスレマスター改◆.k7s0i/hfw]
他人の命と自分の命の二者択一を迫られたとき、迷わず他人を選ぶ、この犠牲的精
神の何と崇高なことでしょう。皆さんはどうですか。このような英雄的死を選ぶこと
ができますか。
私は、おそらく皆さんも同じコースを選ぶと思います。私も必ずそうするでしょう。
実は、人間は、神の手によって、そのように作られているのです。
人間はすべてエゴイストであるというふうに、人間を矮小化、つまり実存以上に小
さく、卑しいものに貶めようとする文化が今日専らです。しかし、そうではありませ
ん。
:08/10/08 11:08 :PC :.Qfq8B5Q
#250 [クソスレマスター改◆.k7s0i/hfw]
213 :専守防衛さん :03/11/09 20:53
人間は本来、気高く偉大なものなのです。火災の際の消防士の動きを見てご覧なさ
い。逃げ遅れている人があると知れば、彼らは自らの危険を忘れて猛火の中に飛び込
んでいくではありませんか。
母は我が子のために、父は家族のために命を投げ出して戦います。それが人間の本当
の姿なのです。
その愛の対象を、家族から友人へ、友人から国家へと拡大していった人を我々は英雄
と呼ぶのです。
あのジェット機は、西武文理高等学校の上を飛んで河川敷に飛び込んでいったと、
○藤校長はパイロットの犠牲的精神に感動しつつ語っておられました。
:08/10/08 11:09 :PC :.Qfq8B5Q
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