17歳。
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#34 [匿名]

「…祐紀ー」

『何ー?』

「祐紀の自転車の後ろってあたしだけのものでしょ?(笑)」

『そうだな(笑)』

「…明日からは彼女乗せなよ?」

そう言うと同時に、
車の音であたしの声はかき消された。

⏰:09/03/15 20:54 📱:W61T 🆔:QuE32LZ2


#35 [匿名]

『えー?聞こえなかったー何て言ったん?』

「何でもなーい!」

ふと空を見上げたら、
いつものように
青かった。

あたしはもう、
この自転車の後ろに乗らない。
乗れない。

⏰:09/03/15 20:56 📱:W61T 🆔:QuE32LZ2


#36 [匿名]

今決心した。

だって乗ってたら
いつまでも祐紀の事
諦められないじゃん?

乗せてくれないかもだし…ね。

⏰:09/03/15 20:58 📱:W61T 🆔:QuE32LZ2


#37 [匿名]

『着いたよー』

「…送ってくれてありがとね!」

祐紀の腰から手を離し、自転車の後ろからトンっと降りた。

『じゃあまたな!』
そう言って帰ろうとする祐紀。

「―祐紀!」

声が震えた。

⏰:09/03/15 21:01 📱:W61T 🆔:QuE32LZ2


#38 [匿名]

『何だよ桃太郎ー』

けらけら笑う祐紀。

「あたしさー!」

『おう!』

心臓がばくついた。

…しばらく無言のあたしを不思議そうに見る祐紀。

待って…今言うから。

⏰:09/03/15 21:07 📱:W61T 🆔:QuE32LZ2


#39 [匿名]

「…桃太郎はねー!」

『桃太郎はー?』

「祐紀の事が…好…き」

あぁ、駄目だ。
あたし泣いてる。

『………え?』
驚いてる祐紀。

「彼女いるの知ってるし…ごめ…伝えたかっただけだから!送ってくれてありがと…ばいばい!』

祐紀の顔を見ないで、
あたしは家の中に
逃げ込んだ。

⏰:09/03/15 21:11 📱:W61T 🆔:QuE32LZ2


#40 [匿名]

何でこんなに涙が
出んの。

何でこんなに
好きなの。

何であいつには
彼女がいるの。

何で…何でこんなに
切ないの。

⏰:09/03/15 21:13 📱:W61T 🆔:QuE32LZ2


#41 [匿名]

その日はずっと
泣いてた。

目が腫れようが
鼻水が出ようが
関係ない。

泣いて泣いて
泣きまくって、
藍川ももかは
あなたの事を諦めます。

⏰:09/03/15 21:15 📱:W61T 🆔:QuE32LZ2


#42 [あやか]
それでそれで?

この小説まじ気に入った�ト

⏰:09/03/15 22:27 📱:W61T 🆔:T0gWUw.U


#43 [匿名]
>>42
嬉しいです(´;ω;`)


次の日あたしは
学校をサボった。

祐紀はきっと、
自分のせいで
あたしが休んだって思ってるんだろうな。

あたしも行こうと思ったけど、やっぱり祐紀と普通に接する自信がなかった。

やっぱりまだ祐紀が好きだから。…それにこの腫れた目じゃ…無理っす。

⏰:09/03/16 18:06 📱:W61T 🆔:E9FIQkmQ


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