つ『ごんぎつね』

高校になってから電車通学になった私はおっちょこちょいでいつも定期を忘れていつも家に取りに帰ってた。
だから朝母に渡してもらうことにした。
頼んだ日から１日たりとも母が忘れたことはなかった

ある日、朝ごはんを食べて着替えて行ってきますと言うと母が定期を渡してくるはずなのにその日はキッチンから行ってらっしゃいと言った。でもそこまで意識しなかった私は父と家を出、一人で駅に向かった。駅に着いて定期を忘れたことに気がついた私はその日に限り取りに帰らず切符を買って学校に行った。

いつも通りに時間は過ぎ、家に帰ると母がキッチンで倒れていた。

朝の洗い物を残したまま。
なんであの日、私は定期を取りに帰らなかったんだろう。もしかしたらその時母の異変に気付いたり、救急車を呼んで助かっていたかもしれないのに。


お母さんごめんね。
最期の行ってらっしゃいちゃんと届いたよ。

あげ保守

ごん、お前だったのか、いつも栗を置いていたのは

しんちゃん泣けた

>>687
やばい(;_;)
実話？

>>2
何度読んでも泣ける
今お母さんが死んだら絶対に後悔する自分も後から死んでしまいそう

>>287
の「オヤジは51歳で天国へ長期出張」
って言葉、なんか感動。

親なんか死ね

涙止まんない
親大事にしょうと思った
うちは母子家庭で、あたしは県外で一人暮らしさせてもらってる。
年末帰ったら親孝行してあげたい。