元カレ、元カノ。
最新 最初 🆕
#101 [*U]
 
「昨日寝ちゃって
 ごめんね?」

そう言うと、

「あゆの寝顔
 可愛いかったよ♪」

って笑う千秋。

胸がキュンってした。

_

⏰:09/04/11 14:14 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#102 [*U]
 
千秋と別れてから
いろんな千秋を知った。

千秋と一緒に
住むようになってから
いろんな千秋を知った。


誰かに依存するのも
されるのも
あたし嫌だった。


なのに‥
あたし今、依存してる?

_

⏰:09/04/11 14:17 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#103 [*U]
 


依存するのもされるのも
嫌で別れた元カレに


千秋に


依存してしまった。



_

⏰:09/04/11 14:22 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#104 [*U]
 
でも今さら

付き合ってください

なんて言えないし。



っていうか、
あたしたち家族だし。

_

⏰:09/04/11 14:23 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#105 [*U]
 
千秋が好きだって
気付いてから
あたしはものすごい
千秋に甘えた。


千秋もそんなあたしを
いつも笑って
抱きしめてくれる。

_

⏰:09/04/11 14:27 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#106 [*U]
 
千秋にどっぷり
はまったあたしは
友の存在を忘れてた。

そんな時、
千秋は友と同じバイト先で働くことになった。


友はもともと
学校でいつも目立つ
グループにいて
カッコイイ。

_

⏰:09/04/11 14:30 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#107 [*U]
 
それなのに
えらそうにしないとこが
またモテるみたい。

あたしは興味なかったから知らなかったけど。



すっかり友を
気に入った千秋情報。

_

⏰:09/04/11 14:31 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#108 [*U]
 
友さん、友さんって
千秋は毎日うるさかった。

友にヤキモチを妬く。


ねぇ、千秋。
友ばっかじゃなくて
あたしを見て。

_

⏰:09/04/11 14:34 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#109 [*U]
 
千秋とは毎日のように
Hしてる。

でもあたし欲張りだから
それだけじゃ足りない。



千秋に好きって
言ってほしい。

_

⏰:09/04/11 14:38 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#110 [*U]
 
そんなある日。

千秋は友を家に
連れてきた。

あたしがいることを
忘れてたみたい。

ちょうど出掛けようとしていたあたしは
玄関で2人とバッタリ
会ってしまった。

_

⏰:09/04/11 14:40 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#111 [*U]
 
「やっぱり
 歩里の家だよな?」

友は何度か
あたしを送ってくれたり
したから不思議に思うのも当然だった。

千秋もしまった!って
顔をしてる。

あたしはとりあえず
ざっと事情を話した。

_

⏰:09/04/11 14:44 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#112 [*U]
 
「‥ってわけだから
 内緒にしてくれる?」

友にお願いすると

「そうだったんだ〜。
 じゃあさ‥
 俺と付き合って」




‥はい?

_

⏰:09/04/11 14:50 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#113 [*U]
 
今、友に告られた?

千秋いるのに‥。

いつもあたしばっかり
ヤキモチ妬いてる。

千秋も妬いてくれるかな?


そんな気持ちで
「お願いします」
って言った。

_

⏰:09/04/11 14:53 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#114 [*U]
 
友はすごく喜んでて
千秋も笑ってた。

「おめでとう」

って千秋は言ったの。



あたしのあの一言で
友も千秋も不幸にした。

_

⏰:09/04/11 14:58 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#115 [*U]
 




そしてあたし自身も。




_

⏰:09/04/11 14:58 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#116 [*U]
 
それから千秋は
あまり家に帰ってこなくなった。

学校でもずっと
寝ているから
全然話しかけられない。


友は休み時間の度に
あたしに会いにくる。

_

⏰:09/04/11 17:41 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#117 [*U]
 
やっぱり
依存されるのは嫌い。


っていうか
千秋じゃないから。


友になかったことに
してもらおう。


_

⏰:09/04/11 17:43 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#118 [*U]
 
「歩里♪帰ろう♪」

放課後になると
すぐ友が迎えに来た。

「千秋も一緒に帰る?」

友が千秋に言ったけど

「幸せな2人の邪魔は
 できませ〜ん」

って笑って帰って行った。

_

⏰:09/04/11 17:45 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#119 [*U]
 
玄関に行くと
千秋と結衣が仲良く
腕を組んでるのが見えた。


‥付き合ってるの?



苦しいよ‥。

_

⏰:09/04/11 17:47 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#120 [*U]
 
「ねぇ友。
 なんであの時
 告ったの?」

あたしはとりあえず
切り出すきっかけが
欲しくて聞いた。


「だって千秋は
 元カレじゃん!
 一緒に住んでたら
 何かあるかもって
 思ったら嫌だった!」

_

⏰:09/04/11 17:50 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#121 [*U]
 
「念のため、
 千秋に聞いたら
 ただの元カノって
 言うからさ。」


《ただの元カノ》


結局はそうなるんだ。

千秋にとってあたしは
ただの元カノ。

ヤリたいときにヤレる
都合のいい女。

_

⏰:09/04/11 18:09 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#122 [*U]
 
「俺、歩里に1年も
 片思いしてたんだよ!
 知らなかったでしょ!」

「えっ?1年も!?」

さすがに驚いた。

「何気に歩里の元カレ
 調べたりしたことも
 ある。」

友は苦笑いした。

_

⏰:09/04/11 18:12 📱:SH903i 🆔:dhcxRQJg


#123 [かえで]
がんばれッ(☆^ω^)

覚えてくれてて
ありがとぉ (笑)

⏰:09/04/12 23:25 📱:re 🆔:☆☆☆


#124 [*U]
 
友は素直すぎるくらい
素直でストレート。



あたしは結局
この日友に言うことが
出来なかった。

_

⏰:09/04/12 23:26 📱:SH903i 🆔:/2aNrns.


#125 [*U]
 
**********************

かえでちゃん★
ありがとうねっ(^^)

***********************

⏰:09/04/12 23:30 📱:SH903i 🆔:/2aNrns.


#126 [*U]
 
友と付き合って
1ヶ月。

なんとなく毎日が過ぎる。


不思議と友のこと
他の人たちみたいに
嫌だと思わない。

_

⏰:09/04/12 23:33 📱:SH903i 🆔:/2aNrns.


#127 [*U]
 
でもやっぱり
あたしは千秋が気になる。


一緒に住んでるのに
隣の席なのに
今千秋はすごく
遠い人みたいだよ。

_

⏰:09/04/12 23:34 📱:SH903i 🆔:/2aNrns.


#128 [*U]
 
千秋は明らかに
あたしを避けてる。


だったら、こっちから
行くしかない。


久しぶりに早く
帰ってきた千秋。

部屋に行く。

_

⏰:09/04/12 23:36 📱:SH903i 🆔:/2aNrns.


#129 [*U]
 
「千秋〜?
 入るよ〜?」

って言いながら
もう入ってるあたし。

「なに?」

久しぶりに2人で
話すかも。

「久しぶりだなって
 思ってさ♪」

あたしは千秋が
寝転んでるベットに座る。

_

⏰:09/04/12 23:40 📱:SH903i 🆔:/2aNrns.


#130 [*U]
 
「授業中も
 寝てばっかじゃん!」

「あゆもね♪」

「あたし寝てないし!」

「嘘つけ〜!
 この前なんて
 白目で寝てたから!」

「うそっ!?」

「すっげー顔だった」

_

⏰:09/04/12 23:42 📱:SH903i 🆔:/2aNrns.


#131 [*U]
 
千秋にそんな顔
見られたなんて最悪‥。

しょんぼりしてると

「うっそー!」

って千秋が舌を出してる。

「あ〜!!ひどいっ!!」

千秋を叩く。

_

⏰:09/04/12 23:44 📱:SH903i 🆔:/2aNrns.


#132 [*U]
 
気付くとすぐ近くに
千秋の顔。

ドキドキ‥

顔が近づく。


自然に目を閉じる。

_

⏰:09/04/12 23:46 📱:SH903i 🆔:/2aNrns.


#133 [*U]
 




「出てけ。」



_

⏰:09/04/12 23:46 📱:SH903i 🆔:/2aNrns.


#134 [*U]
 
千秋の言葉に
あたしは固まった。

「出てけって。」

千秋はもう一度言った。

「‥いいじゃん!
 久しぶりにしよ?」

あたしは笑いながら
言った。

_

⏰:09/04/13 00:01 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#135 [*U]
 
「友さんに怒られるぞ?
 ほらっ出てけって。」

千秋はあたしを
無理矢理追い出した。

「ちょっと千秋‥」

悲しそうな顔をしてる
あたしに

「言ったろ?
 相手ができたら
 終わりだって。」

ってもっと悲しい顔した
千秋が言った。

_

⏰:09/04/13 00:03 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#136 [*U]
 
バタン―。

ドアが閉められた。



なんだろう。
この気持ち。

心に穴があいたみたい。

_

⏰:09/04/13 00:05 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#137 [*U]
 
次の日。

今日も友が迎えに来た。

「歩里?
 なんかあった?」

友、優しいね。

「お腹空いちゃって。」

あたしは笑って言う。

友に気付かれちゃ
いけない。

_

⏰:09/04/13 00:08 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#138 [*U]
 
「あははっ♪
 歩里らしいわ♪
 よしっ!
 おごってやるよ!」

あたしたちは
街で遊んでから
友の家に行った。

何回も来たことある。

_

⏰:09/04/13 00:11 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#139 [*U]
 
でもあたしたち
まだヤッてないんだよ。

Hどころか
実はちゅーもまだ。

手もつながない。


友は何考えてるか
分からない。

_

⏰:09/04/13 00:12 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#140 [*U]
 
そんなこと考えてたら

「歩里?」

って呼ばれた。

振り向くと友。

しばらく見つめ合う。


―チュッ―

_

⏰:09/04/13 00:14 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#141 [*U]
 
友と初めてのキス。

次第にキスは深くなる。

「っ‥はぁっ‥んっ」

声が漏れる。



「だめだっ!」

いきなり友が立ち上がった。

_

⏰:09/04/13 00:16 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#142 [*U]
 
「歩里が好きすぎて
 やばい。
 止まらなくなるから
 今日はやめとく。」

って真剣な顔の友に
思わず笑っちゃった。


あぁ、そっか。

友はあたしを
こんなに大事に
思ってるから
何もしてこなかったんだ。

_

⏰:09/04/13 00:18 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#143 [*U]
 
心にあいた穴が
少し埋まった気がした。




ある日
学校の選択授業で
結衣と同じ授業になった。

_

⏰:09/04/13 00:20 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#144 [*U]
 
あたしは未波と
くだらない会話をしてた。


「えーっ!まぢで!」

いきなり大きい声がした。
結衣のグループ。

みんなが何何って
聞く。

_

⏰:09/04/13 00:22 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#145 [*U]
 
「結衣が千秋くんと
 Hしたんだって〜!」

結衣の友達が言った。

結衣は顔を赤くしながら
すごく嬉しそう。



千秋‥結衣としたんだ‥。

_

⏰:09/04/13 00:23 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#146 [*U]
 
やっぱり2人は
付き合ってるんだ‥。




「歩里?どうしたの?」

未波が声をかける。


あたし泣いてた。

_

⏰:09/04/13 00:25 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#147 [*U]
 
あたしは未波に
全てを話した。

すごい驚いてたけど
未波は言った。

「ゆっくりで
 いいじゃん?
 千秋くんのことも、
 友先輩のことも。」


たったこの一言で
あたしは楽になった。

_

⏰:09/04/13 00:27 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#148 [*U]
 
今日は学校が休み。

あいにくの雨。
嫌だなぁ〜‥。


って思ってたら
千秋がリビングに来て

「出掛けてくる。」

って言って
家を出て行った。

_

⏰:09/04/13 00:29 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#149 [*U]
 
結衣と会うのかな?



ゴロゴロゴロ‥

雷が鳴りそう。

あたし雷大嫌い。

やだ‥怖い。

_

⏰:09/04/13 00:30 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#150 [*U]
 
ピカッ
ゴロゴロゴロドーンッ!


すごい音を立てて
雷が落ちた。

あたしは耳を塞いで
ただ泣くしかなかった。

早く‥終わって‥。

_

⏰:09/04/13 00:31 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#151 [*U]
 
「あゆっ大丈夫か!?」

千秋が息を切らして
立っていた。

「なんで‥」

そんなあたしを
抱きしめて

「あゆ、雷嫌いだから」

って言ったの。

_

⏰:09/04/13 00:33 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#152 [*U]
 
期待させないでよ‥。

あたしは千秋に
抱き着いた。

「俺がいるから」

そう言って
頭を撫でてくれてた。

いつの間にか
雷は止んでいた。

_

⏰:09/04/13 00:35 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#153 [*U]
 
あたしは今さら
恥ずかしくなって

「ごめんっ」

って千秋から
離れようとした瞬間―

「んっ‥っ‥やっ‥」

千秋が強引に
キスをしてきた。

_

⏰:09/04/13 00:36 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#154 [*U]
 
「千秋っ‥んっ‥」

夢でも見てるのかな?

あたしは千秋の首に
腕を回す。




「‥悪い。」

いきなり千秋が離れた。

_

⏰:09/04/13 00:38 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#155 [*U]
 


「俺は‥
 友さんを裏切れない」


_

⏰:09/04/13 00:39 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#156 [*U]
 
―パチンっ


千秋の頬を叩いた。


「だったら始めから
 期待させるようなこと
 しないでよ!!」


あたしは雨の中
傘もささずに飛び出した。

_

⏰:09/04/13 00:41 📱:SH903i 🆔:GTxBNoRA


#157 [かえで]
面白い(´ω`x)

がんばってね☆

⏰:09/04/13 07:53 📱:re 🆔:☆☆☆


#158 [かな]
更新がんばって下さい!!

⏰:09/04/13 22:31 📱:D903i 🆔:XFRu/pwk


#159 [m]
がんばッン★

⏰:09/04/14 17:35 📱:W54SA 🆔:3Igvaucc


#160 [ヒロりん]
更新ふぁいと

⏰:09/04/14 20:56 📱:SO903i 🆔:Rwsjlkxw


#161 [*U]
 
みなさん
感想ありがとです!!

最近わなかなか
忙しくて‥(´Д`)

長い目で見てもらえると
嬉しいです(つω`)

_

⏰:09/04/15 23:28 📱:SH903i 🆔:6OTyReDE


#162 [*U]
 
***********************

雨、冷たいな。


でも目から零れる
たくさんの涙を
隠してくれる。



千秋の温もりを
消してくれる。

_

⏰:09/04/15 23:30 📱:SH903i 🆔:6OTyReDE


#163 [*U]
 
あたし、いつから
千秋をこんなに
好きになってたの?


“友さんを裏切れない”



千秋の言葉が
頭の中をグルグル
回ってた。

_

⏰:09/04/15 23:33 📱:SH903i 🆔:6OTyReDE


#164 [*U]
 
あたしはボーっと
歩きながら
いつの間にか
友の家の前にいた。

どうしよう‥。

明らかに何かあったって
バレちゃうよね?

_

⏰:09/04/16 22:14 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#165 [*U]
 
帰ろう。




どこに?



あっ、未波んち
行こうかな。

あたしは歩き出した。

_

⏰:09/04/16 22:16 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#166 [*U]
 
「歩里!!」

傘を持った友が
追い掛けてきた。

「傘もささないで
 何してんだよ!
 早くうち行こう。」

友に腕を引かれて
家に入った。

_

⏰:09/04/16 22:20 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#167 [*U]
 
「そんな格好じゃ
 風邪引く。
 とりあえず
 風呂行ってこい。」

友はお風呂場に
連れてってくれた。

あたしはお風呂に入って
友が待つ部屋に行った。

_

⏰:09/04/16 22:45 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#168 [*U]
 
「おっ出たか♪」

友は笑って
迎えてくれた。

「‥友、ありがと。」

あたしが言うと

「気にすんなよ。
 歩里おいで」

友が手を広げてる。

_

⏰:09/04/16 23:10 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#169 [*U]
 
あたしはゆっくり
近づいていく。

友はあたしを抱きしめて
ずっと優しく
頭を撫でてくれてた。


それから学校の話とか
テレビの話をして
笑わせてくれたの。

_

⏰:09/04/16 23:12 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#170 [*U]
 
「ねぇ友。
 何も聞かないの?」

あたしはいきなり
友に尋ねた。

「ん〜‥
 無理に聞かない。
 ただ、誰よりも
 心配してるからな?
 俺の大事な彼女
 なんだから。」

友は真っ直ぐな人。

_

⏰:09/04/16 23:14 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#171 [*U]
 
あたしは初めて
自分から友に
キスをした。

友は驚きすぎて
声が出ない。

「友でいっぱいに
 なりたい」

あたしは言った。

_

⏰:09/04/16 23:16 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#172 [*U]
 
自分でもびっくりしてる。


あたしは千秋が好き。



でも‥友も大事。



_

⏰:09/04/16 23:18 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#173 [*U]
 
「止まらなくなるよ?」

友は少し震えてる。

「うん。
 友ならいい。」

あたしはまた
友にキスをした。


友も今度は
キスに答えてくれる。

_

⏰:09/04/16 23:19 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#174 [*U]
 
それから友は
優しくあたしを抱いた。


付き合って
もうすぐ3ヶ月。

やっと友と
1つになった。


後悔なんかしない。

_

⏰:09/04/16 23:21 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#175 [*U]
 
友の家でご飯を
ご馳走になってから
家に帰った。


友は送ってくれた。

「歩里!
 俺がずーっと
 そばにいるからな!」

そう言って
帰って行った。

_

⏰:09/04/16 23:23 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#176 [*U]
 
あれから2週間。

いつもと変わらず
友は優しい。



変わったのは
あたしの気持ち。

_

⏰:09/04/16 23:25 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#177 [*U]
 
依存するのもされるのも
大嫌いだったあたしが
嘘みたい。

友に尽くされるのが
嬉しい。


少しずつだけど
友を好きになってる。

_

⏰:09/04/16 23:27 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#178 [*U]
 
千秋とは
相変わらずすれ違い。

でも学校で
話すようになった。


「元カレ、元カノ」
「家族」

微妙な関係のあたしたち。

_

⏰:09/04/16 23:31 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#179 [*U]
 
でもあたしは決めた。





千秋は大事な“家族”



_

⏰:09/04/16 23:33 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#180 [*U]
 



そう思えてきた
時だった。



_

⏰:09/04/16 23:35 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#181 [*U]
 
ある日
学校が終わって
家に帰ると
珍しく千秋がいた。

しかも荷物を
まとめてる。


「千秋、何してんの?」

あたしは話しかけた。

_

⏰:09/04/16 23:37 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#182 [*U]
 
少し千秋は黙った。


そして

「ここを出て行く」

って言った。


_

⏰:09/04/16 23:38 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#183 [*U]
 
「なんでっ!?」

一気に涙が溢れ出す。


千秋がゆっくり
話し始めた。

_

⏰:09/04/16 23:39 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#184 [*U]
 
3週間くらい前
うちに千秋のお母さんが
来たらしい。

達也さんに千秋を
返してほしいって
言ったけど
達也さんは断った。

でも千秋が出した答えは
お母さんと一緒に行く。

1人ぼっちで
暮らしているお母さんが
かわいそうだって。

_

⏰:09/04/16 23:42 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#185 [*U]
 
達也さんも
千秋が決めたなら
そうしなさいって
認めてくれたんだって。


お母さんは遠い所に
住んでいる。


だから千秋は
転校するんだって。

_

⏰:09/04/16 23:43 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#186 [*U]
 
「やだよっ‥
 千秋‥やだぁ‥」

あたしは涙が止まらない。

「なんで
 言ってくれなかったの? ねぇ‥」

千秋の胸に縋り付く。

_

⏰:09/04/16 23:45 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#187 [*U]
 
「ごめん‥あゆ‥」

たった一言
千秋は言った。


困らせちゃいけない。


笑って送り出さなきゃ。


あたしは千秋から
離れる。

_

⏰:09/04/16 23:47 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#188 [*U]
 
でも腕を引っ張られて
千秋にきつく
抱きしめられた。


「‥あゆ‥
 最後に1回だけ
 抱かせて」


あたしは頷いた。

_

⏰:09/04/16 23:49 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#189 [*U]
 
チュッ‥チュッ‥

最初から激しかった。

「あゆ」

千秋は何度も
あたしを呼んだ。

「あっ‥ンンッ‥千秋‥」

あたしも何度も
千秋を呼んだ。

_

⏰:09/04/16 23:51 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#190 [*U]
 
Hが終わると
千秋はすぐ服を着た。


「千秋‥」

部屋を出て行こうとする
千秋を呼んだ。


「そんな顔すんなよ‥
 離れたくなくなる‥」

_

⏰:09/04/16 23:53 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#191 [*U]
 
そう言って
千秋は部屋を出て行った。


千秋‥千秋‥千秋‥




こんなにも好きなのに。

_

⏰:09/04/16 23:55 📱:SH903i 🆔:R/x0Wt5E


#192 [*U]
 
初めから
千秋と付き合わなきゃ
よかった。


あの時、
千秋に告られたとき
OKしなきゃよかった。



あたしはふと
千秋と出会った頃を
思い出した。

_

⏰:09/04/17 19:42 📱:SH903i 🆔:PHbM15Xc


#193 [*U]
 
―高校1年の春―

今日から憧れの高校生!!

あたしは期待で
胸がいっぱいだった。

周りの子は
みんな可愛くて
大人っぽい。

あたしの目標は
大好きな彼氏を
見つけること。

_

⏰:09/04/17 19:45 📱:SH903i 🆔:PHbM15Xc


#194 [*U]
 
別にかっこよくなくていい。

優しくなくていい。



ただ、本気で恋したい。

_

⏰:09/04/17 19:46 📱:SH903i 🆔:PHbM15Xc


#195 [*U]
 
昔から恋愛は続かない。


「依存」

この2文字が
あたしの課題。

あたしが好きになると
相手は離れてく。

相手が好きになると
あたしは離れてく。

_

⏰:09/04/17 19:51 📱:SH903i 🆔:PHbM15Xc


#196 [*U]
 
だから高校では
世界一の恋愛をしたい!





「アド教えて〜♪」

高校に入学して1ヶ月。

こう言われたのは
この人で何人目だろう。

_

⏰:09/04/17 19:53 📱:SH903i 🆔:PHbM15Xc


#197 [*U]
 
「ごめんなさい!」

適当に返事をして
逃げる。


う〜ん。
誰に対しても
ピンとこない。

_

⏰:09/04/17 19:55 📱:SH903i 🆔:PHbM15Xc


#198 [*U]
 
ドンっ!

廊下で女の子に
ぶつかった。

「あっごめんなさい」

謝るとその人は
何も言わずに走って行った。


泣いてたけど
何かあったのかな?

_

⏰:09/04/17 19:59 📱:SH903i 🆔:PHbM15Xc


#199 [*U]
 
女の子が走ってきた方から次は男の人が出てきた。

「見られちゃった?」

男は苦笑い。

「知らない子に
 告白されてもな〜」

って頭をかきながら
去って行った。

_

⏰:09/04/17 20:01 📱:SH903i 🆔:PHbM15Xc


#200 [*U]
 
ふ〜ん。

かわいかったのに
フッちゃったんだ。


見た目はかっこよくて
チャラそうなのに。

意外にちゃんとしてるんだなぁ。

_

⏰:09/04/17 20:04 📱:SH903i 🆔:PHbM15Xc


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194