漆黒の夜に君と。U[BL]
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#511 [ちか]
そんな俺に大した反応を見せることなく、凌さんは


「ふーん。
まぁ、お茶入れてくる。
ミルクでいい?」


それだけ聞いて、俺が頷くと部屋を出ていった。


今は深入りされるより、それくらいが心地よかった。

⏰:10/03/04 13:16 📱:P906i 🆔:KHidM2Gc


#512 [ちか]
「お待たせ。」


暫くしてマグカップを2つ持った凌が現れた。

「はい。」

そう言って出されたマグカップを受け取り、一口啜る


「美味しい…」

そう言いながら俺は数回に分けてソレを飲み干した。

その中に何が入っていたのかも知らずに。

⏰:10/03/04 15:38 📱:P906i 🆔:KHidM2Gc


#513 []ゅか]]
うあ〜!
気になりますねy

⏰:10/03/04 21:56 📱:W62SH 🆔:Zp9vuvwE


#514 [ちか]
>>513
→ゅかさま!

ありがとうございます^^*
今からまた更新しますっ

⏰:10/03/04 22:06 📱:P906i 🆔:KHidM2Gc


#515 [ちか]
「この後どうするの?」

痛いところを突かれた。
この後どうするかが俺の今一番の悩みだ。

運良く凌さんに会えたから良かったけど、長居するわけにもいかない。

黙って眉間に皺を寄せていると、頭上で小さく笑う声がした。

「まぁ、居たいだけ居ればいいよ。俺もまだココに居るし。もう夜遅いし、今日は寝てけば。」

そう言ってまた凌さんは出ていってしまった。

⏰:10/03/04 22:15 📱:P906i 🆔:KHidM2Gc


#516 [ちか]
いいのかな…


今日1日…
一晩だけ泊めてもらおう


今日だけ…


そう言い聞かせて
再びベッドに入った。

⏰:10/03/04 22:16 📱:P906i 🆔:KHidM2Gc


#517 [ちか]
―――――――――――
―――――――……



「あ、もしもし恭?
どうしたの、そんな息切らして。
…冥ちゃんなら家に居るよ。
うん、道でたまたま拾った。
クスッ…あのさ、
冥ちゃんに【面白いモノ】飲ませちゃった。じゃあね」


――――――――‥‥
――――――――――――

⏰:10/03/04 22:21 📱:P906i 🆔:KHidM2Gc


#518 [ちか]
―――――――――――
――――――‥‥


「ハァ…ハァ…ん///」


さっきからなんかおかしい

身体が熱くて

なんか物足りなくなってきて…

どうしちゃったんだ俺…

⏰:10/03/04 23:30 📱:P906i 🆔:KHidM2Gc


#519 [ちか]
「そろそろ効いてきたみたいだね。」


頭上から凌さんの声がする
いつの間に?

「え‥‥‥?いつから居…、んッ//」


ふいに、服の上から胸の飾りに触れられて情けない声をあげた。
なんで、これくらいでこんな…
俺どうかしてる…っ

「ちょ、凌さん俺‥‥「何も言わなくて良いから。
黙ってて。」

碧眼が俺を縛ったみたいだった。

⏰:10/03/05 23:18 📱:P906i 🆔:SOrelNeA


#520 [ちか]
「もう恭なんかやめとけば。俺が全部忘れさせてあげる。」


身体が熱くて頭が上手く回らない。
なに、どう言うこと…?


何も抵抗も出来ない俺を凌さんは軽く押さえながら耳元で囁いた。


「大丈夫。全部忘れさせてあげるから。」

⏰:10/03/05 23:25 📱:P906i 🆔:SOrelNeA


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