漆黒の夜に君と。U[BL]
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#515 [ちか]
「この後どうするの?」
痛いところを突かれた。
この後どうするかが俺の今一番の悩みだ。
運良く凌さんに会えたから良かったけど、長居するわけにもいかない。
黙って眉間に皺を寄せていると、頭上で小さく笑う声がした。
「まぁ、居たいだけ居ればいいよ。俺もまだココに居るし。もう夜遅いし、今日は寝てけば。」
そう言ってまた凌さんは出ていってしまった。
:10/03/04 22:15 :P906i :KHidM2Gc
#516 [ちか]
いいのかな…
今日1日…
一晩だけ泊めてもらおう
今日だけ…
そう言い聞かせて
再びベッドに入った。
:10/03/04 22:16 :P906i :KHidM2Gc
#517 [ちか]
―――――――――――
―――――――……
「あ、もしもし恭?
どうしたの、そんな息切らして。
…冥ちゃんなら家に居るよ。
うん、道でたまたま拾った。
クスッ…あのさ、
冥ちゃんに【面白いモノ】飲ませちゃった。じゃあね」
――――――――‥‥
――――――――――――
:10/03/04 22:21 :P906i :KHidM2Gc
#518 [ちか]
―――――――――――
――――――‥‥
「ハァ…ハァ…ん///」
さっきからなんかおかしい
身体が熱くて
なんか物足りなくなってきて…
どうしちゃったんだ俺…
:10/03/04 23:30 :P906i :KHidM2Gc
#519 [ちか]
「そろそろ効いてきたみたいだね。」
頭上から凌さんの声がする
いつの間に?
「え‥‥‥?いつから居…、んッ//」
ふいに、服の上から胸の飾りに触れられて情けない声をあげた。
なんで、これくらいでこんな…
俺どうかしてる…っ
「ちょ、凌さん俺‥‥「何も言わなくて良いから。
黙ってて。」
碧眼が俺を縛ったみたいだった。
:10/03/05 23:18 :P906i :SOrelNeA
#520 [ちか]
「もう恭なんかやめとけば。俺が全部忘れさせてあげる。」
身体が熱くて頭が上手く回らない。
なに、どう言うこと…?
何も抵抗も出来ない俺を凌さんは軽く押さえながら耳元で囁いた。
「大丈夫。全部忘れさせてあげるから。」
:10/03/05 23:25 :P906i :SOrelNeA
#521 [ちか]
:10/03/05 23:26 :P906i :SOrelNeA
#522 [ちか]
俺バカだ。
こんな時でもアイツのことなんか思って、
空耳まで聞こえちゃって…
「居るわけないのに…「誰が居ないの?」
:10/03/06 17:01 :P906i :8UtCtsLw
#523 [ちか]
「恭‥‥弥‥‥‥?」
目の前に居るのは
紛れもなく恭弥だった。
でもなんで‥‥
熱を帯びて荒い呼吸のせいでまともに話すことが出来ず、ただ俺はそれを見つめるしかなかった。
「凌、お前何したんだよ!!」
恭弥は今までに見たことないくらい取り乱し、怒っていた。
:10/03/06 17:09 :P906i :8UtCtsLw
#524 [ちか]
こんな恭弥見たことない。
恐怖感を感じずにはいられない。
「何ってちょっと薬飲ませただけ、「お前……!!!!」
恭弥の右手が勢いよく凌さんへ伸びる。
けど、寸前のところで凌さんはそれを受け止めた。
:10/03/06 17:14 :P906i :8UtCtsLw
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