-LEON STORY-
最新 最初 全 
#86 [☆]
'
玲音は未だかつてない怒りを
顔で表していた。
「‥灰斗。
沙菜に手をだすな。」
「もう遅いなあ。
お前の女は感じやすいな。」
玲音は、灰斗の胸ぐらをつかむ。
灰斗もその上からつかむ。
「沙菜を俺にくれよ。」
_
:09/03/25 21:28
:D905i
:tpGNOAW6
#87 [☆]
'
無言で玲音は灰斗を殴った。
「効くね〜。
昔から玲音は強いし。」
「黙れ。」
玲音はあたしに制服のブレザーを
投げた。
「‥玲音‥やめて。」
玲音は灰斗を突き飛ばす。
_
:09/03/25 21:32
:D905i
:tpGNOAW6
#88 [☆]
'
「玲音はずるいよ。
俺にはいつもなんもくれないし。
奈津だって玲音ばっか。
俺とお前は血繋がってるのに」
「でてけ。」
玲音は図書室の窓ガラスを
腕で割った。
ガシャーン!!という大きな音に
灰斗とあたしは呆然とした。
玲音は怒りを窓ガラスに
ぶつけた。
_
:09/03/25 21:38
:D905i
:tpGNOAW6
#89 [☆]
'
玲音の腕からは
血があふれ出る。
「‥玲音っ!!!!!!!!!」
あたしは玲音のもとに
駆け寄った。
玲音は黙っていた。
灰斗は逃げ出した。
あたしは完全にパニック。
_
:09/03/25 21:42
:D905i
:tpGNOAW6
#90 [☆]
'
あたしは玲音にしがみついた。
玲音は片手であたしを
押さえつけた。
「‥俺は、女一人も守れないのか。」
血をみながら玲音が言う。
「‥ごめん‥ごめんね…」
「あたし‥いない方がいい?
別れた方がいい‥?」
涙を流しながら
ぐしゃぐしゃの顔で話す。
:09/03/25 21:47
:D905i
:tpGNOAW6
#91 [☆]
'
「それでも‥
いないと俺はダメなんだ。」
玲音の目から
一筋の涙がこぼれた。
あたしは一生
この涙を忘れることはできないだろう。
このあと結局、先生達がきた。
玲音は出血がひどすぎて
救急車で運ばれた。
:09/03/25 21:52
:D905i
:tpGNOAW6
#92 [☆]
'
今玲音は手術で細かいガラスを
とってもらっている。
あたしは待合室で
待っていた。
一時間ほどたつと手術は
終わり、玲音がでてきた。
腕は吊られていた。
玲音は黙ってあたしの横に
腰をおろした。
_
:09/03/25 21:57
:D905i
:tpGNOAW6
#93 [☆]
'
「‥痛かったよ。」
玲音は苦笑いした。
「‥うん。」
あたしは震える声で答えた。
今にも泣きそう。
「‥沙菜。
何された?」
「‥うん。
キスされてっ‥‥
胸とか‥指入れられて‥
それだけっ‥。」
_
:09/03/25 22:01
:D905i
:tpGNOAW6
#94 [☆]
'
「‥つらかったな。」
無傷の右手であたしを撫でる。
あたしは辛すぎて
玲音に顔向けできない。
「辛いのは‥あたしだけじゃないよっ‥。」
「‥」
答えは返ってこない。
_
:09/03/25 22:07
:D905i
:tpGNOAW6
#95 [☆]
'
「水神さん。
しばらく入院ですね。
かなり深く切られてます。」
看護婦から告げられて
部屋を案内された。
「入院か。
だるいな。」
笑いながら答えた。
「あたしも入院したいな。」
「なーに言ってんだ。」
_
:09/03/25 22:11
:D905i
:tpGNOAW6
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194