漆黒の夜に君と。U[BL]
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#71 [ちか]
「まぁまぁ。
2人とも落ち着きなよ。」

口ではそんな事言ってるけど、恭弥絶対2人の喧嘩見て楽しんでる…

俺は口元をニヤつかせる恭弥の脇で2人の喧嘩にビクビクしていた。


「俺は落ち着いてる。
落ち着いてないのはこの猿だけだろ。」

ん?

「誰が猿じゃボケェッ!!!」

「お前以外に誰か居る?」


今この女(ヒト)、“俺”って‥‥―――

⏰:09/04/20 22:49 📱:P906i 🆔:DHUcas..


#72 [我輩は匿名である]
頑 張 っ て ね

楽 し み イ

⏰:09/04/20 23:57 📱:W52S 🆔:PKV/1AmY


#73 [ちか]
>>72
└→我輩は匿名さま*

いつもいつも嬉しいコメントありがとうございます
今から更新しますねっ*

⏰:09/04/21 21:27 📱:P906i 🆔:vRwZN9EM


#74 [ちか]
>>71

「お前ほんっっっまにムカつく!!!!」

「その言葉、そっくりそのまま返してやるよ。」

そう言えば、なんか言葉使いも女の人にしては少し乱雑って言うか‥‥

俺は恐る恐る恭弥の服の裾を引っ張った。

それに反応して、俺に目をやる恭弥。

「あの‥‥この人って‥」

⏰:09/04/21 21:42 📱:P906i 🆔:vRwZN9EM


#75 [ちか]
俺の聞きたいことを悟った恭弥は2人の間に入り、自分の両側に居る2人を手のひらで差した。


「えっと、こっちは分かるよね。」

と言って、恭弥がめぐさんを横目で見たから俺はコクンと頷いた。
そして恭弥の視線は右から左へと移る。

「で、この外人顔の奴は櫻井凌(サクライ シノグ)。
神楽を入れた俺達4人は親繋がりの幼なじみ。」

⏰:09/04/22 19:04 📱:P906i 🆔:KZdQLZfE


#76 [ちか]
「神楽入れて3人でええわ!!こんな奴幼なじみやと思ったこと無いし!」

「ソレこっちのセリフ。」


2人は恭弥を挟んで睨み合う。
そんなことも気にせずに話を続ける恭弥。


「一応言っておくけど、凌は男だからね。」

⏰:09/04/23 00:07 📱:P906i 🆔:FPxhwjMk


#77 [ちか]
恭弥のその声に思わず凌さんの顔に目をやった。


確かに背も高いし、声も女にしては低い。


でも‥‥


俺はその容姿から凌さんが男だと言うことを信じれずにいた。

⏰:09/04/24 19:10 📱:P906i 🆔:g0nkni46


#78 [ちか]
すると恭弥は俺の思っていることが分かったのか、クスッと小さく笑うと凌さんの方にくるりと顔を向けた。


「凌、冥はお前のこと女だって思ってるみたいだよ?」

少し馬鹿にしたような、意地悪な笑みを浮かべながら恭弥がそう言うと、凌さんは少し嫌そうに「え‥。」と呟いた。

そして暫く考え込むような顔で俯いたあと、俺に目を向けた。

⏰:09/04/24 19:16 📱:P906i 🆔:g0nkni46


#79 [ちか]
「これで信じてくれるかな。」


凌さんな呟いた声は俺の耳には微かにしか届かなかった。


「え??‥‥‥ッッ!?!?//」


しかし次の瞬間俺の顔はタコのように真っ赤に染まった。


「分かった?」

顔色一つ変えず、無表情で凌さんはそうやって俺に問いかける。

⏰:09/04/24 19:26 📱:P906i 🆔:g0nkni46


#80 [ちか]
凌さんの後ろで恭弥は笑いを堪えるように口元を片手で隠し、めぐさんは呆れたようにため息をついていた。


俺の顔はみるみる内に耳まで赤くなった。


なんでかって?


だって……

この人、急にTシャツ脱ぎだして‥‥っ///
じょ、上半身が!!!///

⏰:09/04/25 18:57 📱:P906i 🆔:K6GokItw


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