漆黒の夜に君と。U[BL]
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#80 [ちか]
凌さんの後ろで恭弥は笑いを堪えるように口元を片手で隠し、めぐさんは呆れたようにため息をついていた。


俺の顔はみるみる内に耳まで赤くなった。


なんでかって?


だって……

この人、急にTシャツ脱ぎだして‥‥っ///
じょ、上半身が!!!///

⏰:09/04/25 18:57 📱:P906i 🆔:K6GokItw


#81 [ちか]
当の本人は俺がなんで真っ赤になってるのか全く気づいてない様子。

それどころか、

「まだ分かんないかな?
…じゃあこれでどう?」

そう呟いて不意に俺の手首を強く掴んだ。

突然手を引っ張られて俺は思考停止状態。


ペタ。


…手の行き先は、凌さんの胸。

⏰:09/04/25 19:07 📱:P906i 🆔:K6GokItw


#82 [我輩は匿名である]
わ く わ く

あ げ ま す ね

⏰:09/04/26 23:37 📱:W52S 🆔:KmF3cRkI


#83 [ちか]
>>82
└→我輩は匿名さま*

あげてくれてありがとうございます*´ω`
>>3の感想板にも良かったら遊びにきてくださいね♪

⏰:09/04/27 18:18 📱:P906i 🆔:BdDFPefA


#84 [ちか]
>>81

一気に心拍数が上がった。

意外と鍛えられていた胸がリアルな感覚を手に与える。

離したくても手首を強く握られて、そこから手を離すことが出来ない。

やがて凌さんはゆっくりと俺に問いかけた。

「胸ないだろ?
男って信じてくれた?」

表情は至って『無』。

俺が激しく首を縦に振ると、漸く凌さんは手を離してくれた。

⏰:09/04/27 21:00 📱:P906i 🆔:BdDFPefA


#85 [ちか]
触れていた手に熱が残る
尚も鼓動は早いまま。


突然だったことに俺が立ち尽くしている間、凌さんは脱ぎ捨てたTシャツを拾って被っていた。


やっぱり表情は無い。


そんな凌さんを見ながら俺は心の中で叫んだ。



この人絶対ズレてる!!

⏰:09/04/27 21:22 📱:P906i 🆔:BdDFPefA


#86 [さやか]
あげ(^O^)/

いつでもいいんで
書いて下さい

⏰:09/05/02 22:54 📱:F905i 🆔:017gNd7E


#87 [ちか]
>>86
└→さやかさま*

優しいお言葉ありがとう
ございます(´;ω;`)
更新不定期すぎて、本当にすいません‥
ですが絶対完結させますので、ゆっくり待っていただけたら嬉しいです

⏰:09/05/04 21:27 📱:P906i 🆔:/B51orBQ


#88 [ちか]
>>85

そんな俺を見てやっぱり恭弥はクスクスと笑っている。

…なんかすっごいムカつくんですけど‥。


睨み付けるように恭弥を見ると、恭弥は目を細めて微笑んだ。
やっぱりこんな時でも俺はこの笑顔に弱いんだよな。


そんなことをぼんやり思っていると、刺々しい口調で関西弁が響いた。

「んで、お前何しに来てん。」

⏰:09/05/04 21:38 📱:P906i 🆔:/B51orBQ


#89 [ちか]
その静かながら怒りの籠(コモ)った声に、チラリと凌さんは振り向いた。


「…たまたまこっちの知り合いに演奏頼まれて呼ばれたから。」


相変わらず険悪な雰囲気だ…。
疲れきった俺を察して恭弥は一度コホンと喉を鳴らすと口を開いた。

「じゃ、僕らは海でも行って来ようかな。」


その一言で俺のテンションは一気にぐんと上がった。

⏰:09/05/04 21:47 📱:P906i 🆔:/B51orBQ


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