-LEON STORY-
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#9 [☆]
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そう
あたし達はあの日以来一週間
会っていなかった。
玲音には本当に申し訳なくて
なんだか気まずかった。
その人が目の前にいる。
玲音は黙って煙草に火をつけた。
「…だから沙菜ちゃん。
お金はいらないよ。」
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:09/03/18 00:08
:D905i
:7L3oJ4Go
#10 [☆]
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「ありがとう。」
あたしは遠慮なく受け取った。
お店の中は気まずい空気。
玲音はずっと遠くを見つめる。
あたしのこと…見てくれない。
喧嘩したわけでもないし
嫌いなわけでもない。
ただ幸せすぎる自分が怖かったの…。
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:09/03/18 00:11
:D905i
:7L3oJ4Go
#11 [☆]
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灰皿にはたくさんの吸い殻。
待っててくれたのかな。…
「‥沙菜。」
「はいっ!!」
「今から俺の家にこい。」
そういうと腕をがっしり
握って龍さんにお礼を行って
お店をでた。
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:09/03/18 00:13
:D905i
:7L3oJ4Go
#12 [☆]
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玲音は無言。
顔は出会った頃みたいに
怖かった。
あたしは泣くのを必死に耐えた。
家につくと
「座れ。」
と言われて、端っこに体育座りで座ってみた。
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:09/03/18 00:14
:D905i
:7L3oJ4Go
#13 [☆]
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‥‥‥‥
煙草に火がつく。
「…沙菜。
一週間何を考えた?」
優しい瞳があたしを見つめる。
「あのね…
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:09/03/18 00:16
:D905i
:7L3oJ4Go
#14 [☆]
玲音といると本当に幸せで
幸せで…その幸せが自分に
当たり前になっちゃう気が
してきて……ッそれでッ…」
涙が溢れてきた。
あたしはこの一週間
玲音に会いたくて仕方なかった。
けど幸せが当たり前になるのが
すごく怖かった。
玲音も連絡をくれなかった。
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:09/03/18 00:18
:D905i
:7L3oJ4Go
#15 [☆]
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玲音は黙って聞いてくれた。
煙草は火がついたまま
灰皿の上で小さくなっていた。
「…俺には」
あたしはぐしゃぐしゃの顔で
玲音をみた。
「…俺には沙菜しかいない‥。」
そういう玲音は、すごく寂しげな瞳をしていた。
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:09/03/18 00:20
:D905i
:7L3oJ4Go
#16 [☆]
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玲音は、この先もずっと一緒にいたい。
だからこそ今はそっと沙菜に考えさせる時間を与えた、って言ってた。
玲音があたしを包み込んだ。
「うぅっ…あいた‥かッ…」
「‥俺も。」
玲音の制服は、あたしの涙で
びしょびしょに濡れた。
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:09/03/18 00:23
:D905i
:7L3oJ4Go
#17 [ゆりな]
めっちゃおもしろいですイ
前作からスキでした。
頑張ってくださいイ
:09/03/18 00:51
:W62SA
:KQp1Z6ug
#18 [☆]
ゆりなさん
ありがとうございます

がんばります(^ω^)
:09/03/18 01:01
:D905i
:7L3oJ4Go
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