17歳。
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#211 [匿名]

『まじでー!?』
「男紹介しようか!?」


周りの女子もあたしの答えを聞いて驚き
騒ぎ出す。

あたしはお菓子を頬張りながら、
好きな人いるから。とだけ答えた。

⏰:09/04/29 00:28 📱:W61T 🆔:qt6caQTk


#212 [匿名]

―授業中、ノートを書く時にうつむくと、
目の前に現れるあたしの髪の毛。

明るい茶色だった髪の毛は、真っ黒になっていて、自分でも違和感がある。


…ずいぶん伸びたな。
ばっさり切ってショートにすればよかったかも。

⏰:09/04/29 00:30 📱:W61T 🆔:qt6caQTk


#213 [匿名]



授業が終わり、
のろのろと玄関に向かうあたし。

早く帰ろっと。

そんな事ばかり
思ってた。

⏰:09/04/29 00:34 📱:W61T 🆔:qt6caQTk


#214 [匿名]

外に出た時、
目の前の光景に
あたしは動揺してしまった。

……………夢?

漫画みたいにほっぺをつねってみる。

痛い。
夢じゃない、現実なんだ。

⏰:09/04/29 00:35 📱:W61T 🆔:qt6caQTk


#215 [匿名]

あたしの瞳に
映っているのは、


…自転車に乗ってる
祐紀。

『桃太郎ーっ!』

こっちを見て、
あたしを呼ぶ声。

……嘘、嘘だよ。

心臓が異常なくらいに動き出す。

⏰:09/04/30 19:11 📱:W61T 🆔:frYRJukM


#216 [匿名]

『一緒に帰ろー』

今までの事が
まるで嘘だったかのように、満面の笑顔で呼ぶ祐紀。


……何が何だか、
今のあたしには全くわからない。

ただ、体は正直で。
祐紀の方へと、
自然に足が進んでいた。

⏰:09/04/30 19:13 📱:W61T 🆔:frYRJukM


#217 [匿名]




夕方の公園。
なんか…懐かしいな。
あたしたちが靴飛ばしした公園。

そんなに前の事じゃないのに、あの時がすごく昔のように思える。

ブランコに座っているあたしたちは、あの頃と同じように見える?

⏰:09/04/30 19:15 📱:W61T 🆔:frYRJukM


#218 [匿名]

『……何か、今までごめんな。』

沈黙を破ったのは
祐紀の方。

『俺さ、変な意地とか張っちゃったり、気まずかったりしてさ。
ほんと男のくせに
だせーよな(笑)』

笑いながら話す祐紀。
あたしは何も言えなくて、ただ黙って聞いてた。

⏰:09/04/30 19:17 📱:W61T 🆔:frYRJukM


#219 [匿名]

『学校でも、放課後でも、桃太郎といないとつまんなくてさ。
違う奴らと絡んでても、いっつも桃太郎と比べちゃうんだよな(笑)』


「……あたしもだよ。」

祐紀の方は見ないで、
小さな声で呟いた。


『やっぱりな(笑)』

小さな声で呟いたのに、あたしの声は祐紀には聞こえてたみたい。

⏰:09/04/30 19:22 📱:W61T 🆔:frYRJukM


#220 [匿名]

『……なぁ、桃太郎。』


あたしが祐紀の方を向くと、目が合った。


『俺がいなくなったらどーする?』

いきなりこんな質問をされて、あたしは拍子抜けしてしまった。

「泣くかな。」

笑いながら言う。

⏰:09/04/30 19:24 📱:W61T 🆔:frYRJukM


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