漆黒の夜に君と。U[BL]
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#58 [ちか]
「‥は、はいっ」
と、返事をするとめぐさんはふんわりと笑った。
優しい笑顔に、俺まで笑顔になった。
「ところで、冥ちゃん。」
「ハイ?」
めぐさんの表情が急にガラリと変わった。
なにか企んでいるような‥
「ええモン見せたるわ♪」
:09/04/20 08:26
:P906i
:DHUcas..
#59 [ちか]
めぐさんはそう言ってポケットからスルリと一枚の写真を取り出した。
「え‥‥これって…っ」
「せやで〜♪どうや?『ええモン』やろ??」
口角をあげてニヤつくめぐさん。
俺が見せられたモノ。
それは‥‥――――
:09/04/20 19:33
:P906i
:DHUcas..
#60 [ちか]
「恭がまだ初等部に上がる前のやから、4、5歳のんやったかなぁ?」
そう。
子供版恭弥の写真!!
「か、可愛い…っ///」
クリクリとした大きな瞳に真っ赤な唇。
そして透き通るような白い肌の、幼さの残る恭弥の顔はそれはもう…可愛いかった‥///
俺はめぐさんから写真を受けとると、ソレに釘付けになった。
:09/04/20 19:40
:P906i
:DHUcas..
#61 [ちか]
写真に見とれる俺に、めぐさんは耳元で囁いた。
「欲しいやろ??
特別に冥ちゃんには激安特価で‥‥「僕で悪どい商売するのやめてくれる?」
後ろで響く、怒りの混ざった低い声。
:09/04/20 19:47
:P906i
:DHUcas..
#62 [ちか]
めぐさんの肩がピクリと揺れて、まるで『マズい‥』とでも言いたげな表情(カオ)を作った。
黒いオーラのようなモノが俺達の背中を熱くする
「いっ、いややなぁ!!;
冗談やんかぁ、冗談っ♪
なっ?!冥ちゃん?!」
ぐるりと振り返り弁解するめぐさん。
‥‥‥目が必死だ。
「はッはい‥!!(?)」
俺がそう返事をすると、恭弥は大きくため息をついた。
:09/04/20 20:52
:P906i
:DHUcas..
#63 [ちか]
「でっ電話はもう終わったんか?!誰からやったん?!」
めぐさんは話題をそらす事に必死らしい。
恭弥もめぐさんの言葉に、今思い出したかのような声をあげた。
「あぁ、そのことなんだけど‥‥、」
その続きを言おうとした時、玄関からリビングに通じていたドアが目の前でゆっくりと開いた。
:09/04/20 21:08
:P906i
:DHUcas..
#64 [ちか]
「‥‥‥だ‥れ‥?」
一枚のドアが開くとそこに立っていたのは、
肩につくかつかないかぐらいのブロンドの髪に、
長い睫毛が伸びた碧眼(ヘキガン)を持った綺麗な女の人。
周りを見渡すと、大きな目をさらに大きく開き、口をポカンと開けて固まっていた。
それを見てニヤニヤと口元を緩める恭弥。
:09/04/20 21:31
:P906i
:DHUcas..
#65 [焔枉
この小説めちゃ好きです
応援してます
頑張ってください
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![](http://img.ryne.jp/emoji/63903.gif)
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:09/04/20 21:35
:SH706i
:HpkNfg2A
#66 [ちか]
>>65└→焔桙ウま*
そう言って頂けて、ほんまに嬉しいです(´;ω;`)
ありがとうございます!
これからも頑張るので、
続きも読んで頂けると嬉しいです♪
>>3に感想板があるので、よかったら遊びに来てくださいね∩^ω^∩★
:09/04/20 22:09
:P906i
:DHUcas..
#67 [ちか]
>>64「久しぶり。
凌、背伸びたんじゃない?」
呑気な口調で話す恭弥に、凌と呼ばれたその人は不満そうに口を開いた。
「でもまだ恭には勝ってない。」
そんな返事を聞いて、ふふっと恭弥は笑う。
めぐさんは相変わらず固まったまま。
が、暫くして震える人差し指をしっかりとその人に向けながら叫んだ。
「なっ…なんでお前がココに居んねん!!!!」
:09/04/20 22:17
:P906i
:DHUcas..
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