黒猫の棲むところ
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#118 [イリア]
七「もう、怪我はいいんですか?」
猫「…あんたのお陰で、何とか。
もともと血は止まってたしな」
良かった…口には出さなかったが、
代わりに私は口元を緩めた。
:09/03/22 19:48 :W61P :☆☆☆
#119 [イリア]
狐「ちょっと、僕を置いて
ラブラブしないでくれる?」
猫「いつラブラブしたよ、あ?」
狐「またそんな
えげつない声出すぅー
もぉーネコくんったら
顔と声と性格が合ってないぃー
僕の劇団の花形俳優ってとこ、
もう少し自覚して
欲しいとこだよね、まったく」
:09/03/22 19:50 :W61P :☆☆☆
#120 [イリア]
>>115続きになってしまった(゚д゚)
読んで下さってる方
もしいましたら
感想・アドバイスなど
頂けると嬉しいです(;_;)
:09/03/22 19:52 :W61P :☆☆☆
#121 [イリア]
猫「…狐…」
狐「コホン!
えー話が大分ズレましたが!
僕らアスタリスク劇団の主な仕事は
昼間は人間、たまに妖の
心のオアシスともなりえる
大人気!移動劇団!!」
:09/03/22 19:59 :W61P :☆☆☆
#122 [イリア]
七「…はぁ」
狐「しかし!もう一つの姿は
最近、罪なき人間を
襲うようになった
怖ぁ〜い妖を退治する
ハンター集団!
…さっきの、
ネコくんみたいにね♪」
:09/03/22 19:59 :W61P :☆☆☆
#123 [イリア]
七「…ハンター…」
狐「そう♪かっこいいでしょ★
って言っても、
悪い妖ばっかじゃないんだよ?
ちゃんと人間と共存しようと
努力してる妖もいる。」
:09/03/23 13:51 :W61P :☆☆☆
#124 [イリア]
七「…あの…それで…
さっきの鬼が言ってた、
アマハラ…?って、
何のことですか…?」
ピクッ
空気が変わる
狐さんからは
おちゃらけた笑みが消え、
黒猫さんは私から目をそらす。
:09/03/23 13:52 :W61P :☆☆☆
#125 [イリア]
七「…あの…?汗」
何か…聞いちゃいけない
ことだったかな?
でもでもでも!
鬼は間違いなく
私のことアマハラ一族だって…
:09/03/23 13:52 :W61P :☆☆☆
#126 [イリア]
七「あ、あの!
言いづらいことだったら
ごめんなさい!
でも私…さっきも言ったけど
自分のこと…何も覚えてなくて…」
猫「―……何も…?」
どもりながらも必死に言うと、
黒猫さんが、私に話しかけてきた。
:09/03/23 13:52 :W61P :☆☆☆
#127 [イリア]
七「何も!本当に何も!!
あ、名前と…あと、
日本語は一応喋れますけど!
なんていうか…どこに」
:09/03/23 13:53 :W61P :☆☆☆
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