漆黒の夜に君と。U[BL]
最新 最初 🆕
#518 [ちか]
―――――――――――
――――――‥‥


「ハァ…ハァ…ん///」


さっきからなんかおかしい

身体が熱くて

なんか物足りなくなってきて…

どうしちゃったんだ俺…

⏰:10/03/04 23:30 📱:P906i 🆔:KHidM2Gc


#519 [ちか]
「そろそろ効いてきたみたいだね。」


頭上から凌さんの声がする
いつの間に?

「え‥‥‥?いつから居…、んッ//」


ふいに、服の上から胸の飾りに触れられて情けない声をあげた。
なんで、これくらいでこんな…
俺どうかしてる…っ

「ちょ、凌さん俺‥‥「何も言わなくて良いから。
黙ってて。」

碧眼が俺を縛ったみたいだった。

⏰:10/03/05 23:18 📱:P906i 🆔:SOrelNeA


#520 [ちか]
「もう恭なんかやめとけば。俺が全部忘れさせてあげる。」


身体が熱くて頭が上手く回らない。
なに、どう言うこと…?


何も抵抗も出来ない俺を凌さんは軽く押さえながら耳元で囁いた。


「大丈夫。全部忘れさせてあげるから。」

⏰:10/03/05 23:25 📱:P906i 🆔:SOrelNeA


#521 [ちか]





「忘れられてたまるか。」




⏰:10/03/05 23:26 📱:P906i 🆔:SOrelNeA


#522 [ちか]
俺バカだ。


こんな時でもアイツのことなんか思って、
空耳まで聞こえちゃって…



「居るわけないのに…「誰が居ないの?」

⏰:10/03/06 17:01 📱:P906i 🆔:8UtCtsLw


#523 [ちか]
「恭‥‥弥‥‥‥?」


目の前に居るのは
紛れもなく恭弥だった。

でもなんで‥‥


熱を帯びて荒い呼吸のせいでまともに話すことが出来ず、ただ俺はそれを見つめるしかなかった。


「凌、お前何したんだよ!!」

恭弥は今までに見たことないくらい取り乱し、怒っていた。

⏰:10/03/06 17:09 📱:P906i 🆔:8UtCtsLw


#524 [ちか]
こんな恭弥見たことない。
恐怖感を感じずにはいられない。


「何ってちょっと薬飲ませただけ、「お前……!!!!」


恭弥の右手が勢いよく凌さんへ伸びる。

けど、寸前のところで凌さんはそれを受け止めた。

⏰:10/03/06 17:14 📱:P906i 🆔:8UtCtsLw


#525 [ちか]
「お前、自分がした事、分かってるのか??!!」

我を忘れたように怒声をあげる恭弥。

「それはこっちのセリフだよ!!!!」


冷静だったはずの凌さんが突然大声をあげた。
思わず恭弥もその場で怯む

凌さんは深くため息をついて再び口を開いた。

⏰:10/03/06 17:22 📱:P906i 🆔:8UtCtsLw


#526 [ちか]
「離さなかったり、突き放したり‥‥。
ちょっとは冥ちゃんの気持ちも考えれば?
中途半端に繋ぎ止めるのが一番最低だと思うんだけど。
アイツの時と同じような思いさせるつもりなら、構わない方が良い。」


凌さんの口調はとても鋭くて刺々しかった。

最後の決断を今ここで、と言わんばかりの圧があった

しかし、恭弥は凌さんをしっかりと見据えて言い放った。

⏰:10/03/06 19:09 📱:P906i 🆔:8UtCtsLw


#527 [ちか]
「冥は僕のモノだから。
誰にも渡すつもりはない。」


それだけ言い放って、
恭弥は俺を抱き上げた。


「ほぅわ…っ!?!!///」


「じゃ、それだけ。」


そのまま俺は恭弥に抱き抱えられて、凌さんのマンションをあとにした。

⏰:10/03/06 19:15 📱:P906i 🆔:8UtCtsLw


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194